Zapf 2004-2011

2000年代の暮らし。自転車・ゴルフ・Yセツ・城・リコーダー....
今に続くいろんなことが芽吹いた季節

WE LOVE GUITAR

2005年10月31日 | music

また、へんな物を買ってしまった。
タカラが発売している「WE LOVE GUITAR」という名のトイ・ギター。
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早速だけど、これが本体。へんな形。

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ストラップをつけて持つとこのくらいの大きさ。ほぼウクレレと同じくらい。重さも同じような感じです。

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ネックの部分。12個×2列で24個のボタンが並んでいる。それぞれAからG#までのコードが割り振られている。左がメジャーで右がマイナーのボタン。このボタンを1つ抑えることで、コードを押さえたと同じ状態と考える。
で、本体の中央に盛り上がっているパッドをはじくと、そのコードの音が出る。
音色は1種類だけで、ぴゃららーんという安い音。同時に発音するのでなく、低い音から高い音へ、ゆっくりしたギターのストロークのように下からぴゃららーんと。

最初このパッドの使い方というか鳴らし方がわからなくて悩む。全体が下へ沈み込む作りになっているので、強めにぐいぐい押して見たのだけど、それでは全然音が出ない。爪先で軽くコチッと叩くようにすると発音する。ピックでもうまくいく。

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12個のボタンの他に、ネック全体の大きさで手前側に棒状のボタンが埋め込まれている。これはよく考えたなあと感心したけど7thのボタン。親指で押さえる。
これで、一つのキーで○、○m、○7、○m7の4種類のコードを演奏できるわけだ。

ネック側面に4つ貼ってある白くて丸いのは自分で後から貼りました。キーの目印のポジションマーク。これなかったらちょっと弾けない。CDEGに貼った。

音の出し方としては、右手でパッドをはじく以外に、オートというモードを選ぶと、勝手に各種のスタイルで音を出すこともできる。「各種」というのは、例えば8分音符8つのアルペジオとかスリーフィンガー風とか、ストロークもリズムを変えて様々なバリーエーションとか。この自動発音の場合、スピードのコントロールができる。

アルペジオ系は、テンポが不安定なことを除くとまあまあ使える。(勝手に早くなったり遅くなったりするのだ)
ストローク系はまったく使い物にならない。なぜかというと、一つの発音がゆっくりした「ぴゃららーん」なので、早く連続してストロークすると「ぴゃぴゃぴゃぴゃーん」とコードの最初の音だけが連続してまともな演奏にならない。同時発音数がせいぜい4つか5つ程度と思われる。

はっきり言って「オモチャ」です。でもこの手のギターおもちゃの中ではかなり優れたものと思う。実際、まったく楽器のできない妻でも、10分もいじっていると、中島みゆきの歌本を見ながら「弾き語り」できるのだ。生意気にセブンスのボタンまでフルに活用している。
技術がなくても、やりたい曲がなんでも演奏できるという「オモチャ」は過去にはなかったんじゃないか。ジャミネータは用意された曲に対して、その曲にあったプリセットフレーズをボタンに割り当ててるだけで、やりたい曲なんでも、というわけではなかった。YAMAHAのEZ-Guitarは楽器としてはなんでもできるけど、ギターが弾けないと遊べなかったし。

ということで、デザインや音の悪さはさておき、しばらく飽きずに遊べそうです。キーコントロールもついてて、今まで高すぎて歌えなかった歌もオッケー。けっこうすごいじゃん。

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よく使う「G」ボタンは遠いのでライトハンド奏法で(笑)。かこいい。

ああ、書き忘れましたが、こいつヤフオクで3,100円で買えました(新品)。定価は1万円程度なんですが、どうやら全然売れなかったらしく、あちこちで投売り状態です。
3,100円だったら充分楽しめます。1万円出してたら窓から投げ捨ててるかも知れません。


餃子とか牡蠣とか

2005年10月30日 | Diary

2週間後には沖縄。週末は自転車練習しなきゃと思いつつ、天気予報見ると雨。
私の部屋の蛍光灯が切れたり、会社に履いていく靴がなかったり、単三電池がなかったりだったので、チャリは諦めて昼食がてら池袋へ。

最初は前から話していた餃子スタジアムに行こうかと言っていました。でも、サンシャインに向かう途中の通路に9月オープンの新しいオイスターバーの広告が貼ってあって、生牡蠣の写真にやられてそっちへ行っちゃいました。

