城の記 2.0

気の向くままにふらふらと、
投稿日と記事との時系列は一致していません、あしからず。

桃井城(長野県松川町)

2012年03月31日 | 長野県松川町の城址
現状:山林
遺構:郭、土塁、空堀
状態:良い
表示等: あり(案内板、石碑、説明板)
駐車場:なし(1台だけなら石碑の傍まで行けます)

県道18号線を宮ヶ瀬橋で天竜川を越えるた所に小渋ダムからの水を利用した発電所があり、導水管が段丘上へ伸びているのが見えます。
その脇に部奈の集落へ登って行く道がありますので左折して段丘上へ向かいます。

導水管の起点を過ぎると視界が開け、少し走った所で北西方向に目を向けると中央アルプスの山並が綺麗に眺められます。
案内板を頼りに家並みが続き始める辺で左折し、少し進んで更に左折して段丘西端に向かいます。個人宅の庭先を通る感じでした。
終点には新しい石碑が建てられていてその前が少し広くなっています。小型車一台なら反転出来そうです。

石碑の先に空堀を挟んで主郭となります。主郭東側に土塁跡が残ります。
説明板に拠れば、主郭西側はかなり崩落が進んでいるようです。

道はここで終わりです。

北側から見る空堀。右手が主郭となります。

主郭の部奈建神社。

井戸跡の案内がありましたので向かってみました、表示版が付けられていたと思われ
る鉄柱はありましたが井戸跡は見つけられませんでした。
先まで行きましがこれ以上は危険そうです。
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思わず撮影

2012年03月30日 | Weblog
うららかな春の陽の中、空堀脇で出会いました。
余りに人懐こかったので思わずパチリ。

空堀には梅の花が満開でした。
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原城(長野県高森町)

2012年03月28日 | 長野県高森町の城址
現状:耕作地、宅地、等
遺構:郭、空堀
状態:まあまあ良い
表示等:あり
駐車場:なし

長らく町道の拡幅工事が行われていましたが漸く終わったようなので訪れてみました。

広域農道から向かった方が道幅も広く楽なのですが、今回は国道153号線山吹の交差点から入ってJR飯田線山吹駅の横を抜けて段丘上へと上がって行きました。

登り切る寸前の右手北側が主郭となります。
主郭の南側が削られ道が拡幅されていました。

残念なことに城址の標柱が建てられないまま放置されていました。
空堀は主郭西側とその先にもう一条確認できます。

道路は拡幅され綺麗になっていました。奥が主郭です。

地権者の了解が得られないのか予算が尽きたのか、建てられないままの標柱。

主郭西の空堀。

西側にもう一条の空堀が確認できます。
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大島城(長野県松川町)

2012年03月28日 | 長野県松川町の城址
現状:公園、等
遺構:郭、土塁、空堀、等
状態:良い
表示等:あり
駐車場:あり(公園駐車場)

公園となっており保存状態も良いです。
夏場は緑に覆われていますが、この時期だと主郭下の空堀や土塁、馬出しの土塁等良くわかって見学には最適です。

馬出しも夏場だと進入するのもためらわれますが。

この時期だと土塁までハッキリ確認できます。

二の郭外側の空堀。

主郭より二の郭方向、空堀の深さが良くわかります。

主郭南側下の遺構も良くわかります。

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足畑山狼煙岳砦(長野県下條村)

2012年03月27日 | 長野県下條村の城址
現状:山林、公園
遺構:なし
状態:
表示等: あり(烽岳碑)
駐車場:なし

飯田カントリー倶楽部の南にある芦畑山を目指しました。
特に目印もないのでゴルフ場を横切りそれらしき山を登りました。

ここから徒歩で向かいます。

頂上部は公園になっており碑が建てられていました。

まわりはゴルフ場です。

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原氏館跡(長野県下條村)

2012年03月27日 | 長野県下條村の城址
現状:耕作地
遺構:不明
状態:
表示等: あり(原氏館跡)
駐車場:なし

国道151号線は阿智川を渡って下條村へと入ります。
上り坂の途中に道の駅「信濃路下條」がありその先を右折して小松原の集落へ登って
行きます。
登ると平地が開けましたのでそれらしい場所を探しながらしばらく走るも道は下り坂
となり国道へと戻って行きます。

引き返し松源寺を訪ねます。
ちょうど住職さんが庭にいらっしゃいましたので城址の場所をお聞きすることが出来
ました。
更に、武田信玄ゆかりの馬頭観世音菩薩を拝観させて頂きました。

小松原城跡を探していたのですが、お尋ねして教えて頂いたのが原氏舘跡でしたので、
 同一の城跡ではないかと思います。
お話では原氏の見張所、出城のようなものだったそうです。
ここ松源寺は原氏の菩提寺となります。

