猛暑の峠を越えて、最高気温が30度に届かない日もあるようになりました。トラノオスズカケがいつの間にか咲いていました。
そして今日は隣のナガサキギボウシの一番花も咲きました。
ナガサキギボウシの花径は不思議なことに首振りをします。
これはナガサキギボウシの全体です。今日開花したのは左側のほうです。
花径は全部で5本以上になりますが、右上の1本は倒れています。これは日差しが強くてしおれたりしたのではなくて、時折このように首を振ることがあります。この現象はコバギボウシなどでは見られません。また花径が枝分かれをすることもよくあります。
マキエハギも盛んに咲いています。今年は花弁の内側の赤色がほとんど見えません。
ヤブランですが、葉がとても狭いです。
水平方向の葉は通常のヤブランの葉です。直立した小さな花径のもとから出ているのが細い葉です。この葉ははっきりと谷折りになっています。
花穂も小型です。
花が開いているのは稀です。このヤブランは何者なのでしょうか。生物の先生も首をかしげていました。
我が家でも6月咲よりは濃い目のギボウシが咲いています。
ヤブラン、不思議な生態なのですね。新芽?、勝手な想像です。
ギボウシの花が首を振るのですか!
家にもありますが私はまだみたことがありません。ぜひ、今度見てみたいです。残暑厳しい中、お体大切に。
首を振るギボウシは知る限りではナガサキギボウシだけです。その様子はちょっとわかりにくいのですが
このブログの2016年9月4日と9月6日に掲載しています。また花穂が枝分かれすることもあります。コバギボウシでも枝分かれすることがあると聞いたことがありますがまだ見たことは有りません。
これから咲くギボウシは主にイワギボウシですね。レアなものではコガラシギボウシが遅く咲きます。
ヤブランは新芽ではありません。これ以上葉は大きくならない不思議なヤブランです。