GUMBO & OYSTER BAR 池袋サンシャイン店。
20051006_a134406_1実は牡蠣には目がなくて、生牡蠣がメニューにあればかなりの確率で注文してしまう牡蠣男なのですが、オイスターバーというのには行った事がありませんでした。
ここの店は「ニューヨークスタイルのモダンカジュアルな店内」って奴でした。店員がなぜか黒服でホスト風。
最初にシャルドネを1本もらって、牡蠣料理が並ぶメニューを眺めながらワイン飲み。とりあえず様子見で「世界の牡蠣の盛り合わせ」を注文。ひとつのお皿に6つの違う産地の牡蠣が並んでます。ぶっちゃけ北海道のナントカ産のが圧倒的に美味しかったです。オーストラリアのどこぞのとか、カリフォルニアのどこぞのとか、忘れちゃったけど北海道産の横に並んでいると、その程度の味でわざわざ輸入されて来たんかいという感じ。でもまあ生牡蠣だというだけでそこそこ旨いけど。

問題はその後で、ワインに合いそうな牡蠣料理を決めて注文したところ、この時間帯(ランチタイム)だと、ランチメニュー以外の料理は時間がかかるという。それも30分以上。お客様にご迷惑とか言ってるけど要はやりたくないらしい。満席でもなく、従業員も掃いて捨てるほどタムロしてるのに。
瞬間的に「この店は使えない」と判断した私たちは、ランチのリゾットだけ大急ぎで食べて速攻で店を出ました。

10_ph1そのままエスカレーターでナンジャタウン餃子スタジアムへ。若者でにぎわう餃子タウンに入り、京都福吉の三色餃子と博多鉄鍋荒江と先日ゴルフの帰りに食べた静岡石松餃子をビール片手に次々と制覇。
どこも美味しかった。30分でこれだけの種類の餃子を一気に食べられるというのはやっぱり便利な施設でしょう。
餃子1人前が500円くらい。これ1人前でさっきの生牡蠣1個と同じ値段です。ビバ餃子。

食べながら妻に「今日のBlogのタイトルはなんでしょう」と聞いたら「牡蠣とか餃子とか」と当てられてしまいました。
満足したけど食べすぎやね。


紅い芝生

2005年10月28日 | book

まだ年の瀬には遠いのに、なンとなくワサワサしてきた。妻と同時に忙しくなったような感じで都合がいいのだが。

今週はゴルフのレッスンにも行けなかった。まあ、普通の平サラリーマンであれば、そうそう平日の昼間にレッスンに行けるわけもないのだけど。

今、部屋に読み物がいっぱいあって、追いつかない状態。最近は読ンだもの全てをblogに書かないようにしていて、良かったものと特に「と」だったものだけをご披露している。「良くも悪くもなかったもの」って、後で記録を読み返しても本当に欠片も記憶がないのだ。

「紅い芝生」”あかいぐりーン”と読みます。小池一夫と弘兼憲史。平成初期もの。
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原作者の小池一夫について改めて考えて見ると、実はどンな顔してて何歳なのかも知らないことに気付く。物心ついたころからマンガを読ンでいれば、好む好まざるに関わらず、あの妙ちきりンな世界を見ないでは済まされなかった。どンな週刊誌にも何かしら作品があったので。とにかくとンでもない数の作品がある。

こちらに整理された作品リストがあった。

「I餓男」「明日カップイン」「カニバケツ」「実験人形ダミーオスカー」「弐十手物語」「フリーマン」「マッドブル」「ムサシ(知らンかった)」「青春の尻尾」「ぶれいボーイ」「青春動物園ズウ」「花平バズーカ(知らンかった2)」などなどなど、どれもこれも決して読みたい作品ではないンだけど、読ンでいる雑誌に載っているから嫌でもついでで読まされてしまう数々の作品。時には叶精作のリアルな絵に別の形でお世話になった人も多いのでは。

先週、なンか急にゴルフのマンガが読みたくなった。今まではゴルフと無縁だったので大好きなちばてつやであっても「明日天気になあれ」は一度も面白いと思ったこともなかった。でも、今は違うンじゃないかなーと思って。で、「紅い芝生」。古本屋でたまたまあったンで買ってしまいましたが、やっぱしさすが小池、「と」の中の「と」でしたねえ。ある意味楽しく読みましたよ。弘兼も書いてて「これはやばいかも」とか思わなかったのかなあ。

