城の記 2.0

気の向くままにふらふらと、
投稿日と記事との時系列は一致していません、あしからず。

高鳥谷山

2014年02月15日 | Weblog

中央の山頂が高鳥谷山。

雪かきにも飽きたので、山歩きでも、とはとても言えない積雪。
道脇は雪の壁で駐車余地なし。
では歩きましょう。

中央アルプスの山並みも雲の中。

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大久保の物見ヤ城(長野県駒ヶ根市)

2014年02月05日 | 長野県駒ヶ根市の城址
天竜川をはさんで対岸の宮田村大久保地籍から望む、物見ヤ城。
中央の山頂鉄塔付近。

現状:高圧線鉄塔地、山林、等
遺構:不明
状態:
表示等:なし
駐車場:なし

「図解山城探訪第四集 改訂 上伊那資料編 宮坂武男著」に拠れば、
宮田村中越の、下の城、の東側の山頂に、
「長野県の中世城館跡-分布調査報告書-」に拠ればそこから南東側
の尾根上に城跡の記載があります。

そこで今回は「図解山城探訪」の場所を訪れてみました。
遺構として、送電線のある山頂に土塁状の高みを伴った平地と東側の
尾根上に上幅4mの空堀が見られる、ような記載があったのですが見つける
ことは出来ませんでした。

駒ヶ根市大久保集落の北端。
県道はここで通行止め、右側の林道へ。

防獣ネットのゲートを過ぎ、左手に住居跡(耕作地跡?)が見られる所の
林道分岐を左へ。

3、4段の平地と石垣が見られます。

やがて林道は行き止まりになりすぐ上の尾根上で送電線の保守用路に出会いますのでここからは保守用路から外れないように山頂を目指します。
なぜなら、

尾根筋の林の中を進みます。

目の前が開けたら山頂です。

山頂、平地はなく傾斜面に鉄塔が建ちます。

北側から見る山頂部。

東側の尾根上。わずかに窪みがありますがどう見ても4m幅の堀切ではないようです。


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城村城(長野県駒ヶ根市)

2014年02月04日 | 長野県駒ヶ根市の城址
現状:耕作地、宅地等
遺構:郭、堀
状態:ほとんど遺構は残っていません
表示等:なし
駐車場:なし

駒ヶ根市東伊那小学校の県道をはさんで東側の丘上に城跡が残ります。
南東には城村古城があり、関連の城跡と思われます。

城村古城から見た城村城。
東側(手前)に天王川の沢をはさんで、正面に主郭、南側(左手)の竹藪との堺辺に空堀、北側(右手)奥方向に空堀をはさんで北の郭があります。

主郭南側の空堀。

主郭と北の郭の間の空堀。

主郭から北の郭方向。

主郭から南側。

主郭から北西側。
中央左側の山頂付近が箱畳の秋葉様の砦跡だと思われます。

北の郭。

土塁が巡っているようにも見えますが採土によって削り取られた為のようで、以前は主郭と同じ高さで平場があったようです。

北東側から北の郭遠望。

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城村古城(長野県駒ヶ根市)

2014年02月03日 | 長野県駒ヶ根市の城址
現状:耕作地、等
遺構:
状態:地形のみ
表示等:なし
駐車場:なし

県道18号線の栗林交差点の400mほど東にわずかに城館跡の地形の一部が残っています。
以前は南西側にもうすこし丘が続いていたようでその部分を含めて城郭を形成していたとも思われますが、現在は圃場整備事業の採土によって南西部分は消滅していますので想像するのみです。

北西方向には城村城があり、関連があると思われます。

栗林交差点を東へ、天王川を渡ってすぐを北側へ入ると田圃の中に一段高くなった地形が残っているのが見えます。
手前の一段高い田圃の辺りまで丘が続き、水路の辺りは沢になっていたように思います。

南西側との間の堀跡と推察。

残っている丘の上は耕作地と墓所となり土塁等の遺構は見られません。
左端の山頂は、高鳥谷山です。




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稲村城(長野県駒ヶ根市)

2014年02月02日 | 長野県駒ヶ根市の城址
現状:耕作地、等
遺構:堀、土塁、郭
状態:ほとんど遺構は残っていません
表示等:なし
駐車場:なし

伊那森神社の西側に、わずかに遺構が残り、南西の段丘端の稲村古城と供に稲村氏の城館跡と伝えられています。
城跡の南側は耕作地や宅地となり、北側には市道が開通し、遺構のほとんどは失われています。

主郭西側下に駐車余地あり。
南側の堀底道を通って東側へ登ってみました。
左奥から登ってきました。

左側が主郭、墓所のある中央奥の一段高くなった部分が土塁の名残りのようです。
土塁と石垣の間が空堀跡。

戻って主郭北側を東へ。
すぐに主郭東側の空堀跡がみられます。

さらに登った所にある二つ目の空堀の名残り。
主郭の東側にも郭があったようです。

この東の郭は市道の建設で北側は消滅したと思われます。
左側が残っている部分。

二つ目の空堀跡からみる主郭方向。




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