去る4月7日に行われた東京都立石神井特別支援学校入学式で、
「君が代」斉唱時に不起立をしたとして、東京都教育委員会は4月8日午後2時、
都庁第二本庁舎において東京都立石神井特別支援学校教員田中聡史さんに対する「事情聴取」を強行しました。
東京都教育委員会は3 月 30 日には、東京都立板橋特別支援学校教員田中聡史さんに対し、
私たちの要請にもかかわらず、
「君が代」斉唱時に不起立だったことを理由とする懲戒処分(減給10 分の1・1月)の処分発令を行いました。
さらに、東京都教育委員会は4 月 3 日、被処分者である田中聡史さんに対して、
私たちの研修中止要請と抗議にもかかわらず、「服務事故再発防止研修」を強行しました。
私たちは、東京都教育委員会による「君が代」斉唱時の不起立を理由とする処分は、
日本国憲法で保障された内心の自由・良心の自由・思想の自由・表現の自由・教育の自由を侵害するものであり、
東京都教育委員会は、田中聡史さんを絶対に「君が代」斉唱時の不起立を理由とする処分をしてはならないと考えています。
私たちは、東京都教育委員会に対して、
「君が代」斉唱時の不起立を理由とする田中聡史さんへの処分をしてはならないと、以下の要請書を送りました。
★全国の皆さんにお願いです。
「田中聡史さんへの処分をするな!」の声を、全国各地から下記の東京都教委に届けてください。
<抗議・要請先>
東京都教育庁(=東京都教育委員会)〒163-8001東京都新宿区西新宿2-8-1
総務部教育情報課(都民の声を聞く担当) :電話 03-5320-6733
FAX 03-5388-1726
人事部職員課服務係(処分を発令する担当) :電話 03-5320-6792
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2015 年4 月10 日(金曜)
東京都教育委員会 教育長 中井敬三様
許すな!「日の丸・君が代」強制 止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊 全国ネットワー ク(準備会)
連絡先:「全国ネット」世話人・小野政美
東京都教育委員会への要請
東京都教育委員会は、都立石神井特別支援学校教員・田中聡史さんを処分してはならない!
1.東京都教育委員会は、田中聡史さんへの「君が代」斉唱時の不起立を理由とする処分を絶対にしてはならない。
東京都教育委員会は、4月7日に行われた東京都立石神井特別支援学校入学式で、「君が代」斉唱時に不起立をしたとして、東京都立石神井特別支援学校教員田中聡史さんに対する「事情聴取」を強行したが、「君が代」斉唱時の不起立を理由とする処分は、日本国憲法で保障された内心の自由・良心の自由・思想の自由・表現の自由・教育の自由を侵害するものであり、東京都教育委員会は、田中聡史さんを絶対に「君が代」斉唱時の不起立を理由とする処分をしてはならない。
2.東京都教育委員会による田中聡史さんへの「君が代」斉唱時の不起立を理由とする不当処分に断固抗議し、即刻この不当処分を撤回することを要求する。
東京都教育委員会は、3 月 26 日に行われた第 5
回定例会において、去る3月19日、東京都立板橋特別支援学校の卒業式において、「君が代」斉唱時に不起立であった当該支援学校教員田中聡史さんに対して、「君が代」斉唱時に不起立だったことを理由とする懲戒処分(減給
10 分 の1・1月)を行い、3 月 30
日に処分発令を行った。田中さんへの不当な不起立処分は、連続8回目であり、「戒告」3回、「減給1月」5回にも及ぶものである。この処分は、「懲戒権者の裁量権の範囲を超え、違法」として減給以上の処分を取り消した最高裁判決及び確定した下級審判決の趣旨を踏みにじるものである。
3.東京都教育委員会が、田中聡史さんに対して行った 4 月 3
日の「服務事故再発防止研修」に厳しく抗議する。今後、被処分者に対する「服務事故再発防止研修」を行わないことを強く求める。
東京都教育委員会が行う、被処分者に対する「服務事故再発防止研修」は、日本国憲法で保障された「思想・信条・良心の自由」違反であり、自由権の国際基準違反であり、「研修」に名を借りた「思想転向」を迫る拷問である。2014
年度も卒業式・入学式ともに「君が代」不起立をし、減給 1 ヶ月処分を受けた田中聡史さん(当時、板橋特別支援学校教員)に対しては、半年で 20
回にも及ぶ「服務事故再発防止研修」を強行している。
「服務事故再発防止研修」は、4 月から始まり 10 月 17
日まで(2012年の累積加重処分を原則違法とした最高裁判決までは年に1~2回だったところ、2012 年は 8 月まで、2013 年は 9