とりあえず、小池せンせいに敬意を表してすべての「ん」を「ン」に置換してみました。そういえばなんとなく川上宗薫と共通するイメージがあるな。


トミーとかブレイクダウンとか

2005年10月26日 | book

この「○○とか○○とか」というタイトルはバスーンさんとこの真似ですね。こないだ無意識に使ってて、元ネタはなんだったかなあとしばらく考えてわからないでいましたよ。

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会社に落ちていた、さいとうたかをの「ブレイクダウン」を読みました。地球に隕石が衝突。人類が滅亡しかかっている中で生き延びたわずかな人々がサバイバルしたり殺しあったりと、とういう奴。終わり方も無理やりみたいだったし(突然打ち切り?)あまり感想どうこうはないんだけど、よくもまああれだけややこしい廃墟の絵を全てのページに書き込んだもんだと、それが一番驚きました。大プロダクションでのマニファクチュアでも相当時間かかりそう。全部のページが「童夢」のややこしいページみたいです。

あと、それから小山ゆうって、さいとうプロダクションそのものだなあと再確認。アシスタント時代に身についた文法って、永遠に変わらないんでしょうか。

話変わる。
こないだのリバーダンスの時にもらったチラシの中にブロードウェイミュージカル「Tommy」のチラシを発見。来年3月に新宿でやるみたい。Queenミュージカルはスルーしたけど、これはきっと行くんだろうな。人気なさそうだし。
The WHOのロックオペラ「Tommy」は私のロック聴き始めの最重要アルバムの一つでした。曲よし、歌よし、演奏よし。構成よし。1960年代の最後に出てきた伝説。今、Amazonで見たらたったの1470円だ。ウチのは2枚組みだけど、最近は1枚に入っちゃうのか。1470円。持ってない人は3月までに買うべし。間違って映画のサントラを買わないようにね。ま、それはそれで悪くはないんだけど。
tit04_ph1 オリジナル
tit04_ph2 サントラつうかこれは映画のDVD

じゃ、これ以上の詳しい話は3月に。


風街ろまん

2005年10月25日 | golf

会社の娘たちが台湾に遊びに行っていて、いろいろ留守中に頼まれたことが多くて昨日今日とてんてこ舞いでした。旅行の行程表を見ると今頃成田に帰り着いたころだな。明日は会社来いよ。

スレ違いのゴルフコメントをここに書いてしまいましょう。

先週の金曜日にレッスンに行ったのに、火曜日の今日の段階でそろそろクラブが振りたくなっています。

「ゴルフの魅力にとりつかれた」とかそうゆーのではないと思います。ゴルフの魅力はわからん。
習い事をしていて、それが妻や藤右衛門に注目されてて、案外思うようにはうまくならなくて、でも、考えてみると飛距離は伸びているし、小学生のおしっこみたいに左右に飛び散っていたボールも、皮の剥け初めた中学生のおしっこくらいまでにはブレの範囲も狭まりました。上達しているのです。
で、それがうれしいからまた練習に行きたくなるようです。言ってみればゴルフでもテニスでもなんでもよかったのです。

今でも、どうせ習いに行くなら楽器のほうが良かったかもなとか思うこともあります。

でも、「ゴルフの魅力にとりつかれた」友人と妻がいるので、やっぱりゴルフがいいかなと思う今日この頃です。

話変わる。

知人から「風街ろまん」という店を教えられました。70年代フォークの店。楽器完備。マイク完備。楽譜完備。らしいです。(ど)下手大歓迎と書いてあります。
photo1ホームページはなんか1997年くらいによく見かけたような感じのアレな作りですかすかなんですが、お店のほうもまだまだ平日はスカスカみたいです。それでも、フォークな中年オヤジを誘引する餌はまかれているので、じわじわと人が集まっているような感じです。
フォークオヤジの溜まり場というと、私も数年前におじゃました柏のパタータが有名ですが、さすがに柏は遠くていっぺんでいやになっちゃったので、四谷三丁目なら軽い気持ちで行けるかも知れません。
フォークが集まるとどうしてもタカダワタル的な雰囲気になりがちですが、私的にはフォークというより、フォークとニューミュージックの間くらいのぬるい時代が一番馴染みがあるので、一度偵察に行く必要があるかなと思っています。
平日の早い時間は空いてるようなのでそのうち行って、妻に血を吐くまで中島みゆきを歌わせてみようかなとか考えています。

