ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

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2009-06-02 00:10:03 | 楽譜・教則本・書籍

早いものでワタクシの14年ぶり二度目のブラジル渡航があと一週間に迫ってまいりました。別途きちんと音信不通期間っちゅうもんを告知しとかんといけませんね(もちろんレオ・ミナックスツアーご協力者や取引先さんには緊急連絡先をお伝えしますけどね)。

そんなドタバタの折に、発注から二ヶ月半も経過してようやくブラジルから楽譜とか教材とかが届くもんなあ。こんなタイミングになるんだったら、わざわざ送ってもらわんでもワタシがブラジルで直接引き取って手荷物で持って帰ったらよかったよ、なんてGUCCIっても後のフェスタ。

そんなわけで定番モノの再入荷の他、これまで日本ではなかなか見かけなかった稀少アイテムを少しご紹介。

-Bandolim Contemporâneo



-Viola caipira-Estudo dirigido



-Música brasileira para contrabaixo(CD付)


(音源CDのベースランニングに合わせてカヴァキーニョ弾くとめちゃめちゃ楽しかったです)

-Novos caminhos da bateria brasireira(CD付)


(音源CDの1曲目がいきなり激ムズのマラカトゥでひっくり返りました)

こういった隙間産業商品の仕入れには、店主の根拠のない思い入れというものがありまして、まずバンドリン教材は言うまでもなく日本におけるバンドリン普及に寄与したいというところから。マンドリンの教則本でもいいっちゃいいんですが、気分的になんかね、もうちょっとね。一部TAB譜もついてるところが結構嬉しかったりします。しかし巻末付録の楽譜がショーロじゃなくてサンバの比率が高めなところが、うーん、なんだかなあって感じではあります。まあ、ショーロはショーロ専門の楽譜集が揃ってるので、そっちをお買い求め下さいってことか(笑)。

そしてお馴染み(なのか?)複弦5コースの弦楽器、ヴィオラ・カイピーラ教則本はワタシ自身がヴィオラを覚えたいという私利私欲から調達を決意致しましたっ。5冊入荷させましたので、これで5人はヴィオラ人口が増えてくれるといいなあ。

残る二冊はベースとドラムのCD付き教材です。これは是非ブラジル音楽を志すベーサーさんとドラミストさんにご注目いただきたい!
店主、喧嘩を売るような発言で恐縮ですが、ブラジル音楽プレイヤー人口の中でも、ベーシストとドラマーの数が異常に少ないのはどうしてだろうと前々から疑問に思っておりました。その要因はおそらく・・・とそこまで重箱の隅をつつくようなことはしません。ただ、ブラジル音楽のグルーヴの屋台骨を支えるのはやはりリズムセクション。パーカッションはさておき、ブラジルのリズムを得意とするベーシスト&ドラマーさんが増えてくると、きっと日本国内のブラジル音楽シーン(特に演奏側の方ね)も面白くなるんではないかと密かに期待しているのです。
とか偉そうなことを言うワリにはそれぞれたったの5冊だけだからなあ、ハハハ!(楳図かずお漫画調)

その他の入荷アイテムはこんな感じです。ま、定番どころですね。
O melhor de Chiquinha Gonzaga(新入荷)
Tocando com Jacob(再入荷)
O melhor de Pixinguinha(再入荷)
O melhor do choro brasileiro vol.1(再入荷)
O melhor do choro brasileiro vol.2(再入荷)
O melhor do choro brasileiro vol.3(再入荷)


通販アップはなるべく今週中にやりたいと思いますが、待ちきれない方は個別にzezi@sambatown.jpまでご連絡下さればお取り置きも承ります。よろしくどーぞ。

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