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「君が代」不起立処分大阪府・市人事委員会不服申立ならびに裁判提訴当該15名によるブログです。

2023.2.11集会 「資本主義の「略奪」的段階と天皇制」酒井隆史さん講演資料

2023-02-18 15:14:19 | 2.11集会

2・11「建国記念の日」反対!改憲・大軍拡NO! 競争・強制でなく、命と人権を守る教育を!

集会には、リアル・zoom参加あわせて、256名の参加がありました。どうもありがとうございました。

講演者の酒井隆史さまから、当日配布のレジュメとパワーポイントの掲載許可をいただきましたので、URLを紹介します。

 

配布レジュメ

https://drive.google.com/file/d/1mnSKJPss9d0yEcOoRDsITFaorJ-eQbMx/view?usp=drivesdk

 

パワーポイント(PDF版)

https://drive.google.com/file/d/1iBzgw4jk7ohvumBoje1T5rADp5Uy32rZ/view?usp=drivesdk

 

また、まことに不十分ではありますが、当日の講演メモをあわせて掲載しますので、参考になればうれしい限りです。なお、文責は志水にあります。間違った理解もあるかもしれませんが、その時はどうかお許しを!

 

◆2023.2.11 「資本主義の「略奪」的段階と天皇制」酒井隆史さん講演メモ◆

現在の天皇制をどうとらえるか、ひとつの視座を示したい。また、私たちは、今どのような状況にあるのか、資本主義というシステムについて考えてみたい。

どうも、“日本人は皇室を愛している”と思い過ぎているのではないか、今、天皇制への批判が低下している。

天皇制を「解釈労働」という観点から考えてみたい。

「一木一草に天皇制がある」といったのは竹内好であったが、今、それはちょっと違うのではないかと思っている。そろそろ根本から考えていかなければならない。

「解釈労働」とは、他者が何を望んでいるのか、考えるということだが、フェミニズムや人類学においてこの概念は発展してきた。

解釈労働において、ヒエラルキーがあるところでは、それは強いられて、苦労しながら他者の望みを慮るということになる。つまり、そこでは、解釈労働は、不均衡な関係で「下位」の人が「上位」の人の望みを考えるということになる。

男性優位社会では女性は男性の望みを考えて行動することが強いられる。

豊臣秀吉の出世のきっかけとなったという織田信長の草鞋をあっためておいた話というのは、解釈労働のいい事例だ。解釈労働を巧みにこなしたことによって出世する。上司と部下、教師と生徒、やくざ組織もそうだが、現象としてよく見られる。

解釈労働を容易にしているのは「暴力」だ。力の差がある時に、相手の思いを一切省略することができる。暴力をちらつかせることによってそれができる。

それがよくわかる例はドラえもんのジャイアンのリサイタルの話。ジャイアンは(下手な)歌をリサイタルを開きのび太たちに披露する。ジャイアンが怖いから集まり、歌を聞かざるを得ない。これはある種の暴力だ。のび太がリサイタルをやった場合、どうだろうか。誰も集まってこない。

官僚制は相手を考慮せずに命令を遂行することができる。例えば、野宿者の追い出し。官僚はただ淡々と遂行することができる。

解釈労働はいつもヒエラルキーを支えている。暴力として。

メディアも大衆も陛下の「お気持ち」を察しようとする。「お気持ち」いやな言葉だ。メディアが解釈労働の表現をしている。

韓国には「泣き女」という風習がある。葬式で代わりに泣く役目をする。儀礼的表現だが、これも解釈労働の一つ。

そして、2010年代を振り返るとそれ(解釈労働)を率先したのは知識人だった。最近の右翼は天皇への愛着を示すものは少ない(笑)

天皇の「お気持ち」に、愚かしくも知的正当性を与えているのは知識人だったのではないか。

眼中になくていつも考えている。恋愛において相手が憎いとういう感情は容易に好きだという感情に転換する。無視、眼中にない、そこには恋愛は存在しない。

こういうことは恋愛に限らず、支配されているにもかかわらずヒエラルキーの世界に閉じ込められる狭い社会で起こりうる。

敬愛の情は、実はタブーにより生まれる恐怖感に支えられている。天皇制にまつわるテロル。テロリズムが起ころうと、脅迫状がきたり、暗殺が起こっても、テロルの問題はわきに追いやられる。

