荒巻豊志の整理されないおもちゃ箱

日本一下手なドラマーです。仕事の話をすることはこのブログではめったにありません。

アイドル横丁再放送

2013-01-01 23:02:37 | アイドル
ニコニコ生放送で今みているのはどうやら4月に行われたアイドル横丁の再放送らしい。
ただ、コメントは可能のようだ。

よく「地下アイドル」という言葉が使われるが、この言葉はかなり印象的な言葉で、その証拠に対になる「地上」アイドルという言葉があまり使われていない。
地下と地上の境は何か?。

上手い/下手
CDの発売がメジャーレーベルか否か
ファンの数が少ない/多い

基準を見つけようとしても俺にはこれ以上思いつかない。
今後は使わないようにしたいと思う。

ただ、やはりパフォーマンスの優劣はあるわけで(それが視覚と聴覚から得られる感覚なものとしても)、どんなアイドルでもアイドルならばレベルは同じではないし、好き嫌いに関しては地下も地上も関係ない。

今みているアイドル横丁はいろんなレベルのアイドルが出ていた。

その中でトリのC-uteは全然格が違う。生演奏でないのがとても惜しい。トリ前のスパガは生演奏をバックにいつもどおりにやっていたが、C-uteに比べたら学芸会の域を超えない。

やはり、ボーカルの力は大きい。
それと、つんくの曲はライブでのノリを考えて作っているのではないかという感じがした。決して好きではないが会場にいたらノルだろうと思った。

アイドルなんて80年代前半のワンシーンしか知らず、最近になってAKBの影響を受けて、そして今年になっていろいろみはじめたが、ハロプロは別格でアイドルという枠を超えている感じがした。

AKBをみてカッコイイと思ったことは一度もなく、カッコよさを表に出しているらしい曲なんかはとても痛々しくてみていられなかったが、C-uteのかっこよさは恥ずかしさを感じない。MCで1結成されてからかなり年月がたっているようで、ハロプロの歴史も少しは調べてみたくなった。といっても曲が好きじゃないんでちびちび調べていこうと思う。

と、書いていたら、生バンドが登場。いいねぇ。いつも、ライブは生バンドなのだろうか?。
今年は早いうちにC-uteをみにいきたいと思う。



新年あけましておめでとうございます

2013-01-01 20:25:16 | 日記
今年もよろしくお願いします。

仕事をしなければならないのに意味もなくルフィと戯れるだけで時間が過ぎていく。

今から寝るまでニコニコ生放送の再放送でアップアップガールズ(仮)、スパガ、チキパなどのライブをみる。

明日はアイドル横丁で渋谷公会堂へ。

とりあえずは2012とかわらない1年になりそう。



PRINCESS PRINCESS

2013-01-01 00:21:26 | 趣味
大学に入ってからしばらく音楽を聴いていたものの、それはコミュニケーションの要素が大だったと思う。もちろん松田聖子だってなんだって聴くのは大好きだった。

急速にトライブ化(島宇宙化)が進んでいく。
俺は1982年頂点説を従来から主張している。サブカルチャーの面で共通の話題なるものはこの年を境に急速に拡散していく。つまり、なくなっていくということだ。ジェットコースターがゆっくりと頂点に登っていき、そこからゆっくりと下り始める。それが1983年から1986年ごろだ。ここから急に下り坂を転げ落ちる。

90年代に入って視聴率が30%台とかCDの売り上げがミリオン連発という現象が現れる。しかし、これは下り坂を落ちきったジェットコースターが再び登っていくのと同じで、大きな趨勢はかわらない。共通の話題がなくなることを無意識に不安に感じた反動が集合心理としてあらわれたととらえている。21世紀になるともうそにった不安すらなくなった。ネットの普及でトライブ化された世界でコミュニケーションがとりやすくなったからだ。

いくら金をかけて宣伝しても浸透する曲などもうなくなってしまった。トライブの中では飽きられたとしても、一般には飽きられるまで聴かれる機会自体が存在しない。AKB48で言えば、露出をいくら増やしても曲は一向に浸透せず飽きられることがないのに、AKB48の存在自体が疎ましく思われたりする。もちろん、これはテレビをみている層に対してだ。テレビを視る機会が少ない人にとっては違った感覚をもつだろう。こうしてサブカルチャーをとりまく状況はトライブ化と同時に「まだら模様」化が進み、全体を見通すことができなくなってきている。

昔はこのように言われていた。「良い曲だからといって売れるとは限らない。ただ売れた曲はみんな良い曲だ」。
確かにそのとおりだろう。自分が良いと思っていなくても否応なく良い曲といわざるを得ない事実をつきつけられているのだから。したがって「良いー悪い」ではなく「好きー嫌い」と表現しなければならない場面が出てくる。ところがこの「好きー嫌い」で語ることがトライブ化を促進させる。

現在において「売れる=浸透する」ということはどの程度の広さを持っているのか。1億人の中の100万人に浸透していたら売れている=浸透しているといえるのか。そういった状況の中にいることを自覚すれば良曲という言葉を使う場合は、周到に言葉の意味を説明することなしには使えないし、かりに使ったとしても意味はない。それはいくら良曲と言われても「だって嫌いなんだもん」の一言で片付けられるからだ。サブカルチャーにとって「良い悪い」という言葉を使うこと自体意味がない状況におかれているのだ。

と、なんだか話が長くなりそうなので、ここでおわり。


そうそう、iTunesでPRINCESS PRINCESSをたくさん購入して聴いている。俺はトライブ化が進む流れと軌を一にして全く聴く音楽の幅が狭くなっていってPRINCESS PRINCESSの存在と一部の代表曲くらいはしっていたが、好きな曲がとても多い。ドラムの練習にもなりそう。

便利になったもんだ。バカソニーがiTunesに曲を提供してくれたことは俺にとっては大ニュースだった。そうだ。サブカルチャーの中でも商業音楽はトライブ化がますます進む一方でアーカイブ化が進んでいる。これは「流行曲」といった概念の消滅につながる。この話もしたかったんだが、長くなりそうなんでやめておく。

いつの間にか2013年になってるじゃないか。

寝るか。