写真は多摩動物公園のオラウータンの親子です。
小さな子供を、可愛いと思う心。
赤ちゃんを大切にしたいと感じる心。
とても素晴らしいものです。
子供の眼の輝きは、人間でも動物でも同じはずです。
でも運命は残酷です。
先日の記事で触れたマンタの赤ちゃんが亡くなりました。
またサンシャイン水族館では、
生まれたばかりのロシアラッコの赤ちゃんも亡くなりました。
報道だと、
赤ちゃんマンタは父親マンタに追いまわされ、何かに接触したことが原因と言われています。
ラッコの赤ちゃんは、お父さんラッコの歯が過って刺さったことが原因とも…。
痛ましいことです。言葉もありません。
動物園・水族館は多くの命が宿るところ。
そこは、微笑ましく楽しいところですが、
冷たい現実もあるのです。
自然界でも幼体が無事に成長するのは難しい。
動物園・水族館の中で、赤ちゃんが育つことも難しい。
命の大切さを知り、死という現実を伝えるも
動物園・水族館のひとつの使命なのかもしれません。
関係者の方の悔しさは並大抵のことではないと思います。
多くの方の尽力と看護に敬意を感じます…
亡くなった子たちに、深い黙祷を捧げます。