暴力と敬愛を解釈労働という概念から考えた時、テロルへの歪曲した恐怖は、自発的に隷従することを選ばされる。まさに敗戦の時にはそうい場面が実際にみられた。

知識人が、自らの抑圧に加担する。ある種のマチズムがそこにある。暴力があるから怖い。私だった怖い。人々は天皇制に対して自由闊達にものが言える環境にない。

知識人はそこに理屈をつける。勝手に天皇の思惑を推察して、進歩的にも民主的にも転用可能。例えば「天皇は安倍を嫌っている」と。推察に推察を重ねて天皇の「お気持ち」を考える。すなわち解釈労働。これも天皇制にまつわる恐怖の暴力であり、恒常的にある。

マスコミも同じだ。恐怖感情がマスコミに天皇敬語表現をさせる。

かつて、網野善彦が、「日本史学者が『崩御』という言葉を使ったらおしまいだ」と言ったが、敬語表現はヒエラルキーを再確認する。

自由闊達に議論ができると仮定して、その時、人々はこの制度を受け入れて、今のような敬愛すなわち自発的隷従を続けるだろうか。

では、今、我々はどんな状況にあるのか?

大きなシステムの変容の話で、雑駁な話になるが、我々は今どこにいるのか、について考えてみたい。

今、資本主義が、コロナを契機として持続可能?というときになって、とめどのない分極化が世界的にもますます明らかになってきた。

資本主義は、もはやその正当性を担保していた3つの約束、すなわち、①次世代はより豊かになっている ②テクノロジーが豊かさをもたらす ③中産階級を分厚くすることで社会を安定化させるーー果たせなくなっている。

ごくごく一部の富裕層はコロナ感染までをも利用して冨を得ようとする。資本主義はますます「略奪的」になっていく。

社会の冨を動きをすべて監視して、あらゆる隙間からも税金を吸い上げる。あらゆる情報を手に入れ、人びとは丸裸にされ、支配層はますます黒塗りの闇にいく。あの手この手を使い「記録」を残さないようにする。

そしてたとえば、メガイベントのようなかたちで、巨大な冨の再配分が起きている。すなわち上位の人びとでシェアし合う。その反面、例えば、ワールドカップでは移民労働者が6500人も亡くなっている。

資本主義の「略奪的段階」に入ったといえる。

ネオリベラリズムとはなんだったのか?近年のネオリベラリズムの研究がたどりついたおおよその結論では、ネオリベラリズムは「市場原理主義」でも「経済理論」でもなく、「市場」 や「経済」のイメージや論理(もどき)によって社会全体を再編成しようとする「政治的プロジェクト」であるとわかった。

そこで優先されるのは、「効率性」でも「生産性」でもなく(その点では、ネオリベラリズムはすべて失敗してきた)、いまとは異なる世界を希求する可能性の感覚を窒息させることである。その点で、日本はネオリベラリズム劣等生ではなく、最優等生といえる。

いまここで、①ネトウヨ的ヒエラルキー(日本型極右ネオリベラル型)ヒ エラルキーと、②天皇制的ヒエラルキーをわけてみる

みかけとしては、①は分極化/排除/暴力、②包摂/人道/非暴力、という ふうに提示される(まったくそこに内容が対応していないわけではない)

しかし、形式として、機能としては、みてきたように、暴力によるヒエラル キーの保全、そうしたヒエラルキーへの日常的な慣れ/自明化(よくいわれる日本社会にはあちこちに○○天皇が生まれる、タブーの形成(事実、真実の減価)といった点で、②が①の基盤を与えつづけるといえる。

暴力的雰囲気の蔓延がヒエラルキーをつくり、「切り捨ててよい人間」「死 んでいい人間」を振り分けていく、マイノリティへの暴力の激化、高齢者は 自死すべきといった論調の出現などがそれだ。

ヒエラルキーをつくりたい衝動が、日本のいまのネットインフルエンサーなど (ひろゆき、メンタリストDaiGoなど)を生み出している。

タブーをつくり、テロル環境を恒常的なものとし、こうしたヒエラルキーを自明のものとするよう、天皇制は機能している。

しかし、これらはすべて、限界に直面した現代世界の亀裂を直視しないところ、あるいは先延ばし(「わがなきあとに洪水よ来たれ」)の生んだ、過渡期の現象だ。

世界的には、若い世代の気候危機への強烈な危機感とそれにもとづく行動の展開がみられる。アメリカにおいても、若い世代の半数以上が、ポスト資本主義を望むという状況がある。

アメリカの「アンチワーク」運動、中国の「寝そべり族」といった、洋の東西を問わず、コロナ禍を契機として、現在のシステムから逃避していく動きがみられる。韓国ではMZ世代。暴力に裏打ちしないヒエラルキーのない社会欲求が世界的に起こっている。

暴力に裏打ちされない、ヒエラルキーのない世界を、率先して実現させ、ありうるものとして提示していくことが必要なのではないか。

 

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卒業式ビラ配布!!

