ナガサキギボウシは太陽を追いかけているの?
ナガサキギボウシが首振り運動をしているらしいので、もう少し詳しく庭のナガサキギボウシを観察してみました。
050708ナガサキギボウシ1609050003 posted by (C)雑草
朝のナガサキギボウシはほぼ直立しています。夜はどの茎も直立にもどり、朝までこの姿勢でいます。BとCは例外です。
一日数回観察したところ、花が咲く前の花茎が盛んに伸長しているものに大きな首振り運動が見られることがわかりました。
この株は6本の花茎がでて、早く花が咲いたのが4本(ABCD)とまだ花が咲いていないのが2本(EF)です。
昨日はAとCの首振りにしか注目しませんでした。
今日は結果として花が咲き始めたBとDとまだ花茎の成長中で蕾のEとFが首振りしたのでした。
その中で大きく首振りした、まだ花茎が成長中で蕾のEとFに注目しました。
写真のタイトルの数字は日付と時刻です。050708は5日7時8分です。
050921ナガサキギボウシ1609050016 posted by (C)雑草
朝9時過ぎEとFはこの時右側に少し湾曲していました。Eは見えずらいので画面に書いてありません。
050922ナガサキギボウシ1609050017 posted by (C)雑草
Fは左側に曲がろうとしていたようで、左側への力が葉柄につかえてとまっていました。花茎から葉柄を外してやると、次の瞬間左側に大きく曲がりました。
050928ナガサキギボウシ1609050033 posted by (C)雑草
Fは左側につかえるものがないので大きく曲がってしまいました。
050928ナガサキギボウシ1609050034 posted by (C)雑草
Eも同じく左側に曲がりましたが、葉の上に載るような形になり、Fほど大きくは曲がりませんでした。このEとFの曲がり方の違いがこのあとの首振り運動に大きく影響しました。
051056ナガサキギボウシ1609050036 posted by (C)雑草
午前11時近くです。Eに注目です。今は左側に湾曲したままです。
051354ナガサキギボウシ1609050037 posted by (C)雑草
午後2時近くです。Eは立ち上がってきたようです。
051355ナガサキギボウシ1609050039 posted by (C)雑草
Eを角度を変えてみると直立ではなくて湾曲しています。
051056で穴の開いた葉のこちら側でしたが、この写真では向こう側です。
つまり、051056では東向きだったのが、この時は南向き(南南東くらい)に転回したようです。
ということは太陽を追っているようにも思えます。木漏れ日だけですが、太陽の方向はわかります。
午後3時過ぎです。
051506ナガサキギボウシ1609050001 posted by (C)雑草
Fは支えるものが無いので大きく東向きに湾曲したままです。
051507ナガサキギボウシ1609050002 posted by (C)雑草
Eは今度は西寄りに湾曲しています。
051507ナガサキギボウシ1609050003 posted by (C)雑草
Bはもともと西側に倒れているのですが、蕾のついている部分が西側を向きました。
051507ナガサキギボウシ1609050004 posted by (C)雑草
Dも蕾がついている部分が西を向きました。
真上から見た様子です。この日はAとCは首振りしませんでした。
051719ナガサキギボウシ1609050008 posted by (C)雑草
午後5時過ぎ、上から見ています。
Eは立ち上がってきました。CDはやや北向きになっています。そしてAは東向きの方向です。
ACDEは朝から太陽をおいかけて東・南・西方向に曲がったので、今度は北向きに曲がって真っすぐな姿勢になるように整えているかのようです。
BとFは倒れこんだ状態のままです。BとFは倒れこみすぎて姿勢をもとに戻せないようです。
052044ナガサキギボウシ1609050020 posted by (C)雑草
夜のナガサキギボウシです。ほぼ直立です。BとFは倒れたままです。
花茎が伸び盛りのFのようなときに倒れこみが大きすぎると立ち上がりが困難な状態となり、Bのように花が咲くようになっても花茎が斜上した形にとどまるのでしょう。
この倒れこみを他の葉などが支えて、大きく倒れこまない場合は、ACDFのように花茎が直立状態で花が咲くのでしょう。
060747ナガサキギボウシ1609060001 posted by (C)雑草
翌朝のナガサキギボウシの状態です。
花茎が直立した見た目にもよい状態で花を咲かせるには、花茎が伸び盛りの時に、倒れすぎ無いような支えをするなど注意をする必要があるのかもしれません。
ナガサキギボウシの花茎の分枝については、前のブログに書いたように、1本の花茎に2本の枝が出たものがあり、さらにあと2本の枝が出て合計4本の枝になる可能性があるとしました。しかし、今日その枝の出る可能性がある苞が枯れ始めていて、枝は2本にとどまることがわかりました。
060747ナガサキギボウシ1609060002 posted by (C)雑草
4本の枝が出る可能性があったのはCですが、3段目と4段目の苞が枯れてしまいました。
061105ナガサキギボウシ1609060004 posted by (C)雑草
Cの下から三段目の苞の中には蕾のかたまりが見られたので、枝が伸びてくることが期待された。しかし、苞とともに蕾のかたまりらしいものも枯れてしまいました。4段目の苞も枯れてしまいました。
花が咲いた場所は苞が生きて緑色をしているが、分枝したり、このように分枝しなかった場所の苞は枯れてしまいます。また花が咲いても受粉せずに子房が落ちるものも苞が枯れてしまいました。
ナガサキギボウシの分枝の状況は次の通りです。今年は花茎が合計6本出ました。そのうち4本に分枝がありました。
内訳はAとCに枝が各2本。DとEに枝が各1本。BとFには分枝はありませんでした。
中でもCは枝が4本出る可能性があったが2本に終わりました。