掲示板をみるとNSPヲタも来るみたいなので、そん時はダミアンも援護頼む。

久しぶりに軽く垂れ書きしてしまいました。
なぜかとういうと妻が宴会で遅いので急いで帰ってもごはんないから。


リバーダンス2005東京公演

2005年10月24日 | act

tit02_ph42年ぶりのリバーダンス。えがったよ~。

前回、2003年の公演時にははショーの内容には驚愕したものの、なんせ席が国際フォーラムAの真ん中より後ろだったので、目に見えるのは「遠くの踊り」。臨場感という点ではイマ3という印象だった。なので、今年のチケットを妻が入手した時も特に期待もしていなかったというのが正直なところ。

今回は全然違いました。まず、会場がオーチャード。2003年を思い出せば、あの人数はとても舞台には乗らないだろうと思っていたら、やはり規模としては「縮小版」だったそうです。けれど席は前から9列目、左ブロックだけど、ほとんど中央寄りという好位置。その結果、縮小版なのに目前で繰り広げられる技と音の迫力は前回の比ではない。

最初の演目で涙目になってしまいました。すごいです。
リバーダンスのことを教えてくれたのは、とえもんだったんだよな。弟のDVDを見て感動したとかそんな話。おかげで、ええ思いをさせてもらいました。感謝感謝。

で、リバーダンスは何かというと、アイルランドの伝統的舞踏を主軸に、それと同様に世界に存在する「足のタッピング」でリズムを刻む舞踏形式を集めたもの。フラメンコ、タップダンス、ロシアンダンスなんかですね。ケルトミュージックなど踊りに付随する音楽と歌などが巧みに組み合わされて、現代の超一流の総合エンターテインメントが完成されました。

今回も一番の盛り上がりは、アイリッシュダンスと黒人タッパーが交互に技を出し合うタップバトル。あまりに早いのでほとんどロールに聞こえます。人間の肉体というものは、すごいものだと思いました。
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第1部ですっかり興奮してしまった私はグッズ売り場にあったサイン入りボドランドラムを購入。たった2500円にしては木と革できちんと作られてます。誰か知らない人のサインも入ってるし、いいおみやげです。



Yes Session #7

2005年10月23日 | Diary

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ハニフラ Yesセッションに参加して1周年。1年前にドキドキしながら店のドアを開けたのも遠い昔。今ではすっかり「お馴染みさん」みたいな顔してビール飲んでます。

今回は妻が自分で表明(この曲をやります、と立候補すること)した2曲を演奏。どちらも相変わらずのファーストアルバムから「Looking Around」と「Sweeetness」。
どちらも、そこそこうまくできたようです。後で聞くとSweetnessを歌っている途中で妻が咳き込んで歌えなくなったらしいのですが、こっちはギター弾きながらだったので全然わかりませんでした。

今回も一番頼りにしている鍵盤奏者がいなかったので、いわゆる大曲(20分以上の曲)はありませんでしたが、その分「Yesセッションの顔」ともいうべきギタリストさんが見せ場を作ってくれて聞き応えのある一夜となりました。
存続が懸念されているセッションですが、昨夜くらいのレベルであればやっぱりすごく楽しいのでなんとか続けて欲しいものです。

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真ん中がA#コードを引いている私。見りゃわかるか。
ちなみについ先日ヤフオクで「こわれもの」の楽譜を落札したのですが、その時競り合っていたのが私の左でハチマキしてギターを弾いている兄ちゃんだったことが判明。いやー、この世界はけっこう狭い。今度からヤフオクで出会った時にはさっさと談合して、値段が上がらないようにしようということになりました。


ターボラバーラッスン

2005年10月21日 | インポート

レッスンでは牛歩の歩みではありますが微妙に上達してそうな私です。でも先生がいない個人練習だとどういう訳だかさっぱりダメなんです。子供の頃から、人が見ているところではがんばり、誰も見ていないと手を抜くという裏表のはっきりしたクソガキでした。

さて、レッスンも5回目。今日もVIQ5番アイアンです。今日は「トップで止める」という練習をしました。前のレッスンではテイクバックからフォローまでの一連の流れを重視していたようですが、ここではトップで止めることもありです。