2023-02-14 18:31:35 | 大阪ネット

卒業式が近づいてきました!

今年も例年通り卒業式ビラ配布を行います!

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教科書の会が、大阪府藤井寺市での教科書汚職事件について 藤井寺市長及び市教委に対する要望書を提出!

2023-02-07 20:12:28 | 教科書

子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会のIさんからのお知らせです。教科書にまつわる汚職事件など絶対にあってはならないはずです。

 

大阪府藤井寺市での教科書汚職事件について

藤井寺市長及び市教委に対する要望書を提出しました。

 

************************************

 

 

藤井寺市市長 岡田 一樹様

藤井寺市教育委員会教育長 濱崎 徹様                      2023年 2月 6日

 

緊急の要望と質問

                   子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会

                                   ざざまる会

                  

 

 昨年11月3日の報道「大阪府警が、藤井寺市の元中学校長・西留を教科書選定収賄疑いで書類送検、『大日本図書』の社員2人を贈賄容疑で書類送検」によって私たちもこの事件を知り、教科書採択と公教育にかかわる重大な事象ととらえ、質問・抗議を行ってきました。報道によれば、当時教科書選定委員であった西留元校長が、大日本図書に調査員の名前や調査員作成資料を漏洩させ、その見返りに現金を受け取ったりゴルフ・会食接待を受けたりしていました。2022年11月2日、大阪府警は西留元校長を加重収賄の容疑で書類送検し、年明けの1月25日には大阪地裁が西留元校長を有罪とする判決を出しました。前代未聞の教科書採択汚職と言わざるをえません。

 この事態を受けて、12月20日、藤井寺市議会は全会一致で「市教科書採択に係わる第三者委員会」の設置を決定し、今年度内に報告書をまとめるとしています。委員会は非公開とされ、会議録を公表するとしていますが、実際には簡単なメモしか公表されず、審議の内容は市民に知らされないままです。

 他方で、藤井寺市教委は、1月10日に「臨時教育委員会」を開催し、「中学校の数学と保健の教科書採択のやり直し」を決めました。1 月中に選定委員会(6 名)を開き、2 月末までには市教委が新しい教科書を採択するという内容です。市議会の設置した第三者委員会の報告書を待たず、教科書汚職事件の全貌解明にはほど遠い中での決定ではありますが、採用期間中での採択やり直しは、全国で初めてのことであり、画期的なことです。

 そんな中、1月25日には、大日本図書株式会社特別調査委員会が「調査報告書」を公表しました。その中では、2011 年以来(「報告書」では 2016 年以降が調査対象)、大日本図書営業局統括局長と西留元校長との極めて深い癒着関係(頻繁に行われたゴルフや会食の接待、その見返りとして採択関連資料・調査員名の提供など)が赤裸々に書かれており、予想を遙かに超えるひどい実態でした。

 しかし、教科書汚職事件の深刻な広がりはそれにとどまりませんでした。2名の教育委員や調査員の教員が、西留元校長を介して大日本図書から飲食接待を受けていたことが明らかとなりました。

 

以下「調査報告書」が指摘する2名の教育委員の汚職を挙げます。―――――――――――

 

< 2019 年小学校採択に際して>

・7 月 11 日、採択期間中に大日本図書と教育委員Dが面会 

・大日本図書が、理科と生活の内容解説資料などを別の 1 名の教育委員Eの自宅に郵送し電話で説明。

 

< 2020 年中学校採択について>

・西留元校長は 7 月 7 日の選定委員会終了後、2 名の教育委員に「選定委員会の結果通りに採択されるように」「連絡した」。

・西留元校長は、教育委員Eに電話し、7 月 15 日に教科書採択に向けた教育委員勉強会を開催することを聞き、それまでに大日本図書と教育委員Dとの会食を設定。また、西留元校長が仲介し教育委員Eと大日本図書の面会(教育委員の自宅で)を実現させた。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 この 2 名の教育委員は、大日本図書によるヒアリングを、「公判」への影響を理由に拒否してきました。しかもこの 2 名の教育委員は、現在も教育委員にとどまっています(Dは 2008 年 6 月から現在、Eは 2014 年から現在)。市教委は、教科書採択のやり直しを決めましたが、この 2 名の教育委員の責任が不問にされたままです。この 2 名の教育委員が参加する中で、採択のやり直しが行われるなどあってはならず、今後の「採択のやり直し」のための会議は、この2名を除いた形でおこなうべきです。

