初めて書いた小説。原稿用紙200数十枚。
せっかく頑張って書いたのだから出版したいと思うようになった。
しかし、自費出版するとなるとお金がかかる。
この小説を気に入って本にしてくれる会社があればどんなに良かろうかと思い
ネットで探して、東京の出版社にメールで送ってみた。
こんな田舎の71歳が初めて書いた小説など相手にしてくれないだろうと
半ばあきらめ、しかし、自費出版するお金はもう無いと、その会社に
一縷の望みをかけていた。
なんとその会社から「検討した結果、企画出版という形で話が進みそうです。
話を進めて良いでしょうか」という内容のメールが届いた。
企画出版は全ての費用を出版社が負担し出版する方法で売れれば印税が
もらえるというもの。こんな嬉しいことがあろうか!!!
まだメールの返事をしていないが本当にラッキーだなと思う。
中学時代、林芙美子にあこがれて、将来、小説家になりたいと思った時期がある。
その夢が「小説家」と言えるほどの事ではないが70歳を過ぎて叶うかもしれない。
こういう事があるから人生、楽しい。
どうかこの話がうまく進みますように。