Zapf 2004-2011

2000年代の暮らし。自転車・ゴルフ・Yセツ・城・リコーダー....
今に続くいろんなことが芽吹いた季節

愛がなくても喰ってゆけます。

2005年06月11日 | book

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ということで、せっかくご好意で送ってもらっておきながら、2週間ほど机の下で熟成されていた可哀想な一冊。ハチクロのコメントでも書いたけど、池袋のマンガ専門店でレジのまん前のワゴンにこれ一種類だけが山のように積み上げられて売られていた。事前の知識が皆無でもそんなの見たら思わず手にとってしまいますよね。ちなみにこの時は3話ほど眺めて、買うほどではないなと思ってワゴンに戻しました。買ってくれる人がいてありがたかったです。

自らを主人公としたいわゆる食べ歩きグルメ漫画。

食べることへの熱い情熱、緻密な料理描写と具体的なガイドブック風の作りに絡めて、いわゆるイマドキっぽい人間関係・男女関係なども混ぜこぜになっているところがミソ。
「美味しんぼ」などのグルメ漫画における背景のドラマが、単なる食事を紹介するために構成された「便宜的な人間関係」であるのと対照的に、こちらのドラマでは、作者周囲の人間への嗜好が、食べ物と同じくらい漫画全体の中で比重が高い点が特徴的。

大変面白く読ませていただきました。やっぱ買うほどではなかったけど(笑)

紹介されてるお店は、中央線沿線が多め。
ちなみに東京の美味しいお店紹介はほとんどの場合、六本木、青山、四谷、赤坂などという地名が主役。まあ、実際そうなんだろうから仕方ないんだけど、城東地区の住人としては歯がゆい限りです。六本木なんて気分的には函館より遠いぜ。


ゴルフレッスン 有朋自遠方来編

2005年06月09日 | golf

火曜日の午後。
こちらでも「と」の名前で、ときに意味不明のコメントをいただく「とうえもんさん」が、東京出張のついでに愛知県からゴルフの指導にいらっしゃいました。

「と」先生は前日から宅配便で「エースクラブ」を送り込んでくるわ、打ちっぱなしに行ったら調子が悪いから行くのをやめるとか言い出すわ、指導ではなくて「(スイングの)見せっこ」だとか言うわの、なんだか来る前から目的を勘違いしているのではないかという状況。
本人の説明によると、「と」さんのステキなスイングと弾道を見せつけておかないと、指導そのものに「説得力がない」でからなんだそうです。

レッスンは前に行った高島平のでっかい練習場で。16時過ぎから。平日の夕方なのにけっこう混んでる。みんなヒマなんか。おまえもな。
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さて、と先生は33回転のLPを45回転で回したかのような高速言語射出。しゃべるしゃべるしゃべる。今まで9ヶ月間私のレッスン記録を見続けてきて、言いたいこと教えたいことが溢れそうなの。では覚えていることを順に記録。

・まずは尋常でないダフリ方に先生驚愕。ボールの30cm以上手前を叩いてる。これでボールが飛ぶはずがない。林はどうしてこれを放置したのか。(林は、体の動かし方ができるまでは、クラブの先端の軌道なんかまだどういでもいいと考えていた)それにしてもよく怖がらずにそれだけ地面をバカバカ叩けるもんだ。頭ヨワイんじゃないか。
・ボールを練習場のマットの一番右端に置く。これでダフったらマットのないところを強打するので人は自然に調整してボールを直接叩くようになる。
・やってみたら、ボールではなくマットの右端を強打。マットがきれいな弧を描いて3ヤードほど前に飛ぶ。あきれる先生。己の腕力に驚くわたし。
・ダフリはダメ。トップ全然オッケーの気持ちで練習する。だんだんボールを直接叩くようになる。80ヤードの標識を何度か越える。
・テイクバックの時に右ひざが一緒に右に逃げるのでこらえる。フォローの時、左ひざが左に逃げるのでこらえる。要は土台をしっかりさせろと。土台が動かなければ、腕だけで振ってても飛距離は出る。
・ダフリの原因は右肩が前に下がるから。これは林にも9ヶ月言われ続けた。
・小さなスイングばかりやってたせいで、体が窮屈そう。クラブを振り上げる時には思い切って遠くへ。
・野球でもテニスでも、インパクトの前と後でクラブを持つ手は上下が自然に入れ替わる。ということを水平に持ったクラブを野球スイングすることで体感。野球もテニスもやらないけど、言われてみれば確かにインパクトを境に握りが入れ替わる。これがフェイスが開いて閉じるということか。このクラブの軸を中心とした回転運動は今までのイメージの中にはなかった。なるほど。
・いつもより運動が大きいし力が入っているせいか、手が疲れてきた。右手の親指の皮がむける。
・正しくボールにあたる率はまだ低いけど、当たった時の飛距離は伸びてきた。1階の打席なので遠くがよく見えないけど100ヤード標識は越えたようだ。先生はラン入れて160ヤード行ってると言う。

