Zapf 2004-2011

2000年代の暮らし。自転車・ゴルフ・Yセツ・城・リコーダー....
今に続くいろんなことが芽吹いた季節

あのね、ゆうこちゃん(mz)

2006年01月25日 | Diary

知った顔してラーメン話など書いてはおりますが、私、食べ物に関しては丸っきりB級です。材料や調味料や調理方法に必要以上のこだわりナシ。

こだわりたい人がこだわるのはいいんです。。でも、こだわる人がこだわらない人や物に文句を言うのはちょっとヤかな。。

日本の食文化を背負ったような気分で、原材料にこだわり、水にこだわり、長い調理時間の間一瞬の気も許さずにじっくりことこと。。そうして出来上がった、ひとつの食べ物。それはそれで素晴らしい。きっと美味しいんでしょう。(値段も高いでしょ)

でも、それと同じ名前の食べ物がスーパーで真空パックされて売られていた時に、たとえそれが大量生産で添加物まみれであったとしても、食文化や健康や伝統を理由にそれを貶さないで欲しいな、とも思うンです(小池一夫)

私たち共働き夫婦二人の楽しい夕餉には、そういった食べ物もしょっちゅう登場します。。

タイマーで帰宅時間に炊き上がる真っ白いご飯。乾いた喉を冷たいビールで潤しながら、スーパーで買ってきたお惣菜(夜なので50円引きシール付き)やチンしたレトルト食品を挟んでの語らいのひと時。

炊き立てのご飯さえあればあとは、たとえ梅干1個でも楽しい食卓にできるということも、ひとつの日本の文化ですよね。

でも、そんな楽しい夕食も、新聞記者の夫にくっついていっぱしの食通をきどるどこかの妻には、こう言われてしまうンです(小池一夫)

「口の中に残るなんとも言えないえぐみと薬品臭さ。○○産と表示しておきながら実際は粗悪な△△産を○○の工場で加工しただけ。今までこんなもの を私たちはありがたがって食べていたのね。ぺっぺっ」(もう10年くらいも○ピリッツ読んでないので、今でもこんなと言ってるのかどうかは知りませんが)

はあどうもすいません・・・・

でもね、ゆうこちゃん。
人にはいろんな事情があるんだから、できればほっといてね。

Sikeiホントに言いそうだよね。


あと、こみるさんはけっこう料理が上手ですので、これ読んで誤解しないよう。一昨日の甘鯛の昆布しめ酒蒸し、最高でした。


THE 有頂天ホテル(mz)

2006年01月21日 | movie

雪の中、池袋まで映画を見に行きました。三谷幸喜の「THE 有頂天ホテル」。

このblogでも書きましたが、昨年の夏、あのホテルのセットがある成城の撮影所までエキストラをやりに行っていたのでした。(エキストラの公募とかはけっこうネットによくあります。それを「趣味」にしている人もいます)

あれから、半年。果たして我々は写っているのか。映画そのものへの期待と合わせてドキドキしながら映画を見ていました。
で、結果はというとちゃんと写っていました。
角野卓造・原田美枝子夫妻がホテルに到着するシーン。チェックインしている角野さんを映しているカメラの背景に、ロビーに座っている私が、そのすぐ後、篠原涼子がホテルの携帯ストラップを役所広司から渡されるところで、後ろから歩いてくるのが妻。

私たちは「本人」なのですぐ分かりましたが、どちらも暗いし一瞬なので、普通の人には見分けがつかないでしょうね。

映画そのものは大変面白いので、これから映画に行かれる方は、余計なこと考えないで映画をお楽しみ下さい。


「マドンナ」 奥田英朗

2006年01月18日 | book

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大衆小説雑誌に連作された大衆のための大衆短編集。
大衆代表の私にはもっともぴったりな読み物。

日常生活の中でどこにでも起こりそうな立場の違う人と人の対立。
すっごく面白いです。

Amazonに表紙写真盗用に行ったら

あわせて買いたい
マドンナ』と『トワイライト』、どちらもおすすめ!