月まで、2014年は一段と強化された)、長期にわたる「服務事故再発防止研修」なるものを受けさせられ、その度に、田中さんは、日本国憲法で保障された内心の自由・良心の自由・思想の自由・表現の自由・教育の自由を侵害され、「反省」を求められているということに他ならない。
2014年に田中聡史さんに対して行った「服務事故再発防止研修」という名の「思想転向強要」は、研修センターでの「研修」が 3
回、研修センターや経営 支援センター(ともに都教委の出先機関)の統括指導主事が学校に出向いての「訪問研修」が4
回、さらに校長による「研修」が週 1
回程度、半年にわたり計19回もの「研修」が課せられた。その内容も、今までは「地方公務員法(服務規律)について」だけだったが、2012年からは「教育における国旗掲揚及び国歌斉唱の意義と教育者の責務について」が加わり、思想転向をさらに強要するものになっている。
この「研修」はまた、不起立を続ける田中聡史さん対し、都教委が「『反省』の機会を与えたのに『反省』がなく、職務命令違反を繰り返した」と、すなわち、「不起立前後の態度」がよくないとの名目を作り、さらに重い処分をするために行っているとも言えるものである。
私たちは、田中聡史さん及び「君が代不起立」被処分者に対する、東京都教育委員会による憲法違反の「服務事故再発防止研修」の中止を強く求めるものである。
私たち<許すな!「日の丸・君が代」強制 止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊
全国ネットワーク(準備会)>は、全国各地の現職教員や退職教員、保護者、市民、労働者とともに、田中聡史さんに対して都教委が不当処分を止め、これまでの不当処分を撤回するまで、全国各地で抗議の意思を表明していく。
そして、日本国憲法で保障された内心の自由・良心の自由・思想の自由・表現の自由を侵害し、自分の頭で考えずに指示に従順な子どもや教職員をつくることに繋がる「君が代」処分と、東京都教育委員会が被処分者に対して行う不当な「服務事故再発防止研修」という名の「思想転向研修」を、東京都教委が止める日まで、東京都民・全国の教員・保護者・市民とともに、これらの中止を求め、徹底して抗議行動を行っていくことをここに宣言する。
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「君が代」斉唱時に不起立をしたとして、東京都教育委員会は4月8日午後2時、
都庁第二本庁舎において東京都立石神井特別支援学校教員田中聡史さんに対する「事情聴取」を強行しました。
東京都教育委員会は3 月 30 日には、東京都立板橋特別支援学校教員田中聡史さんに対し、
私たちの要請にもかかわらず、
「君が代」斉唱時に不起立だったことを理由とする懲戒処分(減給10 分の1・1月)の処分発令を行いました。
さらに、東京都教育委員会は4 月 3 日、被処分者である田中聡史さんに対して、
私たちの研修中止要請と抗議にもかかわらず、「服務事故再発防止研修」を強行しました。
私たちは、東京都教育委員会による「君が代」斉唱時の不起立を理由とする処分は、
日本国憲法で保障された内心の自由・良心の自由・思想の自由・表現の自由・教育の自由を侵害するものであり、
東京都教育委員会は、田中聡史さんを絶対に「君が代」斉唱時の不起立を理由とする処分をしてはならないと考えています。
私たちは、東京都教育委員会に対して、
「君が代」斉唱時の不起立を理由とする田中聡史さんへの処分をしてはならないと、以下の要請書を送りました。
★全国の皆さんにお願いです。
「田中聡史さんへの処分をするな!」の声を、全国各地から下記の東京都教委に届けてください。
<抗議・要請先>
東京都教育庁(=東京都教育委員会)〒163-8001東京都新宿区西新宿2-8-1
総務部教育情報課(都民の声を聞く担当) :電話 03-5320-6733
FAX 03-5388-1726
人事部職員課服務係(処分を発令する担当) :電話 03-5320-6792
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2015 年4 月10 日(金曜)
東京都教育委員会 教育長 中井敬三様
許すな!「日の丸・君が代」強制 止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊 全国ネットワー ク(準備会)
連絡先:「全国ネット」世話人・小野政美
東京都教育委員会への要請
東京都教育委員会は、都立石神井特別支援学校教員・田中聡史さんを処分してはならない!