トップで止めることにより、テイクバックでの自分の姿勢を確認できます。捻転が充分でなかったり、頭が上がり下がりしていることも分かります。
それをしっかり理解したところで、それから切り返して降り始めるとインパクトとフォローだけに動作を専念できるのです。ひとつの流れの中だと難しい作業も、分断する二つの作業とすることでそれぞれの精度を上げることができます。というような理屈は、今これを書きながら思いついたのですが、とにかく先生が「いっぺん上で止めて見て」と言われてやってみたら、クリーンヒット率が上昇したようなのです。

弓道で、弓を引き絞ってから放つ時に、一瞬時間が止まります。そんなイメージで。
そういえば弓道家がゴルフやってるマンガが今週刊パーゴルフで連載中ですね。

この練習場での目標にしていた「向こうのネットに直接届く」が早くも実現しました。まだ3回だけだけど。うれしかったよ。

現在の最大飛距離(キャリー)135ヤード@5番アイアン


盗作とか倒錯とか

2005年10月20日 | Diary

会社のエレベーターの中にヘッドフォンの音漏れ君がいた。狭い密室の中、かなり気になる。音の主の顔は見覚えがある。たぶん「e-ビジネス部(この名称もいいかげんなんとかならんか)」の若手社員。私が4階で降りるとき、肩を軽く叩いて「音、かなり漏れてるよ」と教えてあげた。

10人くらい乗り合わせていた中に同じ部の奴がいて見られていたようで、直後に「なべさんってああいうこと直接言えるんだー」と言われた。どういう意味だ。

でも、今頃彼の周辺で、俺のこと自体が話題にされてるかもな。
「きょうさおれさエレベータんなかでいきなりしらねえおやじにちゅういされちったよ」
「えーなにそれしらないひとなんでしょきもいー」

あ、これ書いてて、昔Niftyの某フォーラムでこういう空想の会話を延々と書き続けるという芸をやっていたことを思い出したぞ。けっこう面白いこと書いたのにな。logがなくて残念だ。もしくは幸いだ。

051020_1052175階の給湯室の冷蔵庫に貼ってあったプリント。何か個人所有の食べるもの(なんなんだろうか)を冷蔵庫にしまっておいたら、他の誰かに4回も食べられてしまったと憤慨しているようだ。同じ紙が2台の冷蔵庫に合計4枚も貼ってあったから、相当頭に来たんだろうな。でも誰かがこっそり盗み食いしてる風景を想像すると「サザエさん」のヒトコマみたいでほほえましい感じもある。プリンとかだとかわいいね。

盗みといえば、例のスラムダンクの絵を盗用したマンガ家の話。これもどうにもせつないねえ。私としてはこれだけ恥ずかしいことが白日に晒されて、いたたまれない思いをしているわけだから、処罰としてはそれで充分という気がする。連載中止とか発売中のコミックスを絶版にするという講談社の対応はどう見ても異常。盗むほうも盗まれる方も同じ講談社なんだし、だいたいプロの編集者がスラムダンクを読んでなくて、自分の担当漫画化がそういう行為をしてると気付かないってこともおかしいんじゃないかな。

しかし、この漫画家、掲示板でひとりのファンになりすまして自らを擁護するコメントを書いた。IPがその前の本人の書き込みと一致して自作自演がばれている。これは恥ずかしい。まあ、その程度の知能の人間なのだ。こんな人によってたかって目くじらたてるのはやめようよ。

ある程度長いことマンガを読んでいれば、構図や表現手段のパクリなんていくつでも目にする。そりゃあ褒められたことではないけど、漫画家はみんな何かの真似をして成長して行くもんだ。世の中は手塚治虫や大友克洋ばかりではないのだ。多少は目こぼししてやれ。
一番気の毒なのは、このマンガの連載を楽しみにしていた純粋なファンだろう。けっこう人気あったみたいなのに、突然打ち切り。あああ、あの秘密はいったいなんだったんだろう~とか、一生答えがないのだ。


重松清 その日のまえに 

2005年10月17日 | book

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生きること、死ぬことの意味を真摯に綴った7つの連作短編。必ず前から順番に読んでください。

重松清の文体の中でも一番平仮名の多いウェットな世界。ファンタジー用の文章ですが、描かれているのは誰にでもいつかは訪れる「その日」に向かう日々。
読み手の置かれている環境によっては、センチメンタルに過ぎるという批判も想像できますが、私は素直に泣くことができる今の自らの境遇に深く感謝しました。