 と同時に教育委員会として、このような2名の教育委員をやり直しのための会議に参加させてしまったことの責任をまぬがれることはできません。なぜそのようなことになったのかも含め、すみやかに真相調査を進め、疑惑が明らかになったら、ただちに罷免すべきと考えます。

 要望内容と質問内容については、大変お忙しいとは思いますが、2月17日(金)までに回答をお願いいたします。

 

 

                 要望内容

■藤井寺市教育委員会に対して

(1)1月6日の臨時教育委員会議では、「2月末までに採択やり直し」を決定しました。しかし、その場には汚職が疑われる2名の教育委員が参加していました。採択やり直しは、少なくともこの2名の教育委員が全く関与しない形で進めなければ公正性は保障されません。今後は2名の教育委員を除いて、速やかに採択のやり直しを進めてください。

 

(2)教科書汚職事件について徹底した全貌解明と市民への丁寧な説明を求めます。特に、大日本図書の「調査報告書」では、2名の教育委員と調査員も会社からの飲食接待等を受けていたことが明らかとなりました。どのような接待を受け、どのような情報を流していたのか、その実態について徹底した調査を行い、責任ある見解を出してください。

 

(3)1月6日の臨時教育委員会の会議録では、発言した教育委員の名前が記載されていません。これでは、不正が疑われる教育委員の発言・会議への関わり方が、傍聴者以外の市民には明確になりません。1月6日の議事録を、発言者名を明記して再度作成し直して公表してください。今後は、発言者が明記された議事録を作成してください。

また今後、選定委員会の議事録を作成するとしていますが、その際も発言者名を明記してください。

 教育委員も選定委員も市民の負託を受けて選ばれ、会議への出席には公費が支払われています。発言は公表されることを前提に責任をもっておこなうべきと考えます。

 

■藤井寺市長に対して

(1)「第三者委員会」でこの2名の教育委員の問題を調査解明するよう要請してください。

 

(2)「第三者委員会」において教育委員の汚職が明らかとなれば、速やかに議会での罷免手続きをとってください。

質問内容

■ 大日本図書の「調査報告書」で指摘された以下の点について藤井寺市教育委員会として「見解」を明らかにしてください。

 

(1)報道によれば、「調査報告書」で指摘を受けた教育委員と調査員は「接待を受けた」と申し出ていません。2名の教育委員と調査員への聞き取り調査などはおこなったのかどうか。2名の教育委員と調査員に関する指摘は事実であるかどうか明らかにしてください。現時点で把握している事実関係を全て明らかにしてください。

 

(2)「調査報告書」で指摘を受けた教育委員と調査員は、どのような情報(教科書採択に関わる)を大日本図書側に流したのか、その内容の全てを明らかにしてください。

 

(3)「調査報告書」P18には、教育長の教科書採択方針に関する発言について西留元校長と教育部長が会食したことが指摘されています。教科書採択の公正性の観点から不適切であると考えるかどうか、明らかにしてください。

 

(4)「調査報告書」P23では、西留元校長がG氏を理科の調査員に選任するように教育委員会に助言し、了承されたと指摘しています。このような調査員の選び方について教科書採択の公正性の観点から不適切であると考えるかどうか、明らかにしてください。

 

(5)「調査報告書」P28では、2020 年 7 月 7 日、西留元校長(当時選定委員)が選定委員会のまさに審議中に、大日本図書社員に自分が大日本図書を評価する発言をしたことや、他の選定委員の第日本図書の評価、検討結果などを伝え、食事の接待を求めていたことが指摘されています。これは教科書採択の公正性の観点から不適切であると考えるかどうか、明らかにしてください。

 

(6)「調査報告書」では、「関係者」として市教委側の人物として、西留元校長、2名の教育委員、3名の調査員を対象としています。教科書採択を巡って大日本図書と教育委員会、校長、教員等の採択関係者との接触はこの6名だけなのかどうか、明らかにしてください。

 

                                                                         以上

 

 

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コロナ在宅勤務不払い裁判結審!原告からの報告

2023-02-07 18:28:49 | 裁判

コロナ在宅勤務不払い裁判原告の松田幹雄さんからの報告とお礼です。

昨日の証人尋問は、大阪地裁808号法廷満席の傍聴支援の中で証言を終えることができました。判決は5月17日(水)13:15大阪地裁809号法廷です。

以下、報告です。

2023.2.6コロナ在宅勤務不払い裁判証人尋問報告 | 教職員なかまユニオン (nakama-kyoiku.com)