と書いてありました。
トワイライトを読んで暗くなった後で、マドンナ読んで復活しよう(笑)


のだめカンタービレ(14)(zm)

2006年01月17日 | book

講談社がファン向けに商売っけ出しまくり。
6万部しかない「限定版」は予約の段階から入手困難で、すでに中古価格は定価を上回っているようです。やれやれだ。まあ、買うほうも嬉々として買っているようなのでどうこう言うこともないんですけど。

14巻は比較的淡々としてましたね。
千秋もまだ新しいオケを改革する手段が見つからないままだし、のだめのピアノも相変わらず高度なテクニックと表現力と個性の折り合いがつかないまま。チョイ役と思われた指揮の松田さんが再び現れたのはどういう理由か。
全巻あたりから物語が求心力を失いつつある気がします。まあ、商業的には大成功の真っ最中なのでいいんですけど。

ファゴットとバスーンとバソン。
同じものを国によって違う呼び方をしているのかと思っていましたが、14巻の中ではファゴットとバソンを異なる別の楽器として扱っていました。調べて見ました。
ファゴットとバスーンは同じドイツ式(ヘッケル式)の楽器のことで、英語圏ではバスーン、フランスやイタリアではファゴットと(主に)読んでいるよう。
バソンは使用する材も運指もドイツ式とは異なるフランス式(ビュッフェ式)の楽器。

ただし、フランス国内も含めてオーケストラの奏者でフランス式(バソン)を使用している人は少数派、もしくはほとんどいないという実情のようです。やはりオーケストラの中で、バソンの音では不利なんでしょうかね。どうなの部長。


自転車雑誌に私が(mZ)

2006年01月12日 | 自転車生活

去年の11月、夫婦でツールドおきなわという自転車の大会に参加しました。国際レースとかもある大規模な大会ですが、私達が出たのは、恩納村サイクリング。沖縄で借りたレンタサイクルで海岸沿いを70kmほど走りました。

二玄社の「BICYCLE NAVI No.19 2006-Winter」というムックに、その時の記事が掲載されていて、しかも会心の笑顔の私の写真が出ていると、一緒に行った(だ)が教えてくれました。

本屋さんでさっそく買って来ました。確かに写っている。
これは昼食時に、一人ぼっちで神戸から参加していた女の子とお話しているところ。別にナンパとかそういうのではありませんから念のため。となりには妻もいます。

__hr_p1040129こんなムックの

__hr_p1040130aこのあたりに(P.81)

__hr_p1040132こんな写真が!!

ま、いい記念になりました。
「さちや」というお名前だったようです。ちなみにぼくは「のぼる」です。


ランダバ祭り

2006年01月10日 | music

「ハニーフラッシュ」4周年を祝うイベントが1月8日に行われた。

その中イベントで「ラウンドアバウト」というイエスの中で2番目に有名な曲を、4回連続演奏、メンバーは4回とも全パートチェンジしてという前代未聞の企画があった。人呼んで「ランダバ祭り」。

で、お店の杏奈嬢から二日前にメールが来て「こみるさん(妻のHN)、歌いませんか」と誘われたのだった。イエスセッションではもう何度も歌ってはいる妻だったけど、それはイエスの初期の隠れた名曲的な、ぶっちゃけまあ妻でも問題なく歌うことができるだろうという易しい曲ばかり。
ランダバはそれらとは違う。イエスの中ではそれほど長くない曲だけど、それでも9分近くある。リズムも4/4主体だけど、多少は変拍子やトリッキーなフレーズもある。二日間でなんとかなるだろうかとマジメに悩んだ。

金曜の夜から練習に入る。まずはCDと一緒に歌う。私はバンドスコアを見ながら、構成と歌いだしのポイントを理解する。土曜日はゴルフレッスンで西台に行くついでに、カラオケボックスで練習。そして日曜の本番へと出かけたのだった。

(中略)

で、本番。上手に楽しくできましたね。

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歌ってるいい写真がなかった。これはギターソロのところ。左がマイワイフ。

では、それ以外の演目の一部を。

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普段はプログレな人たちによるジャズトリオ。キーボードが駒込病院のお医者さんで、全員手術着での演奏。大変ハイレベル。

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高中の虹伝説を演奏中の店主(ボス)。カウンターの中、足元が機材で埋まっている。お酒とかこぼす心配はないのか。

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大トリ。ベイシティ・ローラーズのコピーバンド「オジンバラの騎士」。

