こんにちは、もんじゅ君です。嘘です!
ああ、この国は性懲りもなくまた原発推進まっしぐら・・・。
普段ネットをあまり積極的に活用されない方は、この映像をご覧になったことがあるでしょうか。
ドイツZDF(第2ドイツテレビ)-Frontal21の番組より、ドイツ側から報道された福島の現状です。
時間にして8分間弱お付き合いいただければ幸いです。ていうか、見てない方はお願いだから見て下さい!
冒頭の爆発音とか日本語訳の精度、あるいはグリーンピースうんぬんについては鵜呑みにすべきかどうか、誇張表現的な部分の有無については見る人もある程度一考すべきかと思いますが、我々はとんでもない国の中で生きてきてるんだなあと改めて絶望感に苛まれます。
もっと怖いのは中央の体制側の人間達の好き勝手やりたい放題とその無責任ぶりよりも、何も声を上げない国民の無関心・無感覚ぶりだとワタシは思うのです。
Twitter上では、玉石混淆ながらも公には報道されない情報が流れてきます(もちろん誤報・煽り・デタラメも時々あるので精査は必要ですが)ので、これを利用している人は多面的に情報を得ることができます。特に「東電・政府・マスコミが隠蔽している事実」というのはそれこそ映画館のポップコーンのごとく、もう笑っちゃうくらいポンスコ出てきます。
しかしTwitter上で「そうだよね、そうだよね」と自分の共感できる情報ばかりを脊髄反射的にリツイートして、仲間内だけでそれを共有し合ってるだけでは意味がない時期にさしかかっています(ていうかもはや遅すぎるんだけどね)。
ワタシの恥をお話ししますと、食卓で上記のような話題を持ち出しても露骨に嫌がられ、目の前の問題事(まあいろいろあります)も片付いてないのに何言ってんの的な視線を浴びる、そんな我が家庭にはなはだ失望したりしておりますが、それでも諦めてはいけないのです。何度でも粘り強く、今この国で起こっていることを「まだよくわかっていない人達」「わかっちゃいるけど見て見ぬふりをしている人達」に向けて語りかけていく勇気が、今の我々に問われているのではないでしょうか。
ふだん人はわざわざ言いにくいことを口にして、さあ相手はどんな反応を示すのか、時には心無い言葉を浴びせかけられちゃったりして。言おうかな、どしよかな。誰しも傷つきたくはありませんしね。
あなたの考えはいかがですか?
しかし、今の日本のように情報が得られない状況も問題だと思います。
ま、ブラジルのマスコミもかなり踊らされていますけどね…
「がんばります福島県農業!二本松農園ブログ」から「第2ドイツテレビ(ZDF)の放送内容について~取材の実際について~」
http://nihonmatufarm.blog65.fc2.com/blog-entry-306.html
現在世界各国メディアでは東電と日本政府の無責任ぶりを非難しまくってると聞きますが、知らぬは日本国民ばかりなり。
放射能汚染の放置プレイという点ではどっかの近隣国よりはるかにタチ悪いです。
正直なところ生きてて恥ずかしくなります。正気を保つのがしんどいです。
メディアは本来、独立するべきなのに、
日本では政府・企業とべったりですからね…
ブラジルにいて、たまに日本の食品を食べるのは
まだいいですけど、日本にいたらまずお米は日本産ですよね。
野菜も多くは地元でとれたものだし、逃げ道がないですよね。
いざとなったらブラジルに来ます?