「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。
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いよいよ、教育基本条例・府立学校条例のもと、府教委は府立高校潰しに向けて具体化を始めようとしています。
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大阪府立高統廃合「慎重に」 将来像部会が報告書骨子
朝日新聞 2012年12月6日
http://www.asahi.com/area/osaka/articles/OSK201212050181.html
定員割れした府立高校の再編整備を定めた府立学校条例の制定を受け、有識者やPTAが府立高校の今後のあり方について検討を進めてきた「将来像検討専門部会」は5日、検討報告書の骨子をまとめた。
高校の統廃合については、「府内の公立中学校卒業者数が2014年の7万7210人をピークに減少し、21年には6万4400人になる」という推計を基に、府教委が「普通科高校で1学年6~8の学級数を基本として」統廃合を考える案を提案した。一方、委員からは「私立高校の無償化がずっと続くかわからない」「一度つぶしてしまった学校は元に戻せない。私立高校の定員が減った時、府立高校がなかったら、子どもが行き場を失う」などの意見が相次いだ。
部会長の兵庫教育大学大学院の浅野良一教授が「統廃合は慎重に、基準は柔軟に」と議論をまとめた。また、府域で偏りが出ないように、14年度の通学区域撤廃後も現在の区域割りを前提に統廃合の是非を検討する、とした。
その他の骨子では、府立高校が果たすべき役割として優秀な人材を育てる「卓越性」と、大阪の教育が大事にしてきた「公平性」「多様性の尊重」を両立させるとした。
報告書は年内に開かれる府教育振興基本計画の策定会議に提出され、パブリックコメントによる修正を経て、来年2月の府議会に諮る見込み。
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府立高等学校将来像検討報告書(骨子案)
http://www.pref.osaka.jp/attach/6354/00112216/siryou1_houkokusho_kossian.pdf
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