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達人達による本気のエンターテインメント。

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場内興奮のるつぼ。

この他、比較的ルックスのいい女性バンドによる「ルネッサンス」とか、最強メンバーによる悪の教典(#1)とか、夕方から22時まで大いに楽しみました。






おおきく振りかぶって

2006年01月08日 | book

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げんさんのところへ、年始ご挨拶に行った際に貸し出してもらった野球マンガ。アフタヌーン連載中。

「オレらのエースは暗くて卑屈」というのがAmazonにおける出版社からの内容紹介。これもまたちょっと今まででは考えられなかった主人公の性格設定だよなー。

野球に対する情熱、並外れた努力、そこまでは普通の野球マンガなんだけど、これに「コミュニケーション障害」(と言い切ってしまっていいと思うんだが)が加わることで、極めて特異な雰囲気の野球マンガができあがる。

自分の周囲でおこる全てのことに脅え、狼狽する主人公。ほとんど自分から口を開くことはなく、話さなければならない時はキョドりながら吃音に近い台詞まわし。
これでどうやってドラマが展開するかというと、主人公以外の人物が全て善人で、ささいな主人公の行動や顔色からあらゆる内面の葛藤を察して理解してくれるという仕組み。

読んでいて、自立して行動する前の「電車男」を思い出してしまった。
とは言え、このマンガから、他人との適切な距離感を持ち得ない現代の若者像とかを語っては安直すぎるだろう。とにかく普通に面白い。試合の展開は相手チームのデータ優先でちばあきおチック。

先が楽しみ。6巻出たら原稿より先に便に乗せて下さい(笑)
難点は登場人物の区別が大変難しいこと。すぐに誰だかわからなくなるよ。

 


ゴルフレッスン 2006#1

2006年01月06日 | golf

練習場に行く度に何か進捗を書いてきたけど、だんだん記録が疎かになってきた。練習があまりにも日常生活に溶け込んでいるか。

さて、「どうすればいいのか・どうしたいのか」はたっぷり教えてもらっている。ただそれが「できる」ところまで行かないので、なかなか記述するに至らない。
とは言え、極めてゆっくりだけど着実に上達している感覚はある。例えばとんでもない当たりそこねが相当減った。レッスン再開前は前回の感覚を思い出すまで、100球くらいミスショットをしてから、ようやく少し前に飛ぶようになっていたが、最近では練習の最初からだいたい前方に飛ぶ。(だから練習に行くのも楽しい。最近は妻より積極的に行こうと言い出す』

練習するクラブの種類も増えてきた。7番、5番、9番、SW、バフィーにドライバー。全部やろうとしたら練習時間が足りないくらいだ。
ウッドの確率はアイアンに比べれば当然低いけど、徐々に感覚が分かってきた、まだ3回しか使ったことがないのだ。これからこれから。最初、小次郎の刀のようだと感じたバフィーもドライバーを振った後ではなんとも短いクラブに思える。まだ滅多にないけどちゃんと当たったときは200ヤードくらい飛んでいる(はずだ)(といいな)(かもしれない)

案外気に入ったのが9番アイアン。ヘッドの重さだけで振る感覚が好き。

新年の練習では、練習早々左わき腹を痛めてしまい、そこに負担がかからないように注意してクオーターくらいで振っていたら、かつてないほどクリーンな打感。しかも何球でも同じ感覚で打てる。次回再現するのは難しそうだけど、正しく当たるというのがどういうことか初めて分かった気がする。

そろそろコースで上達の程を知りたくなってきた。もうちょっとウッド・ドライバーの方向性が良くなったら、それからもうちょっと暖かくなったらコースに行きたいな。行くぞー。


イチローは芝居までうまかった

2006年01月05日 | Diary

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1月5日。新年初日はサラリーマンらしく御得意先へのごあいさつ廻り。

挨拶にいった2軒目が築地。そこで11時半になってしまい次の予定までの時間つぶしに場外市場を散歩。ちょっと上等の羅臼昆布と初物の筍を購入。 板橋ではこんなん売ってないねん。筍は全長7cmくらいのほんの小さいもの。4本。吸い物か煮物か、それとも直火で皮ごと焼いて食べるか悩み中。築地に来 ると誰もが池波正太郎みたいになっちゃいますね。

