Zapf 2004-2011

2000年代の暮らし。自転車・ゴルフ・Yセツ・城・リコーダー....
今に続くいろんなことが芽吹いた季節

それでも花は咲く

2006年03月31日 | Diary

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今朝の風景。いつもは手すりを越えたところから写真を撮るのですが、実際に窓際から見えている風景はこんなもんです。昨年、真正面に2棟めのマンションが建ちまして、また見通しが悪くなりました。直近の建物の背が低いので、助かっていますが、そのうち目前にでかいのとか出来ちゃったら、もう引っ越すしかないですね。

ここ数日気温が低くなりました。今朝、起床時の室温が13.4度C。これはほとんど真冬と同じです。私のコートは内側のダウンを着脱できるのですが、先週はずしたのに今日再び付け直しました。夜桜の予定の人は大変だったでしょうね。

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先月ハニフラのセッションでRoundaboutを弾いたら、ベースがすごく楽しくなって、調子に乗って先週新しいベースを買ったらますます楽しくなっています。来週末はポピュラーセッション。大貫妙子と八神純子を弾きます。レベッカとかDeepPurpleもやりたかったけど、鍵盤弾きが不足してて今回はダメかな。

まあ、練習だけしておけばそのうち出番もあるだろう。中学の頃挫折した「ロックバンドごっこ」。ようやく実現するかも知れない。

問題は暗譜できないことだな。


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村上春樹のコピーです。

が、途中でやめるほどひどいものでもなかった。


BOOK DESIGN 復刻版

2006年03月26日 | book

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出版社の紹介はこちら

本は好き。仕事でも本を作るお手伝いをしている。

ブックデザインに無関心ではいられない。

ジュンク堂や青山ブックセンターで凝った装丁の本を見るのは楽しい。カッコいい本はやっぱりカッコいいと思う。手元に置いておきたい気にもなる。

だが、しかし。やっぱり職業柄が邪魔をしちゃうんです。悲しいことに。

デザイナーの自己満足なもの。費用対効果の明確でないもの。可読性の悪いもの。本棚に収まりの悪いもの。グロテスクなもの。

面白い小説は装丁なんかなくっても面白いし、つまんな内容の本で凝った装丁なんかゴミにもならないということ。

ブックデザインに理解を示しつつも、書物の本質ってそういうことじゃないだろ! とブックデザイナーに反感を覚える時の方がはるかに多いんだよね。面白いことを面白がれない。

ブックデザインについて過去から未来までを俯瞰するのには最適の書物です。この中に紹介されているデザイナーともけっこうお仕事しています。有名どころだと勝井三雄、杉浦康平、鈴木一誌、戸田ツトム、松田行正とか。一般の人に有名もへったくれもないかな。
有山達也さんもありましたね。そういえば一昨日は初めて祖父江慎さんと打ち合わせしました。(浮世離れした人かと思ったら、意外にも会議とか仕切ったりして驚きました)

まあ、向こうは印刷屋の営業の名前なんていちいち覚えてないでしょうが。

お金をかければ、奇抜なモノなんていくらでも作れる。
プロのデザイナーだったら、出版社の予算の中でできるものを提案してくれ。
白いコート紙とインク4色で、表現したいものを実現できなきゃプロじゃない。

と、言いたくなる場面は多々ありますが、絶対に口には出しません。

ところで、「BOOK DESIGN 復刻版」自体はシックな造本で内容は大変面白いです。


男たちの大和 YAMATO

2006年03月20日 | movie

Yamato

年末に会社から全社員に2枚づつチケットが配られた。

おそらくK川書店に頼まれてけっこうな額の「協賛金」を取られたんだろう。けどこれはけっこうヒットしたみたいだから、上手くすると利益還元とかあったかも。ないか?

正月以降いつでも見れると思ってた。2月末にネットで調べたら3月いっぱいやってるように書かれていた。実は先週いっぱいでおわりでした。あわてて行ってきた。

妻、導入部より泣き始め。

私は冷静に見てました。なかなかの大作。実際に前半分をセットに作り上げた迫力はすごい。適度にCGらしくないCGもまあまあの出来。キャストは無駄に豪華。私には泣き所はありませんでしたが、それなりに楽しみました。

それにしても観客の年齢層が高い高い。元乗組員かよ!と突っ込みたくなるようなおじいちゃんがいっぱい。


ブロードウェイミュージカル「Tommy」

2006年03月12日 | act

The WHOが1969年に発表したロック・オペラのミュージカル版。
アルバム「Tommy」が30年前から好きで好きでたまらない人にとっては、至上の演目。ミュージカル用に激しくアレンジされてはいるものの、原曲の良さは損なわれてはいない。
この音楽は「ロックバンドとホルンのための組曲」と改題した方がいいんじゃないかと思うくらいフレンチホルンが重要なのだが、そこもきっちりとおさえたアレンジで悪くなかった。

