大雑把な日常

日常のあれこれ。

華氏451度

2021-06-29 | よんだ


読み終わった。
Eテレの100分名著であらすじ聞いて
おもろそ!
と思って読んだ。

おもろかった。
最後はそうか
となるけど、
1951年にこれ書くの凄すぎて怖くなった。
未来を描いたSFなんだけど
予言者やん
と思うんですよ。

私も耳に入れる貝に夢中よ。


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去年の読書

2020-01-13 | よんだ

本を読みながら、ふと思い出した。

そういえば、去年60冊を目標に読書していたのでした。

55冊で〆で、目標を達することができませんでした。

 

今年も読むよ。でも60冊つらいな。

一冊でも多く読みたい。去年より。

 

去年読んだ本で、振り返ると、ベストは2冊です。

 

ベスト1は白夜行。(→白夜行の記事。 )

本当にすごかった。

何一つ主人公の内面を描写せず、

こちらの想像だけを使って、いくらでも話を深く広くする手法に、

なるほど!

と、膝を叩いた。

その世界の人がいつまでもいつまでも脳内で生きていることを想像するようなもの。

ウソの世界を本当だったらいいのに、って思うもの。

ダークなのに、これだけこの世界にのめり込めるって、とにかくすごい。

 

もうひとつは、コンビニ人間。→コンビニ人間の記事。

読んでいる人を異世界に連れていくことも、

創作物の醍醐味で、

それをこれでもか、と味わった。

私の脳とシンクロ率がすごくて、しばらく自分に戻れませんでした。

生きづらさをあんなにも体現できたことはない。

 

このように、読んでいたら、すごくいいことあるから、

本当に読まなきゃいけません。

今年も読む。

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今年の51冊から55冊

2019-12-12 | よんだ

えっとぉ、もう12月。

目標の60冊微妙になってきました。

前回更新から3か月経っちゃいました。


51 淳子のてっぺん 唯川恵
52 グルメの嘘 友里征耶

53
 愛に似たもの 唯川恵
54
 骨まで盗んで ドナルド・E・ウエストレイク
55
 蜜蜂と遠雷 恩田陸

唯川恵先生祭りの後半。

淳子のてっぺんは、実在の登山家を描いた長編
愛に似たものは、短編
どっちも読みやすいし、ハッとする瞬間たくさんある。
すごすぎて、憧れしかないです。

グルメの嘘。
資料として読んだ。ブログが面白いです。
新書なのでタイトルをサポートする章で構成されているので
毒っけに後半つかれちゃう。

私はブログくらいがちょうどいい毒の量だったらしい。

でも好きな人も多いかもね。

褒めと毒のバランスが大事なのだという貴重な勉強になりました。

ウエストレイクを再読。
プロットの書き方を調べていたら、ウエストレイクがお手本に出てきて、また読みたくなりました。
忘れているもんですね。
トリックや展開にもう一回驚いてしまった。
こんなの書けたら格好いいよねー。

蜜蜂と遠雷
大人気で映画化した作品ですが、期待簡単に乗り越えてくる。
夜のピクニックを読んでいたので、その頭で読み始めると、めちゃくちゃびっくりしちゃった。
とにかく文章がやばいです。
どうやって書いているの!すご!

と思い、もう一回戻って読み返した箇所がある。

映像がどんどん頭に浮かんで流れていくので。
お弁当箱みたいに分厚い本なのに、読み終わるとあっという間。
ピアノコンクールの話で数々のクラシック知識が出てきて、天才たちがピアノを弾いていくんですが、
音楽を字に起こすことってすごいムズイことだと思うんです。普通に考えたら。

でも聴こえるし見える。
文章の超絶技巧です。
ほいで、実際はどんな曲なのか気になって検索したら、アルバムもあるんだ。これが。

 

 


それでクラシックって一曲一曲長いので、読むスピードとまったく合わない。
小説って体感時間を飛び越えていくんだな、って改めて知って、当たり前なのに、「うわー」って思った。

 

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今年の46冊から50冊

2019-09-09 | よんだ

46 啼かない鳥は空に溺れる 唯川恵
47 ベター・ハーフ 唯川恵

48 まんまこと 畑中恵
49
 肩ごしの恋人 唯川恵
50
 教養としての西洋美術史 大友 義博/監修

唯川恵祭り、そして恵祭りでもあります。

唯川恵作品は女による女のための話で、それがドライな文体で読みやすく、すごかったです。

この夏は小説のために美術を勉強してみました。いつ使えるのか。

結局お笑いに置き換えて終わった気がしないでもない。

今は「美食」について、学ぼうと思っているので、今後そういった本が増える気がします。

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今年の41冊から45冊

2019-08-25 | よんだ

41 今夜、笑いの数を数えましょう いとうせいこう
42 教養としての「芸術」入門 山田聖子

43 白夜行 東野圭吾
44
 「西洋絵画」の見かた 監修:池上英洋 イラスト:まつおかたかこ
45 楽園のカンヴァス 原田マハ

そしてまた一か月が経ちました。なんとか読めました。

お笑い好きのお友達に借りた「今夜、笑いの数を数えましょう」は、
倉本美津留、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、バカリズム、枡野浩一、宮沢章夫、きたろう
といった豪華面々に、「笑い」ってなんでしょうね、と聞いたやつでした。
倉本さんでお笑い第三世代を、ケラさん宮沢さんで劇と笑いの関係を、バカリズムから枡野さんまでで今のお笑いを、語っていて、四十代お笑い好きとしてはマニア人生のすべてを網羅した気がします。
そして、きたろうさんで〆。
笑いに興味ない人でも、きたろうさんの対談だけは読んでほしい。すっごく面白いから。変でナンセンスで。
字なのに、こんなに変なのか!すごい!って思った。どんな人か顔が思い浮かんでいるから、面白いのかな。
星野源さんとの対談でも、きたろうさん面白かったよな。文章的な人なのだろうか。

「白夜行」はすごい本です。
小説、でなにがオススメ?と聞かれたら、この広いカテゴリーの中で上がってくる本だと思います。

美術について、ずっと考えているんですけど、「楽園のカンヴァス」読んで、
はっはーん!こう書くのか!と納得してしまいました。
アンリ・ルソーが好きになります。フィクション読んで、ノンフィクションを好きになるってすごいよな。
信じる必要ないのに、信じたいっていう気持ちが勝つ。文字の力は強し。

今もグングン読み進め中で、すごい偏ってますけど、60冊は行きそうでホッとしているところです。

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