ちょうどお昼前だったので「まぐろ丼 かんの」で三種盛丼。
http://www.walkerplus.com/gourmet/gyoretsu/tokyo/22.html
実は今朝も69kgのままだったので「今日は昼飯抜き!」と決めてました。でも、こんなところで昼食時間になったら抜き!とはいかないじゃないか。美味しかったです。。でも「明日は昼飯抜き!」。たぶん。

昨夜の古畑2夜目。脚本はイマイチだったけど、イチローはなかなかのもんでしたね。いくら完全な当て書きでも普通ああはいかないです。


新撰組なポタ

2006年01月03日 | 自転車生活

ということで、多少は脂肪でも燃焼させようと今日は自転車に乗って散歩。

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JR板橋駅横の近藤勇墓所を出発して巣鴨大鳥神社へ。お酉様の時は華麗ですが普段は地味な神社です。暇そうな神主さんにお神酒を出してもらいました。(参拝客が少なくて暇だったらしく、えらい話しかけられた)。出かけるときは寒いだろうと思って着込んで出かけましたが、ここまで走ってくると暑いくらい。燃焼してるしてる。たぶん。

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白山通りを下って水道橋から九段へ。靖国参拝を終えて九段下でラーメン。燃やした分の脂肪はここで取り戻す。取り戻してどうする。でもけっこう美味かった。

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そこから後楽園の裏手を抜けて伝通院へ。ここは新撰組発祥の地。なんとなく新撰組なポタリングになりました。今日はテレビもあるし賑わっているかなと思いましたが、案外閑散としてました。清川八郎の墓所があったのでお参り。あなたのおかげで新撰組が生まれました。ありがとう。でも結局あなた何がしたかったのかよくわかんなかったけど。合掌。

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帰りは板橋まで一気に。3時間弱のお散歩でした。


実家のドラマとTVのドラマ

2006年01月02日 | movie

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。普通やな。

30日は買出し少々。やっと加湿器を買いました。

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31日は掃除。大掃除とまではいかず中掃除くらい。もともとウチはいつもキレイなんで(えへん)、特に年末に掃除に燃えることもないです。
夕方は今年最後の映画ということでスクリーン下ろして「皇帝ペンギン」を見てました。いつ見てもペンギンはキュートですね。それにしてももう少し楽な生き方はないのかよと思いますが、まあそうやって短い手足で絶滅もせずに行き抜いてきたわけですね。

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1日は朝はささやかにお正月の儀式を二人でやって、午後から私の方の実家へ。道が空いてて渋谷からタクシーで10分もかからなかった。ここで正月早々のハプニング。

昨年、兄の嫁(義姉ですね)のお父さんが亡くなりました。で、「今年は喪中なので新年の挨拶は遠慮させていただく」ということで、お正月の集まり に義姉が来なかったのです。私の父と母は「喪中なのは義姉の実家のことでそれはおかしいだろ」と、単身やってきた私の兄に「嫁の教育が悪い」と集中攻撃。
ちなみに義姉と兄は中学校の同級生結婚なので、義姉の実家というのも近所で200mしか離れていない。兄と義姉は前日の夜からそこに泊り込んでいるのに、歩いて3分足らずのウチには来ない。と、まあそんなストーリー。

憤慨する母が、るみ子に「それは、おかしいわよ、ねえ、あなたはどう思う」などと意見を求めるが、るみ子も義母と義姉のどちらの肩を持つ こともできずに困ってしまうという、まるで平日の昼ドラみたいなことがあって、正月早々なかなか面白かったです。その後はいつものように私がギターを弾い て昔の歌を歌ったり、取り寄せのきりたんぽ鍋を食べたり。

夜は「新撰組!!」。もともと新撰組と三谷幸喜の両方が好きだったるみ子には2003年の大河ドラマは大イベントだったのですが、それの続 編。90分という予想外に短いドラマでしたが、本編のエピローグとして大変よくできていたと私は思いました。でもるみ子は、もともと新撰組以降の土方 さんへの思い入れが人一倍だったため、満足度は「70点」だそうです。
榎本武揚をやった片岡愛之助さん、始めて認識した役者さんですが、なかなかいいですね。

さて、今日は埼京線を昨日とは逆方向へ。るみこの実家で新年会です。