90分打ち放題の時間が過ぎたので、本当はまだ少し(先生はまだぜんぜん)やり足らない気持ちを残しつつ、まあ初回ですから今回はこのくらいでね目標の200には到達しなかったけど160ヤードは行ったんだしね次は俺らが岡崎行くから一泊二日でレッスン&コースデビューだねでも人生で一度の大切な「初めての日」になるんだからそれを美しい思い出にするにはもう少しちゃんと練習してからなどとくっちゃべりつつ、タクシーでウチに帰ったのでした。

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夜は、妻の心づくしメニューとお酒と歌。
本当はこういう時って、大人だったら朝まで飲み明かしたりするのか。妻は11時でダウン。私はその後1時間がんばったけど、やっぱり眠くて眠くて12時で寝てしまいました。

遠方の朋に心からの感謝と愛を。
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ゴルフレッスン 黎明期の終わり編

2005年06月06日 | golf

土曜日は妻が仕事だったので、一人でレッスンに行った。
最近blogでもゴルフレッスンの記述が少なくなっていたのだが、ちゃんと毎週通っていた。ただ、本当にちょっと予想を上回る「進展のなさ」で書くことがなかったのだ。正直心の中に嫌気が芽生えていた。

何か新しいことを始めるにあたって、当初の困難はつきもの。ゴルフだってぶんぶん振り回す前にしっかり基礎を学ぶことは必要と考えていた。「最初に壁にぶち当たって苦労した思い出」というのも、今までの人生にあまりなかったので、そういうのも『ゴルフ物語』の序章エピソードとしてはいいかな、くらいに思ってた。

でもねー。

ちょっと9ヶ月の進展なし期間は、俺には長すぎる。

先生のキャラクターも好きにはなれなかった。質問をすること=口答えととられるようだったし、指導の仕方も「クラブを右手で引こうとしている」「ボールを上げようとしている」というように、いつも私が「○○をしようとしている」という言い方をする。でも実際は「しようと」なんてして全然してないーーー。そんなこと思ってもいないーーーー。言われたことだけやろうとしているーーーー。
うwwwwwwっうぇええwwwwwwwwwww(あーあ泣いちゃったよ)

もっと極端なのは私が上手にならないのは「頭で考えすぎ」「自分で勝手に理論を考えてるから」だと言う。あれだけひとつのことができないでいて、しかも9ヶ月間に亘って多くの教えを言葉で受けていて、その上で「頭で何も考えずに」クラブを振ることなんて、解脱でもしない限り無理だよねえ。

指導は具体的な説明が良かったな。ま、やめる決意を固めた今となってはどうでもいいんだけど。

はい。

もうあそこのレッスンに行くのはやめました。違う手段を考えます。
この結論でよかったのかどうかは、10年くらいしないとわからないと思いますけど、とにかくゴルフをやめる訳ではないです。逆に、とにかくまずある(最低100ヤード)程度ボールが遠くへ飛ぶようにして、そしたらコースに出てしまおうと考えています。

ということで、昨年10月依頼のレッスン記録ですが、とりあえず第一部は挫折終了ってことで。(すぐに第二部が始まります)


ハチミツとクローバー1~3巻

2005年06月05日 | book

isbn4088650794

今現在人気のあるマンガのひとつとしてタイトルは知っていました。書店で発売中の7冊がそれぞれ平積みになっていて、自然に表紙も見ていました。小中学生対象のものと決め付けてました。
いくらマンガ人とはいえ44歳でこの絵柄のやつをレジに持っていくのはちょっとどうなのと思ってました。

金曜のの夜の飲み会で、やっぱり話題になったので、とりあえず3巻まで買って読んでみました。

3巻までの印象としてはビミョーです。美大を舞台にした青春群像ってやつですか。ビンボーアパートで時には食うものにも困るバンカラぶり。伝えられる想いと伝えられない想い。
漫画家って絵描きさんですから、美大出身者は比較的多いんでしょうね。なんかわりと最近、美大が舞台のマンガもうひとつ読んでるなあ。地方の高校生(複数)が東京の美大を受験する話。なんだっけ。

まあいいや。今のところ4巻以降に突入するか、ここで切るかは微妙な気配です。読んでる人いますか?


BALILax THE GARDEN

2005年06月04日 | Diary

軽い二日酔いである。頭痛あり。

昨夜は出版社主催のボウリング大会だったのだけど、同じ日に別の飲み会とダブルブッキング。ということで、6時から7時半まで高田馬場のビッグボックスで玉転がしをして、2ゲーム目の10フレームを投げた直後に脱走。ダッシュで新宿へ向かった。

飲み会というのは、かつて某出版社の中にあったDTPルームの同窓会。そこではMAC数台と女性のオペレーターが二人という極小編成で「趣味の園芸」の組版修正をやっていた。といっても、実際に作業があるのは月のうち数日。それ以外の日は、終日おしゃべりしたりマンガを読んで暮らすというほとんど部室化した空間。
中には退屈すぎてもたないという理由で、やめてしまうオペレーターもいたりするほどだったのだが、逆に退屈上等、マンガ万歳なタイプにとっては一種の楽園であった。私もしばしばそこで意味もなく休憩したりうだうだして過ごしていたのだった。昨年の春に突然解散するまでは。