読み終わって、最初にしたことが実家への電話。昨日の地震、大きかったけど大丈夫だった?と、電話に出た老父と会話。家は平気だけど人間が壊れてるよ(笑) ゴルフはまだ続いとんのか 続けてるけどこればっかりは才能ないみたいでさっぱり上達しないよー などという会話。

今夜は妻の肩でも揉もうかな。
重松、やっぱ恐るべし。


中華そば すずらん@渋谷

2005年10月17日 | Diary

本題の前に週末の記録。
土曜の夜にヤフオクで「こわれもの」のパート譜を落札。2人で競って3500円。想定範囲内。1980年代にリットーで人気アルバムのパート譜シリーズを出版していたらしい。それを使って近いうちにベーシストとしてデビューする目論見。

正午にジョイジョイへ。レッスンを再開してから、週末も妻と一緒に練習に行く。週2回ペースで上達もアップかと思いきや、妻と2人の練習ではどういうわけだか全くまともに打てなくなる。先日うまくいった5番アイアンもだめ。不思議な現象だ。ダメ夫につられたのか妻までダメダメになっていた。まったく喜びの持続しないスポーツだ。
「後ろで先生が見てないとダメ」なのか。だとしたら小学生並みの精神構造だな。ま、そんなメンタル的に微妙な部分もゴルフの楽しさのひとつとして楽しもうと思う。

2時過ぎには家に戻りあとはのんびりする。女子ゴルフは相変わらず順位にかかわらず宮里・さくらばかりだ。昨日はさくらが2位だったから不自然さも半分だったけど、例えば不動が一位で、さくらが7位で宮下が13位でも放送内容はそれほど変わらないんだろうな。報道がサービス業になっている。

土日はほとんど家ごはん。私がテレビ見たりギター弾いたりしてキリギリスみたいにだらだら遊んでいる横で妻がせっせと料理を作っている。共働きなのにちょっと不公平な風景だけど、かと言って私が作ると妻ほどは美味しくできないので、それは妻もいやだろう。代わりといってはなんだけど、休日の朝食・昼食が私の当番。
夕食は栗ご飯・茶碗蒸し・豚バラ肉と大根と大豆の煮物というメニュー。先日、食事の前にささやかな「付け出し」を、とリクエストしたら、白い平皿に小ジャレた前菜が出るようになった。飲み屋さんみたいでうれしい。焼酎を2杯ロックで。

・・・・と、朝ここまで書いて昼は渋谷へ。
suzuran2目的は渋谷警察裏の「中華そば すずらん」。先週雑誌で見た極太の平打ち麺というのがどうにもこうにも食べたくなってしまったので。常に行列といううわさだったが、昼休みをはずしてしかも雨のせいか満席ではあったがすんなり入れた。麺の太さはご覧の通り。きしめん3本分くらいの幅はあろうか。もっちりした噛み応えとのどの通るときのすべりの良さが絶品。
この店は、醤油あり、味噌あり、地鶏だけのの白湯あり、麺の種類が3種類、つけ麺に普通のスープ浸しあり、トッピングも各種と、一通り味わうだけで相当の回数通わなければならない感じ。でも通いたい感じ。とりあえず今日食べた味噌平打ちつけめんが美味しかったので。


なにもない土曜日

2005年10月15日 | Diary

朝ごはん食べて掃除して赤羽行って楽器屋見て寿司常で寿司19皿食べてお酒もちょっぴり飲んで二木ゴルフでアイアン見て板橋戻ってアマゾンから届いた久保田早紀聞いてテレビ見て少し来週のライブの練習して録画した昨日のポチタマ見てクイズIQサプリ見てサッポロ一番塩ラーメン食べてギター弾いて風呂入ってロボコンのサッカー見て笑ってもうすぐ寝るところ。


5番でレッスン

2005年10月14日 | golf

「このクラブちょっと試してみて」と先生が持ってきたのは2本の5番アイアンだった。

練習場はゴルフ用品の販売も充実してて、試打できるクラブがたくさんある。先生はそこから2本抜いてきたのだが、5番を持ってきた理由は「これの7番なかったから」だそうだ。自慢じゃないが、苦節1年7番アイアン1本勝負。7番以外ではまともに飛んだショットは一度もない。どうせダメだろうと手にしてみたが、いつもの7番と比べてほとんど持った感じが変わらない。軽いしよく振れる。結局最後までそのクラブで練習できた。ただし、飛距離は調子が善い時の7番でのショットと大差なし。でも違う番手のクラブが使えてうれしかった。

