広島島根・旅の話に戻ります。
上は佐毘売山神社。
鉱山の神様を祀り、銀山の繁栄をお祈りしたそうです。
世界遺産となったばかりの石見銀山も訪れました。
上は、銀山としての間道(坑道)で、
一般の人が入れる、龍源寺間歩です。
明治時代に作られた清水谷製錬所跡。
鳴り物入りで誕生した世界遺産の石見銀山ですが…
陰で「来てみてガッカリの世界遺産」とも呼ばれているそうです。
駐車場も少なく、バス便も多くない。
しかも一部の路線バスは、廃止になります。
古い町並みの一方で新しく出来るお店、あふれる観光客。
私は2000年に、ここに訪れています。
当時はとても静かなところでした。
でも、ほとんど印象に残っていない…ごめんねm(_ _)m
世界遺産とは
「かけがえのない自然や文化施設、歴史施設を保存するもの」です。
観光地に適してなくてもいいのです。
16~17世紀の大航海時代に
世界中に出回っていた銀の総出量の三分の一は
石見銀であったそうです。
また、ここの銀の産出に関して
当時から自然を大切にした精錬技術も評価の対象になったとか。
ここは歴史を感じる土地なのかもしれません。
そうはいっても、地元にとっては、
世界遺産の指定が、町おこしとなるのも事実です。
いろいろと考えるところの多い場所でした。
今回は、ちょっと真面目な記事だったかな(~_~;)m