で、昨夜は当時のオペレーター(退屈上等、マンガ万歳系)の女性3人を中心に6人で同窓会。
g145801v会場は新宿野村ビルB1のBALILax THE GARDENというバリ風がテーマのレストラン。結婚式とかもやるみたい。最近はこの手のテーマパーク系レストランが流行ですね。
内装は予想以上にきっちりBALIしてました。私たちの席も半個室風で向かい合わせの座席はベッドです。飲みすぎてもその場で横になって寝れます。(写真下のところ)。バリっぽい料理もまあまあ食べられます。飲み放題ついて4000円!ですから、リーズナブルというべきでしょう。
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近況やマンガ話中心に3時間以上いたのかな。気のいい娘たちとのお話は楽しかったです。マンガの話ではタイトルが出てこなくて「あのあのあの・・」ばかり言ってました。昨夜どうしても出てこなかったタイトルは「はれた日は学校をやすんで」だったか。ああ悔しい。
ハヤシさん、面白かったのでまた1年後にでも企画して下さいノシ


バッカスな隣人

2005年06月03日 | Diary

先月マンションのおとなりさんの引越しがあった。
もともと隣室はそこの御母さんが買ったマンションなのだが、結婚して外で暮らしていた長女とその夫が一緒に住むことになったのだ。

で、この新しい隣人。ご挨拶のときに名刺をいただいたのだが、「健康食とお酒のカルチャースクール・インフィニット」というのを主催している。
ttp://www.infinite24.com/index.html
(refere取られないよう、アタマの h はずしてます)
代表の菅田さんは、このサイトの紹介によると「ソムリエ」で 「きき酒師」で「食養管理士」 で「プロフェッショネル・ソムリエ」。やるなあ。

でね。一昨日の夜のこと。21時くらいにうちのチャイムがなる。こんな時間になんだろうと出てみると、「502号室の菅田です」。ドアを開けると、両手に酒瓶を2本下げた男性が笑って立っている。
「家内から、お酒を飲まれると伺ったんですが、これ今日の試飲会で余ってしまったワインなんですがよろしかったら飲んでいただけませんか」

ボトルを見てみると本当にわずかしか中身は減ってない。開けて平型のグラスに一杯だけ注いだ後のようだ。

いただいた。これからも余ったら遠慮せずに持ってきてくださいと話した。
ウマかった。なかなかいい隣人だ。

P1020649 もらい酒


アリトリスの練習(1)

2005年06月02日 | music

老後用に一応記録しとくだに。

連休にハニフラでJapanオールデイズ・バンドとして望まれないデビューを果たした「アリトリス」。お祭りバンドとして役割を果たしたかと思いきや、ボスからレギュラーバンドとしてやりたいとのメール。毎週火曜日の夜にやれませんかという。さすがに毎週は無理のようで隔週火曜日となる。

で、一昨日の夜が最初の集まり。誰もいないかもという予感もあったけど、Yesセッションで毎回おなじみのベースさんとドラムさん二人(うまい)が来たので、ギターのボスとキーボードの杏奈を合わせて一応バンドの編成はできた。ちなみにアリトリスというのはバンド名ではなくプロジェクト名で、各パートに複数のメンバーがいて、必要に応じてユニットを組み替えるんだそうだ。

曲は、ナニやったかな。あんま覚えてない。木綿のハンカチーフとか。冬が来る前にとか。焼酎のロックを飲みながら。やりだしたらけっこう楽しくて、21時から23時半くらいまでお店のTAKAMINE抱えて遊んだ。

みんな上手な人たちなんだけど、というか上手だからというべきか、とにかくギターもベースも音数が多すぎて収拾がつかない。記憶とコード譜だけでアドリブでやるんだけど、全員がちょこちょっと無駄な技を繰り出したりしすぎ。あと、キーボードは音色重ねすぎ。和音を弾くのでも他の人が弾いていない音域を選んでぶつからないようにしたいですね。

「冬が来る前に」で、歌の直前にエレキギターが「らーしーどーしーどーし」というフレーズがあるんだけど(わかるね)これが気に入ったボスがエイドリアン・ブリューみたいに歪ませたでかい音で歌の間もずっと同じ音型をやりつづけたりとか。あれはどう聞いてもプログレでした。


伊豆めし

2005年06月01日 | Diary

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土曜日の旅館メシ。海鮮いろり焼きの巻。

繊細な味覚を持たない私たちには焼いて塩振って即食うという料理がけっこう喜ばれます。
日本料理みたく伊勢海老の身を卸して薄く削いで茹でた菜の花を巻いて干瓢を戻し梅酢に漬け込んで裏ごしした桜長芋に生姜を加えて煮凝りにして酒蒸しにして(テキトーです)とかやってる間に私らは飢えて死んでしまいそうです。

ちなみに上の網の上のアワビ(もしくはトコブシ)ですが、いい感じに焼けてきたところで、突然爆発してジャンプ。下の灰の上に落っこちてしまいました。びっくりしたー。(すぐ新しいの持ってきたけど)