どうしてもテイクバックの時にデカ頭が突っ込みぎみになる癖が抜けないので、体重移動と同時に体全体と頭がセ右にシフトするような気持ちでやってみた。右の壁をキープというのと反するのだが仕方ない。先生が言う「左肩を右ひざに乗せる」感じで。わりといい結果が出た。
ボールを凝視しないようにするのが難しい。電車で前の席に座った女性のスカートの奥が見えそうなときの見ているようで見ないという微妙な感覚が必要。

ボールを使った練習。クラブの代わりにバスケットボール大の革のボールを使って、両腕が体の前にあって腕でなく体の捻転でボールを放り投げる練習。投げ終わるまでは腕は体の前。投げ終わってから自然な流れで両手が上に上がる。

いろんな練習をしていると、かつてハヤシ先生が言っていたいろんな教えを思い出す。決して間違ったことは言っていないのに、それが伝わらなくて気の毒だった。「左肩を右ひざに乗せる」だって、ハヤシも同じことを言っていた。ただ、それを4時8時のスイング中にやるのは難し過ぎたんだよ。

今の先生はもともとシャイで内向的な性格で口数が少ないだけなのかも知れないが、一度の練習で余り多くのことを言わないのがいい。

ティアップするのと、しないのを混ぜて練習していたら、ティがあってもなくてもミスショットの比率が変わらなくなってきた。ティに慣れて来たんだろうけど、これって数センチの高さの違いを自分がコントロールしてるってことだよなあ。微妙に上達したかも。

現在の最大飛距離(キャリー)125ヤード。135ヤードネットまであと少し。


ビヨンド・ザ・ビギニング

2005年10月13日 | Diary

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ELPの2枚組みのLive DVD。先日のイベントで見た74年の映像がかなりかっこよかったので、Amazonでポチっと購入。買ってから気付いたのだが、昨日の発売のくせに「発送可能時期:通常4~6週間以内に発送します。」だそうだ。

なぜに一ヶ月半待ち?

ま、せちがらい世の中。たまには離島の村民になった気分で待つのもよかろう。忘れた頃に届いたらさぞ嬉しかろう。

同時購入。Yes「House of Yes」、久保田早紀「夢がたり」←好きだったんだよー。
 


洗濯戦争

2005年10月13日 | Diary

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今年はクールビズのおかげで、6月に出した夏用スーツをほとんど全く着ることがなかった。でも、1,2回くらいは盛夏の前に着たことがあるので、妻はこれらのスーツをまもなくクリーニングに出すだろう。

もったいない。

ということで、かなり涼しくなったので今週はとっかえひっかえ夏用スーツを着て会社に来ている。クリーニングに出すならその前に着なきゃ損ですよね。

という前振りが終わったところでクリーニングの話。

画像はマイナー感漂う板橋商店街近辺MAP。
大規模開発からは見離されたこの町では、小さな店が潰れたり新規開店したりを繰り返している。ここに住んで7年になるが、どうも新規開店する店が極めて少ない業種に限られているように思えてならないのだ。
店がたたまれ、改装され、新しくできるお店はどんなかなあと住民は期待を込めて工事現場を見守るのだが、開店してみるとそれはクリーニング屋か焼肉屋か中華料理か居酒屋のどれかだ。

どれもこれも、もうイヤというくらいあるのに、そこへ更に新規で開店する。店を開く前にマーケティングということをしないのだろうか。

上の地図はクリーニング屋さんの場所を表している。青い点は元々あった店。この徒歩5分もかからないこの範囲に4軒もあれば十分なところへ、この2年間で新たに4件が新規参入して来た(赤い点)。住民はその間に2倍に・・・・・なってないだろうなあ。

我が家がお世話になっている店の交差点の斜め向かいに来週新しく大きな店が開店する。そこで、新しい店に対抗するために来週から値下げをするそうだ。
「いくらになるかわかりませんが、来週開店する店より安くします」と言っていた。それでも今までの客の何パーセントかは新しい店に流れるだろう。結局扱いは減少した上、単価も下がる結果になるのを避けることはできないだろう。

・・・・商業って戦いなんだなあ。

営業一筋21年の発言としてはこれってどうなのよ、という気がしないでもないな。

あ、そうそう。
そんな理由でワイシャツ券は廃止するんだってさ>る