大雑把な日常

日常のあれこれ。

卒業式の季節ですけど

2012-03-15 | 日記

真面目な大学生でした。

わたし、大学で勉強に目覚めたんです。

それまであんまり学校にいってなかったってのもあって、

勉強しなかったんです。

で、大学の授業、面白すぎ!

と勉強してこなかった分だけ、楽しくなってしまって。

それで雑多な授業を受けました。

そんなわけでいいのかわるいのか

大学では一切羽目を外さずに生きてました。

米国文化論。

は、今でもハリウッド映画を見るのに役立ちます。

アメリカの選挙制度や様々な議論、人種や貧富の差。

ま、十年前の話なので、もう変わってしまったかもしれないけど

役立つ知識満載です。

あと聖書の授業ね。

先生がキリスト教徒ではなかったせいか

分析的に聖書をひも解いてらして

今でもすごく役に立ってます。

わたしは無宗派なんですが文化を語るうえで面白いんです。

うちの子がキリスト教系の保育園なので、

廊下に張り出された絵の意味とかも大体分かる。

文化人類学、言語学、口語分析、心理学、児童心理学、文学、米国女性文学、フェミニズム論、哲学、通訳翻訳。

どの授業も楽しかった。

そのなかでも

ディベート論は

私のひねくれた感性に大きなインパクトを与えました。

まず自分の意志とは関係なく

意見を言わなくてはならない

という衝撃です。

そういうゲームなんで。

意志を貫き通すことよりも

ゲームに勝つことが優先である。

情報の大切さや俯瞰で物事をみること

回転力をいかにして鍛えるか

など、を学びました。

意思はそれほど大事ではない。

わたしの口語スタイルそのものだな

と最近気付きました。

どっちでもいいことは

どっちの意見でも言っちゃうし

面白そうなほうにつく。

自分の考えなんて曖昧でいくらでも変えられる。

ただ嘘はつきたくない。

その線引きはどこかな。

いままた大学に行ったら

まだまだ学びたいことがあるんだよな。

大学生は春休みなのか

めっきり電車で出会う学生が減っていて

そんなことを思ってました。

コメント
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