今年は暖冬でこちら一度も雪が降らなかった。
しかし、今日は冷える。時折、雪がちらつく。(積もるほどではない)
今日は本を読みながら日中ほとんど眠ってばかりいた。
気ままに過ごせて幸せ。
昨夜、野村克也さんの追悼番組を観た。
人の一生をまざまざと見た気がする。
若く溌剌とし、才能にも恵まれ、誰よりも活躍した人が
あのように老いていき、妻の死を嘆き、後を追うように
この世を去って行かれた。
野村沙知代さんという奔放なイメージのある妻を大きな器で包み
自分にない魅力を楽しみ、婦唱夫随で共に生きたような印象がある。
「人間が絶対勝てないのは時代と年齢です」と以前インタビューで
答えているのを見たことがあるが、まさにそうだなあと改めて思った。
♪命に終わりがある
恋にも終わりが来る
秋には枯れ葉が小枝と別れ
夕べには太陽が空と別れる
誰も涙なんか流しはしない
泣かないで泣かないで
粋な別れをしようぜ
石原裕次郎さんのこの歌が何度も私の頭の中を流れた。
もうこういう事が他人事と思えなくなった。
いつか私にもやって来るその時。