2023.2.6コロナ在宅勤務不払い裁判証人尋問報告

コロナ感染症防止対策の観点から何も検討せず、

出勤を命じた大阪市・大阪市教委の不当性浮き彫り

 2月6日(月)、大阪地裁808号室での証人尋問は、14:15から16:30、満席の傍聴支援の中で行われました。校長、教頭、原告(松田)が証言しました。

校長・教頭の証言は、大阪市・大阪市教委の「自分たちの姿を隠し、すべて学校管理職に押し付ける裁判戦術」に沿うものでしたが、原告代理人の反対尋問によって、証言の矛盾を明らかにし、大阪市・大阪市教委(求められていた新型コロナウイルス感染症防止策の検討を全く行わず、感染拡大を強いる措置を押し付けた大阪市・大阪市教委)にこそ問題があることを浮き彫りにすることができました。

◆校長証言…校長は、原告の自宅での承認研修を認めようとしていたが、教育委員会にダメだと言われて、出勤するように言った。PCR検査の要望については記憶にない、松井市長の判断を求めてほしいという「お願い」については受け取って市教委に伝えたが、どう判断されたか聞いていない。無症状でも感染させるリスクがあることは当時は知らなかった。学級編成が月中行事予定表通り3月18日に終わっていたかどうかは知らない。新任研修報告書は管理職が書くべき書類。2020年3月中に新任研修報告書の内容について、教頭等と話したことはない。など

◆教頭証言…(陳述書・主尋問)3月18日朝の原告からの勤怠にかかわる質問に対して、自分(教頭)が原告の年休の残日数を調べて明日から欠勤になることが分かったので、それを伝えたが、原告は「とにかく自分は行かない」と言った。⇒(反対尋問)3月18日時点の原告の要望は、「何らかの対応をしてほしい」というものだった。(主尋問・陳述書)3月22日に原告が資料を取りに来たのは、「初任者研修報告書を作成するため」(原告の電話)⇒(原告証言)3月19日の夜教頭に電話したときに話したのは、「不登校生のかかわりの経過をまとめる自宅での承認研修のために資料を取りに行きたい」ということ。(反対尋問)2020年3月18日以降転任する前の3月31日まで、また、転任後の4月1日以降も、校長と新任研修報告書について話たことはない。

◆原告証言…新型コロナウイルス感染症対策政府専門家委員会が、欧州から帰国した者について二週間の自宅等での待機と公共交通機関不使用を提言した状況の中で、それに該当する原告(当時大阪市立学校の職員で該当するものは一人だけ)が出勤して、もし誰かを感染させるようなことがあれば責任を免れることはできない。当然、出勤しなくていい扱いになるだろうと思っていたのに出勤を指示された。新型コロナウイルス感染症対策の観点から対策本部長・松井市長の判断を求めてほしいと要請したが無視された。2020年3月25日から3月31日の春休み期間、出勤しなければできない初任者研修担当業務も不登校生支援業務もなかった。

※裁判長から、「原告はいつの時点で3月18日からの年休残日数が1日と4時間しかないことを知ったのか」という質問があり、原告は、スイス・ジュネーブへの海外旅行届を出す前に把握していたことを証言⇒被告側主張(3月18日に教頭から伝えられて知ったという主張)が虚偽だという証拠となる証言となった。

判決は5月17日(水)13:15大阪地裁809号法廷

 裁判長が、この証人尋問をもって結審することを告げ、判決日時・場所を5月17日(水)13:15大阪地裁809号法廷と決定してこの日の法廷は終わりました。

 5月17日(水)13:30からは同じ809号法廷で合理的配慮無視の奥野さん「君が代」処分撤回裁判の判決もあります。どちらも同じ裁判体(横田裁判長)による判決です。ご注目ください。報告集会等については追って連絡します。

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コロナ在宅勤務不払い裁判証人尋問法廷のご案内ー傍聴支援よろしく!!

2023-02-05 20:19:53 | 教科書

グループZAZAの一員である松田幹雄さんが起こしたもうひとつの裁判

コロナ在宅勤務不払い裁判

明日は証人尋問です!!

法廷は、途中からでも何時でも(静かに)入れますので、

遅刻・早退ありで、可能な時間で応援をお願いします。

 2/6(月)午後2:15〜5:00 大阪地裁808号法廷

 ・校長       主尋問30分+反対尋問30分

 ・教頭       主尋問10分+反対尋問10分

 ・原告(松田さん) 主尋問30分+反対尋問30分

傍聴支援をよろしくお願いします!!

※ 今回は、終了後の報告集会は、行いません。

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