Zapf 2004-2011

2000年代の暮らし。自転車・ゴルフ・Yセツ・城・リコーダー....
今に続くいろんなことが芽吹いた季節

レナード現象には理由がある 川原泉

2007年08月19日 | book
レナード現象には理由がある レナード現象には理由がある
価格:¥ 630(税込)
発売日:2006-06-29

周辺に川原好きは多いのですが、私にはちょっと路線違いで、ほとんど思い入れはありません。邪気がないということが、私には長所と思えないことが多いのです。

今回のはなかなかいいですよ。かなり面白い。今まで読んだ中では一番いいかも。何ヶ所か声出して笑っちゃいました。絵もきれいだし、背景も(アシスタントが)がんばって書いてます。


ドミノ 恩田陸

2007年08月18日 | book
ドミノ (角川文庫) ドミノ (角川文庫)
価格:¥ 580(税込)
発売日:2004-01

恩田陸2冊目。
前に「図書室の海」というのを読んだ時にはまったく気に入らず「上手なんだけど密度が感じられない。小手先の文章という感じ。」などと評しておる。何様じゃ。

ドミノはかなり面白かった。
大量の登場人部を本編が始まる前に「登場人物より一言」という形で先にずらりと紹介。一見無関係な多重のドラマがパラレルに進行。平行線は途中からどんどん絡まりあい、影響し合い、スラプスティックな彩色を施されつつ、東京駅へと集約していく。

今回は文章が薄いとは思いませんでした。むしろ疾走する文章のスピード感が気持ちいいくらい。

文庫本一冊で切り捨ててはいけなかったかな。
次、何読めばいいんだろう。


世界征服は可能か 岡田斗司夫

2007年08月09日 | book
「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書 61) 「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書 61)
価格:¥ 798(税込)
発売日:2007-06

と学会のデブな人。

ヒーローもの、アニメ、映画などで登場してきた「世界征服」を企む悪者をテーマに、現実問題として世界征服ってのはどうなのか、ありなのか、そもそも世界征服ってなんなのよと考察してます。

オタクが集まって飲み屋で笑い話にする程度の内容を、がんばって一冊の本にしてみました。バビル2世のヨミへの悲しい考察が面白かった。


セカンドクラスの添乗員 ラストツアー

2007年08月08日 | book
セカンドクラスの添乗員 ラストツアー (アルファポリス文庫) セカンドクラスの添乗員 ラストツアー (アルファポリス文庫)
価格:¥ 588(税込)
発売日:2006-10

添乗員ミクちゃんシリーズその2。
契約添乗員が、品性下劣なお客や、現場無視の旅行会社だの、道を知らないドライバーなんかに翻弄されながら、なぜか好戦的にお仕事を楽しまれています。

パック旅行には縁が無いけど、大変そうですね。


バッテリー (4)

2007年08月05日 | book
バッテリー〈4〉 バッテリー〈4〉
価格:¥ 500(税込)
発売日:2005-12
 

んー・・・。あと2巻あるけど、もういいや。

こりゃ、濡れ場のないボーイズラブ小説ですね。

主人公に惚れ込んでしまいすぎた著者が描く
非現実的な妄想の中学生達。

この本、バカ売れ下らしいけど、
買っているのは20~40代の女性読者ばっかりだそうです。
作者がそのように狙って書いたのなら作者の勝ち。


バッテリー あさのあつこ

2007年08月02日 | book
バッテリー (角川文庫) バッテリー (角川文庫)
価格:¥ 540(税込)
発売日:2003-12

バッテリー〈2〉 バッテリー〈2〉
価格:¥ 580(税込)
発売日:2004-06

バッテリー 3 バッテリー 3
価格:¥ 540(税込)
発売日:2004-12-26

全部で6刷あるようだが、とりあえず3冊読み終わった。

なんか非常に少女漫画的。

孤高のピッチャー。
人間の出来たキャッチャー。
病弱で繊細な弟。
かつて名監督と謳われた祖父。
熱血監督。
主人公を応援する美人教師。
その他脇役の子供達。

なんか道具立てが、少女マンガっぽいんだよねー。

といいつつも4巻まで買わせたんだからたいしたもんか。
全部読んだら感想書く。(のか?)