その道のモーレツなファンからクリスちゃんと呼ばれ愛されるサンパウロ在住のシンガー、クリス・アフラーロ待望に待望で待望の2ndが、4年ぶりに登場しました!もう一回言いますね。4年ぶりにっ、登場、し・ま・し・たッ!!
もうね、もう・・・たまらンのですっ(痙攣)。
ファースト作Só Xerémがフォホー色の濃い美しいアコースティックな作風で、ワタシなんぞは今回もそれを期待していた(正直なところ次のアルバムタイトルはSó Xerém Vol.2でいいと思っていた)のですが、それは極めて良い意味で裏切られました。1作目のルーツリズムと涼やかなアコースティックサウンドはそのままに、クリスちゃん本来の方向性であろうサンパウロ都会派のアプローチでMPB界の曲者達をカヴァー(残り半分は自身のオリジナル)。なんせアルバムタイトルQuase tudo dáはかのアルナウド・アントゥニスのUm somに収められていた変態バイアゥンの曲名そのものなんですから。あとはペリクレス・カヴァルカンティ(A.カルカニョットがよく採り上げてますよね)、カルロス・カレカ、ルーラ・ケイローガ、うわー普通に考えたらもうゲテモノ料理に近いっすな。それからジルおやじと、おお、カエターノのUm tomとかもやってますね。参りました。女性ヴォーカルファンは間違いなく全滅状態。歌って逝かせて、って感じです。
こちらで試聴できますが、こんなもんほんの断片。ネット越しに聴いても意味ないです。あくまでご参考まで。
残念ながらウチではオーダーに乗り損ねてしまい、入荷は来月以降の予定。手許にはサンプル盤ばかりなり。本来は入荷してからの情報発信がサンバタウンのモットーですが、クリスちゃんの追っかけに等しいワタシなどは敢えて申し上げます。どのショップさんででもいいです。こればかりは見つけたら即お買いなさいませ。
ごめんなさい!!!
あっ、クララのDVDも。