ぜじろぐ

SAMBATOWN・ゼジの書くブラジル音楽やその他あれこれ

ニセ教授ゼジ、あらわる

2007-02-16 17:49:24 | イベント

ああいけないいけない、2月に入って「よっしゃこのペースで2日に1回は記事をアップするぞ」なんて意気込んだはいいものの、その思いはあっけなく吹き飛んでしまい、気がついたら前の記事から早や1週間。あうう。昼間の空いた時間をもっと有効活用して、ちゃんとネタ考えとかないとダメですね。

さて。
明日はいよいよ不肖ワタクシによる「ゼジ教授のなんちゃってポル語うた講座」の開催となります。まだ当日配布資料の作成が終わってません。ひーん。おまけに今夜はホーダ・ヂ・ショーロ(ショロ金)ですがな。作業時間をどーやって確保しましょう。まあそれはともかくとして。

やはりブラジル音楽愛好家というからには、ポルトガル語を多少なりとも勉強して、歌詞の意味などを理解し、できればなるべく正確な発音もできるようになって歌えるようになりたい、ライヴでも一緒に歌いたい、あわよくば自分自身がライヴもしくはそれに準ずる表現の場を持って歌いたい・・・というのが根強いニーズとして存在しているようにワタクシ感じております。しかし名古屋にはそーゆーもんをしっかり教えてくれるところがほとんどなさそう(全くないとゆっとるワケではない)なので、んじゃ自分がダメモトでやってみっか、というノリで企画したのがこのイベントでございます。定番曲の歌詞の意味を知る、発音を知る、というのが主旨ですが、歌い方指導まではさすがにやっておりません。

腐っても某外大のポル語学科卒の身、いわゆる「昔取った杵柄」というやつです。1年生の時に会話クラスの初日に指名されてテキストを朗読(Eu me chamo ****, e eu sou o primeiro ano.とかいったカンタンな例文でしたが)したら、ブラジル人客員教授(USPから招聘)にいきなり「・・・キミは帰国子女か?」と言われたことが、その後の店主のポル語への取り組みに対する根拠のない自信を構築してくれたことは間違いありません。素晴らしき恩師との出会いって大切ですねえ(目キラキラ)。まあそういういらぬ自慢話はさておき、とりあえず体系的に発音法則等は説明して差し上げられますのでご安心下さい。

で、今回のテーマはというと、かなりベタな路線で恐縮ですが、「しあわせとふしあわせのかたち」という題目で、「A felicidade」「Tristeza」の2曲を採り上げたいと思います。なんのかんのいってこの2曲、国内外問わず、名古屋のライヴあたりではラストorアンコール曲のお約束ナンバー(註:講座終了後に読み返しておりますが「お約束」ちゅうほどでもないね)。ここでしっかり憶えていただいて、ライヴで大合唱・・・なんて感じになったらお客さんもミュージシャンも気持ち良いこと請け合い、一石二鳥というものです。ていうか名古屋のお客さん、とっても引っ込み思案な方が多くて。ラヤヤーラーくらい歌いましょうよ。君はTOO SHY(←意味不明)。

うまくいったらこの企画、シリーズ化していきたいと思っています。とやる前からそんなことを計画しても仕方ありません。明日の結果がケチョンケチョンだったら、サンバタウン店内の壁に「もうしません」と100回書いて、この企画は永遠に封印します。

ということで、明日は皆さんよろしくお願い致します。