段丘東側を北へ。

石碑が建てられていました。
石垣はどうも時代が新しそうです。

東側に、帯郭でしょうか。

帰り道で気づいたのですが、小松原の概観図の碑が建てられていました。

これも後から見つけました。由来は不明。

鐘つき堂砦の場所も教えて頂きましたが、眺めるだけにしました。
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高見城(長野県駒ヶ根市 )

2012年03月21日 | 長野県駒ヶ根市の城址
現状:宅地、耕作地、他
遺構:空堀跡
状態:悪い
表示等: なし
駐車場:なし

駒ヶ根市内から県道49号線を天竜川を越えて東へ向かいます。
中沢小学校を過ぎ、蔵沢寺に向かう分岐の手前に城址はあります。

主郭部分は宅地となっているため道路から眺める形になります。
主郭の南側に空堀があり現在は道路となっていました。
その南側が外郭となるようです。

主郭東側道路より南側をみる。
小さな祠が祀られている一段高い部分が物見台。
この街道を見張っていた様です。

空堀跡に道路が通っています。
正面が外郭。

外郭西側よりみる。

高見城址の北側にある香花社
周りに堀を巡らせた跡が発掘されこちらも城址(館跡)であったようです。

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吉瀬の城山(長野県駒ヶ根市 )

2012年03月20日 | 長野県駒ヶ根市の城址
天竜川の吉瀬ダム南東に位置します。
「伊那の古城」(篠田徳登著 ほおずき書籍株式会社)に記述があったので訪ねてみました。

現状:山林
遺構:郭、空堀
状態:
表示等: なし
駐車場:なし

県道18号線を南下しダム湖沿いを走ると道は西へと向きを変え山間を抜けると吉瀬の集落が開けます。

峰上に送電線の鉄塔が見えますのでそれを目指して登ります。
山の南側を川沿いに上がって鉄塔の保守用と思われる道を辿りました。

鉄塔の直ぐ北側が郭、その東側一段下がった所に空堀と思われる場所がありました。

南側に道がありました。

鉄塔の北側が城址と思われます。

主郭(狼煙台)部分。西側より。

東側、空堀か。

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城山城址(長野県上伊那郡宮田村)

2012年03月20日 | 長野県宮田村の城址
宮田村の真慶寺の南西の尾根先端上に位置します。
登山道も整備され、遺構もよく残っていますのでお勧めです。

別名:宮田城
現状:山林
遺構:郭、土塁、空堀
状態:良い
表示等:あり
駐車場:なし

国道153号線宮田村役場前の信号交差点を西に入り山麓方向へ。
中央自動車道に沿って道は南西に向きを変え、程無く右手に真慶寺がみえますのでそこから170m程更に進みます。

右手に宮田霊園入口の表示がありましたので右折、狭い坂道を登ると中央自動車道を潜り、右が宮田霊園、左が宮田高原へ続く林道となる丁字路に行き当たります。
左折するとすぐに城山の登山道の標識があり、駐車も出来ましたのでここから登りました。主郭まで20分程です。

登る途中では竪堀と帯郭が見られます。
主郭は土塁で囲まれ、東西と南は急斜面で守られています。
北側の土塁は高く、外側に三重の空堀を築いてあり見応えがあります。
三重の空堀から登山道を北に辿ると更に三箇所に見事な空堀を見ることが出来ます。

登山口に案内板がありました。

登る途中に2本の竪堀が見られます。

主郭は土塁に囲まれています。
奥が北側、東側(右手)に虎口があります。

土塁上より、北側の空堀をみる。

一番北側の空堀、直ぐ脇を宮田高原へ続く林道が通っています。

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川路城 城山(長野県飯田市)付近

2012年03月17日 | 長野県飯田市の城址
川路小学校の北西にあった城址です。
天竜川の治水対策事業での土砂採取場となった為に、城山自体が姿を変えて
しまい遺構のあった場所も知ることは出来ません。

現状:なし
遺構:なし
状態:
表示等: あり
駐車場:あり(メガソーラーいいだ見学者用駐車場)

国道151号線を飯田市内から南に向かいます。
川路公民館の直ぐ先を右折して南西、伊豆木方面に進むと土砂採取場の跡地
の中を山へと登って行く道がありましたので右折して登ります。

行き止まりが「メガソーラーいいだ」の施設となり手前に見学者用駐車場が
ありましたので駐車。展望台へ向かいました。

「メガソーラーいいだ」の見学施設の片隅に碑があります。
この先の空間に城址があったと思われます。

眺望はよいです。

登る途中に、城山の文字が目に入ったのですが、残念ながら断層の解説でした。

「メガソーラーいいだ」の施設です。
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