老鼠和猫的愉快的日子

中国生まれの鼠(♂)と日本生まれの猫(♀)が出会って・・♪

硬臥

2007-12-08 21:05:16 | 結婚編
夜ハルピン駅から火車(汽車)に乗り込み、いざ双鴨山へ。
中国の火車には、硬座・軟座・硬臥(2等寝台)・軟臥(1等寝台)があります。最近では高包と言ってツインルームで、共用シャワーつきの特等車両もあるそうです。飛行機より高いかも?
猫は旅行中に軟座と軟臥(2段ベットの4人用個室)は利用したことがありましたが、硬臥は初めてでした。これは3段ベットで個室にはなっておらず、カーテンとかも付いてませんでした。猫は高いところが苦手なので、一番下にしてもらったのですが、やっぱり一番下が一番高いらしいです。騒がしいと寝れない人や、人の目が気になる人には向いていませんが、猫はそんなのへっちゃらなので、瓜子食べてお茶飲んでおしゃべりして、たまに通路の小さな椅子に腰掛けて外を眺めたり、他の中国人観察したり。時間に余裕があれば、飛行機なんかよりずっといいなと思いました。

老鼠一家は軟座や軟臥は利用したことがないでしょう。だから猫の夢の1つはいずれ中国に行ったときに、4人で軟臥で長距離旅行することです。車両も路線によって違うでしょうしから、北京~香港・上海~ウルムチなんていいですね。猫は軟臥のほうが快適だけど、硬臥のほうが楽しいと思います。若いうちは硬臥、年取ったら軟臥。

写真は猫達が乗った硬臥。老鼠初登場!ご自由に想像してください。出来れば男前にお願いします。

双鴨山へ

2007-12-08 19:19:59 | 結婚編
結婚登記も親老鼠とのご対面も無事終わったし、あとははじめてのハルピン観光ね、そうそう結婚写真を撮りたいなと、猫は考えていました。すると親老鼠がやって来て、満面の笑顔で言うのです
「せっかくだから、双鴨山で身内だけで結婚式をしよう」
えっ、老鼠、話が違うよ!結婚式はしないはずじゃあなかったの。猫は一瞬戸惑いましたが、「THE 中国」な結婚式をするわけじゃないし、老鼠を日本に呼ぶんだから、猫も老鼠の故郷に行っておくべきだと思いました。そして何より、老鼠一家を見ているとその希望を叶えてあげたくなったのです。そのくらいほのぼのとしていい感じで、3人に囲まれてると、猫は自分の実家にいるより楽しくて心地がよかったのです。これって嫁としてはかなり幸せなことよね。

双鴨山市はハルピンから火車で10時間かかります。おなじ省なのに10時間って、本当に中国は広い。早速寝台車の切符を買って、夜の出発までハルピン駅前の招待所に移動して休憩。この招待所(上の写真)は・・・日本人が利用することはないでしょう。でも猫にしてみれば、こういうところも体験できてラッキー。老鼠にしたら猫がこういう性格でラッキー。だってもし猫が、無菌状態になれた、「えっ、やだ~こういう所、5つ星ホテルとってよね」なんていう日本人女性だったら、いきなりこの結婚は破綻してしまう。神様も本当にうまい具合に2人を見つけ出し、ひっつけてくれたものです。

この日老鼠は誕生日。結婚記念日の翌日。本当は一緒にしたかったのだけど、結婚登記所は月・水・金しか開いてないため出来なかった・・・。

招待所

2007-12-08 01:12:36 | 結婚編
猫と老鼠は前日宿泊した民航ホテルから、親老鼠が泊まっていた百通招待所へ移りました。猫は招待所に宿泊するのは初めてです。猫はそれまで1人で中国旅行する時は、大体3つ星ホテルか最低でも2つ星ホテル、中国に慣れていない友達と行く時は、4つ星以上のホテルに宿泊していました。日本人観光客で招待所に宿泊する人は、そうはいないのではないでしょうか?猫も色々経験した気になっていましたが、それはあくまで中国の上っ面、庶民の生活を体験したわけではなかったので、今回は普段の旅行では体験できないことを体験する気満々でした。
招待所にはもちろんきれいなお風呂やトイレはありません。親老鼠が泊まっていた部屋はかなり狭かったですが、猫と老鼠が泊まった部屋はまぁまぁきれいで広かったです(そういう部屋を選んだのですが)。でも、シャワーはありません。花嫁なのにだんだん汚くなっていく猫・・・・いいんです、もともと美しくはないので。

翌朝招待所の前には朝市が。猫はこういうの大好きです。早速出かけてみかんと中国のお菓子麻花を買ってもらいました。この麻花、初めて中国に行ったとき食べてから大好き。日本でも中華街とかで売ってるけど高い高い。だから猫は最近自分で作るようになりました。写真は猫が作った麻花、老鼠も喜んでくれます。