ステージは2階建ての構造で、ステージ上8mくらいの高さにバンド。(Key×2、Gt×3、Bs、Ds、そしてホルン)。ギタリストの一人が演奏の合間に下方で行われている芝居を見下ろしている。彼が後半では大人になったTommyを演じる。

演出もシンプルな装置と照明とビデオの投射で様々な世界を作り上げていく。ストーリー事態はちょっとアレなので、物語として楽しいかどうかはなんとも言えないが、音楽と視覚効果だけでも充分楽しいと思うのだけど。

難点は招聘サイドの気合のなさ。テレビ朝日/キョード-東京/ TOKYO FM/ 朝日新聞社主催ということだが、まず東京厚生年金会館という会場しかとらなかったところで、やる気のなさが伺える。宣伝やメディアへの露出もほとんど目にしなかった。厚生年金会館についても、飾りつけなど一切ない。本当にここでブロードウェイミュージカルが行われているのかと不安になるような寂しさ。

客席は土曜の昼間の公演で1階席が8割、2階席は2割くらいの客入り。私たちは2階だったのだけど、ほとんどの座席が空いているので、数少ないお客は始まるまでに全員前に詰めて座った。もちろん我々も。

こんなガラガラの客席に向かってでも、演奏も歌も大変高い水準に聞こえた。やはりあちらのレベルは高い。終盤でようやく客席も熱くなって、なかなかいい感じに終演となったが、本当はもっと早くから盛り上がりたかったね。楽しかったです。

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三重苦から覚醒する瞬間。

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ピンボールの魔術師

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アイム センセーション

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夜はハニフラのプログレ・セッション。昼間おみやげにかったトミーTシャツを着て、「ピンボールの魔術師」を演奏した。





シアター・オン・アイス2006

2006年03月04日 | sports

じゃあ、更新のリクエストがあったんで、今日はこっちから書くですよ。

フィギュアスケートを観るようになって4年。これは妻の趣味にこちらが乗った部分なんですが、私が観るようになった直後から素晴らしい才能が続々と出てきて、昨年あたりでは5人以上の選手がオリンピック出場枠を競うような状態になっていたわけです。

会社とかでスケートの話題になった時に、最近見始めた人よりは私のほうが相当詳しいのでちょっとうれしいですね。かと言って相変わらずジャンプの区別もつきませんんが。(でもさすがに2回転か3回転か4回転かはわかるようになりました。あと意識して観ていればアクセルジャンプだけは分かります)

さて、今夜あたり散々ニュースでやるでしょうが、図らずも荒川静香の凱旋公演となったかのようなシアター・オン・アイス。出場予定者がシングルの男女とも金メダルを取ったもんで、大変なプレミアム公演となりました。

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会場は有明コロシアム。国際展示場駅から歩道橋渡って下を見たらこんな風景。すごい行列だなあと思ったのですが、ここで見える風景はまだまだ甘いものでした。

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会場に向かった行列は会場手前で左に折れ、「有明テニスの森」の中へどんどん入っていきます。いったいどこまで続くのか、上の写真で見ても全然わかんないですよね。とにかくこの先のどこかに折り返し点があって、右側の列はそこから戻ってくる人の列だということはわかります。

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折り返し点は、この青いフィールコートのこいつが「人間パイロン」となっていました。会場に背を向けて延々歩かされたせいで、全員かなり殺気立っています。

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これが会場ね。

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フォギュアには珍しく撮影禁止だったので、開演前に全体の風景だけでも撮影しとこうと思って。

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安藤美姫のスパイラル。オリンピックのときのワダエミの衣装が大不評でしたが、確かに今日の衣装の方が全然良かったですね。演技も余裕に満ちたもので良かったです。さすがに4回転はやろうとしなかったけど。最近この選手の評判がガタ落ちですが、私はまだまだ見捨ててないです。

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静香ねーさん。いやもう本当に何度も生で見てはいますが、今日あたりはカリスマががってましたね。美しい。他に形容詞はいらないです。美しい。

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他に男子金のプルシェンコ、妻が大ファンのアニシラ&ペイゼラ組など、とにかく大変豪華なショーになりました。チケット買っといて本当に良かった。

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2回から見下ろした休憩時間の喫煙コーナー。
1年前は自分もあの白い空気の中にいたのかなと考えると、禁煙できて本当に良かったとつくづく思いました。

そうだ。そこのスズキヒロユキ。露天風呂の写真の俺の股間は「バッチイちんちん」じゃなくて旅館が貸してくれる混浴用の黒い海水パンツの影だからな。

以上。