1.東京都教育委員会は、田中聡史さんへの「君が代」斉唱時の不起立を理由とする処分を絶対にしてはならない。
東京都教育委員会は、4月7日に行われた東京都立石神井特別支援学校入学式で、「君が代」斉唱時に不起立をしたとして、東京都立石神井特別支援学校教員田中聡史さんに対する「事情聴取」を強行したが、「君が代」斉唱時の不起立を理由とする処分は、日本国憲法で保障された内心の自由・良心の自由・思想の自由・表現の自由・教育の自由を侵害するものであり、東京都教育委員会は、田中聡史さんを絶対に「君が代」斉唱時の不起立を理由とする処分をしてはならない。
2.東京都教育委員会による田中聡史さんへの「君が代」斉唱時の不起立を理由とする不当処分に断固抗議し、即刻この不当処分を撤回することを要求する。
東京都教育委員会は、3 月 26 日に行われた第 5
回定例会において、去る3月19日、東京都立板橋特別支援学校の卒業式において、「君が代」斉唱時に不起立であった当該支援学校教員田中聡史さんに対して、「君が代」斉唱時に不起立だったことを理由とする懲戒処分(減給
10 分 の1・1月)を行い、3 月 30
日に処分発令を行った。田中さんへの不当な不起立処分は、連続8回目であり、「戒告」3回、「減給1月」5回にも及ぶものである。この処分は、「懲戒権者の裁量権の範囲を超え、違法」として減給以上の処分を取り消した最高裁判決及び確定した下級審判決の趣旨を踏みにじるものである。
3.東京都教育委員会が、田中聡史さんに対して行った 4 月 3
日の「服務事故再発防止研修」に厳しく抗議する。今後、被処分者に対する「服務事故再発防止研修」を行わないことを強く求める。
東京都教育委員会が行う、被処分者に対する「服務事故再発防止研修」は、日本国憲法で保障された「思想・信条・良心の自由」違反であり、自由権の国際基準違反であり、「研修」に名を借りた「思想転向」を迫る拷問である。2014
年度も卒業式・入学式ともに「君が代」不起立をし、減給 1 ヶ月処分を受けた田中聡史さん(当時、板橋特別支援学校教員)に対しては、半年で 20
回にも及ぶ「服務事故再発防止研修」を強行している。
「服務事故再発防止研修」は、4 月から始まり 10 月 17
日まで(2012年の累積加重処分を原則違法とした最高裁判決までは年に1~2回だったところ、2012 年は 8 月まで、2013 年は 9
月まで、2014年は一段と強化された)、長期にわたる「服務事故再発防止研修」なるものを受けさせられ、その度に、田中さんは、日本国憲法で保障された内心の自由・良心の自由・思想の自由・表現の自由・教育の自由を侵害され、「反省」を求められているということに他ならない。
2014年に田中聡史さんに対して行った「服務事故再発防止研修」という名の「思想転向強要」は、研修センターでの「研修」が 3
回、研修センターや経営 支援センター(ともに都教委の出先機関)の統括指導主事が学校に出向いての「訪問研修」が4
回、さらに校長による「研修」が週 1
回程度、半年にわたり計19回もの「研修」が課せられた。その内容も、今までは「地方公務員法(服務規律)について」だけだったが、2012年からは「教育における国旗掲揚及び国歌斉唱の意義と教育者の責務について」が加わり、思想転向をさらに強要するものになっている。
この「研修」はまた、不起立を続ける田中聡史さん対し、都教委が「『反省』の機会を与えたのに『反省』がなく、職務命令違反を繰り返した」と、すなわち、「不起立前後の態度」がよくないとの名目を作り、さらに重い処分をするために行っているとも言えるものである。
私たちは、田中聡史さん及び「君が代不起立」被処分者に対する、東京都教育委員会による憲法違反の「服務事故再発防止研修」の中止を強く求めるものである。
私たち<許すな!「日の丸・君が代」強制 止めよう!安倍政権の改憲・教育破壊
全国ネットワーク(準備会)>は、全国各地の現職教員や退職教員、保護者、市民、労働者とともに、田中聡史さんに対して都教委が不当処分を止め、これまでの不当処分を撤回するまで、全国各地で抗議の意思を表明していく。
そして、日本国憲法で保障された内心の自由・良心の自由・思想の自由・表現の自由を侵害し、自分の頭で考えずに指示に従順な子どもや教職員をつくることに繋がる「君が代」処分と、東京都教育委員会が被処分者に対して行う不当な「服務事故再発防止研修」という名の「思想転向研修」を、東京都教委が止める日まで、東京都民・全国の教員・保護者・市民とともに、これらの中止を求め、徹底して抗議行動を行っていくことをここに宣言する。
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