ナガサキギボウシが首振り運動をしているらしいので、もう少し詳しく庭のナガサキギボウシを観察してみました。
050708ナガサキギボウシ1609050003 posted by (C)雑草
朝のナガサキギボウシはほぼ直立しています。夜はどの茎も直立にもどり、朝までこの姿勢でいます。BとCは例外です。
一日数回観察したところ、花が咲く前の花茎が盛んに伸長しているものに大きな首振り運動が見られることがわかりました。
この株は6本の花茎がでて、早く花が咲いたのが4本(ABCD)とまだ花が咲いていないのが2本(EF)です。
昨日はAとCの首振りにしか注目しませんでした。
今日は結果として花が咲き始めたBとDとまだ花茎の成長中で蕾のEとFが首振りしたのでした。
その中で大きく首振りした、まだ花茎が成長中で蕾のEとFに注目しました。
写真のタイトルの数字は日付と時刻です。050708は5日7時8分です。
050921ナガサキギボウシ1609050016 posted by (C)雑草
朝9時過ぎEとFはこの時右側に少し湾曲していました。Eは見えずらいので画面に書いてありません。
050922ナガサキギボウシ1609050017 posted by (C)雑草
Fは左側に曲がろうとしていたようで、左側への力が葉柄につかえてとまっていました。花茎から葉柄を外してやると、次の瞬間左側に大きく曲がりました。
050928ナガサキギボウシ1609050033 posted by (C)雑草
Fは左側につかえるものがないので大きく曲がってしまいました。
050928ナガサキギボウシ1609050034 posted by (C)雑草
Eも同じく左側に曲がりましたが、葉の上に載るような形になり、Fほど大きくは曲がりませんでした。このEとFの曲がり方の違いがこのあとの首振り運動に大きく影響しました。
051056ナガサキギボウシ1609050036 posted by (C)雑草
午前11時近くです。Eに注目です。今は左側に湾曲したままです。
051354ナガサキギボウシ1609050037 posted by (C)雑草
午後2時近くです。Eは立ち上がってきたようです。
051355ナガサキギボウシ1609050039 posted by (C)雑草
Eを角度を変えてみると直立ではなくて湾曲しています。
051056で穴の開いた葉のこちら側でしたが、この写真では向こう側です。
つまり、051056では東向きだったのが、この時は南向き(南南東くらい)に転回したようです。
ということは太陽を追っているようにも思えます。木漏れ日だけですが、太陽の方向はわかります。
午後3時過ぎです。
051506ナガサキギボウシ1609050001 posted by (C)雑草
Fは支えるものが無いので大きく東向きに湾曲したままです。
051507ナガサキギボウシ1609050002 posted by (C)雑草
Eは今度は西寄りに湾曲しています。
051507ナガサキギボウシ1609050003 posted by (C)雑草
Bはもともと西側に倒れているのですが、蕾のついている部分が西側を向きました。
051507ナガサキギボウシ1609050004 posted by (C)雑草
Dも蕾がついている部分が西を向きました。
真上から見た様子です。この日はAとCは首振りしませんでした。
051719ナガサキギボウシ1609050008 posted by (C)雑草
午後5時過ぎ、上から見ています。
Eは立ち上がってきました。CDはやや北向きになっています。そしてAは東向きの方向です。
ACDEは朝から太陽をおいかけて東・南・西方向に曲がったので、今度は北向きに曲がって真っすぐな姿勢になるように整えているかのようです。
BとFは倒れこんだ状態のままです。BとFは倒れこみすぎて姿勢をもとに戻せないようです。
052044ナガサキギボウシ1609050020 posted by (C)雑草
夜のナガサキギボウシです。ほぼ直立です。BとFは倒れたままです。
花茎が伸び盛りのFのようなときに倒れこみが大きすぎると立ち上がりが困難な状態となり、Bのように花が咲くようになっても花茎が斜上した形にとどまるのでしょう。
この倒れこみを他の葉などが支えて、大きく倒れこまない場合は、ACDFのように花茎が直立状態で花が咲くのでしょう。
060747ナガサキギボウシ1609060001 posted by (C)雑草
翌朝のナガサキギボウシの状態です。
花茎が直立した見た目にもよい状態で花を咲かせるには、花茎が伸び盛りの時に、倒れすぎ無いような支えをするなど注意をする必要があるのかもしれません。
ナガサキギボウシの花茎の分枝については、前のブログに書いたように、1本の花茎に2本の枝が出たものがあり、さらにあと2本の枝が出て合計4本の枝になる可能性があるとしました。しかし、今日その枝の出る可能性がある苞が枯れ始めていて、枝は2本にとどまることがわかりました。
060747ナガサキギボウシ1609060002 posted by (C)雑草
4本の枝が出る可能性があったのはCですが、3段目と4段目の苞が枯れてしまいました。
061105ナガサキギボウシ1609060004 posted by (C)雑草
Cの下から三段目の苞の中には蕾のかたまりが見られたので、枝が伸びてくることが期待された。しかし、苞とともに蕾のかたまりらしいものも枯れてしまいました。4段目の苞も枯れてしまいました。
花が咲いた場所は苞が生きて緑色をしているが、分枝したり、このように分枝しなかった場所の苞は枯れてしまいます。また花が咲いても受粉せずに子房が落ちるものも苞が枯れてしまいました。
ナガサキギボウシの分枝の状況は次の通りです。今年は花茎が合計6本出ました。そのうち4本に分枝がありました。
内訳はAとCに枝が各2本。DとEに枝が各1本。BとFには分枝はありませんでした。
中でもCは枝が4本出る可能性があったが2本に終わりました。
ご無沙汰してます。
多くの草花というか、すべては光を求めているのですね。
ギボウシは栽培しやすくて、しかも葉も花も楽しめますね。