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大雑把な日常

日常のあれこれ。

ショーマストゴーオン

2012-03-12 | 日記

前日まで病気で保育園を休んでいたため、

リハーサルをまったくせず

本番一発勝負で

発表会に参加した我が子です。

なにしろ

大人のわたしでも

覚えられないだろう

と思うプログラム内容です。

シンバルを担当するマーチングバンド。

10曲、約20分にわたり舞台に直立不動で

年間のキリスト教イベントを紙芝居と歌で紹介する演目。

さらに

3曲の合唱とハーモニカ演奏をおこなうトリの演目。

これらは

まずわたしなら無理だけど、

ほかにも同じパートの子がいるので

なんとか乗り切れる気がする。

心配していたのは

男の子とペアで踊る日舞です。

扇子と桜の花を使って舞う。

日舞は6人くらいの小グループでの発表で

間違いが目立つし、フォーメーションを間違えると

その後すべてがぐちゃぐちゃになる。

前日、大丈夫か?ときくと「わたし!やる!」とドラマチックに張り切ってました。

日舞は毎年卒業園児たちのためアンコールがコールされ

2回踊ったりする可能性があります。

今年も

ほかの日舞演目でアンコールがかかっていて

これは全演目で2回あるな

という認識のまま

うちの子の演目が始まりました。

踊りはほぼ完ぺき。

最後の決めポーズの前で

うちの子ひとりだけ座るしぐさをして

腰を落とし

「あ!」という顔をする

小さなミス以外。

で、アンコールがされて

うちの子、無表情。

アンコールの歌が始まると

保護者席にざわつきが。

「ねえ泣いてない?」「泣いてるよ」

見るとウチの子が泣いているらしい。

踊りながら、ツーと涙を落している。

拭きもしないし、踊りを辞めないので

ぜんぜん気がつかなかったけど、

最前列のお母さんにきいたら

「ぽとぽと垂れるほど泣いてた」

とのこと。

途中で先生がティッシュでうちの子の顔を拭きに行く。

踊りは続行され幕が閉まると

園長先生が「アンコールをもらって感極まって泣いてしまったのでしょう」

という上手いことを言い拍手はより一層大きくなったのでした。

たぶん違う。

花粉症か。

と私は思ったけど。

後で聞いたら

悔し泣きで

最後のミスが嫌だったとのこと。

休んでいる間に実は振り付けが変わったらしく、

間違えてしまったんだとか。

なんとストイックなのでしょうか。

でもアンコールで挽回すれば…

「アンコールは疲れるから、嫌だった」

そしてクール。

無表情で泣きながら舞う我が子。

最後の発表会で

すごい爪痕残してくるやんけ。

と、ますます親ばか全開で我が子を誇りに思うのでした。

はじめて園側が業者に頼んでつくるDVDを購入しようと思う。

めっちゃ高いけど、私の中の愛娘伝説として老後の酒のつまみにする。

 

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