城の記 2.0

気の向くままにふらふらと、
投稿日と記事との時系列は一致していません、あしからず。

陣場ヶ原(長野県辰野町)

2012年10月30日 | 長野県辰野町の城址
現状:
遺構:なし
状態:
表示等:標柱
駐車場:林道脇に駐車可

大城山の北、林道で鶴ヶ峰に向かう途中の尾根上に位置します。

大城山への分岐点から林道を北に向かい七蔵寺林道開通記念碑のある広場を過ぎて未舗装道をさらに数分進むと馬の背にちょっとした広場が現れます。
木曾義仲の家臣が砦を築いたと伝えられている陣場ヶ原です。


遺構等は無いようです。林道脇に朽ちかけた陣場ヶ原の標柱がありました。

左手には句碑があります。

ここから更に北へ林道を進むと鶴ヶ峰の展望台に行けますが、道はかなり酷いです。






高田城(長野県駒ヶ根市)

2012年10月22日 | 長野県駒ヶ根市の城址
現状:耕作地、山林等
遺構:郭、土塁、空堀跡
状態:耕作地化で遺構は失われつつあります
表示等:古城址の碑が建てられています
駐車場:なし

天竜川の駒見大橋の上流、塩田川との合流点の北東、塩田川の左岸段丘上先端が城址となります。

城址周辺は道が狭く駐車スペースがありませんので、塩田川との合流点にある
「かっぱ神社」から城址に向かいました。

「かっぱ神社」。城址は真後ろの段丘上です。

右側から段丘上へ、左の建物の付近からも道があります。

登り切った所、空堀跡を道路としたようです、左側が城址となります。

城址東側に「古城址」の石碑が建ちます。

土塁跡。

西側先端部に堀を挟んで出郭があったようですが、堀は埋められていて不明確です。


浅間城(長野県豊丘村)

2012年10月20日 | 長野県豊丘村の城址
現状:公園、山林等
遺構:郭跡、空堀跡
状態:公園化されていて遺構等不明確
表示等:浅間城の標柱
駐車場:公園駐車場

「長野県の中世城館跡-調査報告書」に掲載されている城跡位置が豊丘村の場合実際と一致しない箇所が何ヶ所かありここもその一つです。

広域農道から壬生沢川沿いに東へ入り、壬生沢の集落から村道壬生沢線で嶺上へ、登り切った所の三叉路の右側が城址(公園)となります。

道路、公園等の整備によって遺構ははっきりしませんが、公園の東側の道路部分から南側にかけて窪みになっていますので空堀跡かと思われます。

嶺上三叉路、正面が城址、右側が登って来た壬生沢線。

駐車場から南側に公園を望む。

公園東側より西側を見る。

南側窪み、奥に何かありそうですが藪でしたので遠慮しました。

西側先端、下に登って来た壬生沢線。

眺望はここからさらに東へ進んだパノラマ公園もお勧めです。

大城(長野県辰野町)

2012年10月19日 | 長野県辰野町の城址
現状:公園、山林等
遺構:郭跡
状態:公園化等により遺構は不明確
表示等:なし
駐車場:あり

辰野の街の北方、大城山の山頂が城址となります。

上辰野の信号交差点を北へ、林道を山頂に向かいました。
途中から「日本中心ゼロポイント」の案内板に沿って右折、未舗装の林道を通って更に登って行きます。尾根付近で再び分岐となり、左に進むとゼロポイント、右に進むと公園駐車場を経て山頂、主郭跡(公園)です。

駐車場の先が山頂です。

山頂部分、郭跡と思われます。

山頂西側、堀切状になっています。

眼下に辰野の街が一望出来ます。中央の小山が荒神山です。

小野峠展望台(長野県辰野町)

2012年10月18日 | 長野県辰野町の城址
現状:
遺構:なし
状態:
表示等:なし 
駐車場:林道分岐点付近に駐車スペースあり

「図解山城探訪 第四集」の中で、小野峠物見(推定)と触れられていましたので訪ねてみました。

勝弦峠から塩嶺王城パークラインを南下。
展望公園を過ぎ下り坂の途中から未舗装の林道に入り、暫らく進むと四阿のある分岐点に着きました。
左手に展望台見えますで、この付近のようです。

展望台から眺望は利きますが、特に遺構等あるわけではないです。

林道分岐点から展望台がみえます。

展望台から諏訪湖方面を望む。

北に遊歩道を進むと200m程で旧中山道小野峠(三沢峠)に至ります。

更に進むと三郡の辻に出ます。

遊歩道にはセンブリの花が咲いていました。

上田城(長野県塩尻市)

2012年10月17日 | 長野県塩尻市の城跡
現状:山林等
遺構:郭、土塁
状態:
表示等:あり
駐車場:なし

北小野の矢彦、小野両神社の東、北東から伸びてきた尾根の先端部が城址となります。

国道153号線を小野神社前で東に折れ川を渡って上田の集落に入ります。
公民館に車を停めて南側に回りこむと城山の案内板がありましたので、そこから城山へ登ります、数分で土塁の残る主郭に到着です。

「城山ふるさとの森」の案内板、右側に入って行くとすぐに登り口の表示があります。

数分で山頂、主郭に辿り着きました。

主郭南側に土塁が残ります。中央部が虎口と思われます。

虎口の外側にも郭と思われる平場がありました。


兎城(長野県飯田市)

2012年10月07日 | 長野県飯田市の城址
現状:公園、耕作地等
遺構:郭、空堀、土塁
状態:良い
表示等:石碑など
駐車場:公園入口車止め前に駐車出来ます。

JR飯田線時又駅の東、天竜橋を渡り県道1号線を横切って沢沿いに段丘上に登り、北側に進んだ先端部が兎城城址(兎城公園)となります。

車止め手前に駐車して進むと右側に「兎城々址 外濠跡」の石碑とその後ろに土塁跡が残ります。

左手には同じく土塁跡と空堀跡が見られます。

主郭と二の郭の間の空堀、右手に主郭の見事な土塁が築かれています。

主郭は前回訪れた時ほどではないですが、荒れていました。

主郭の先、一段低くなった所にも郭がみられました。

鶯ヶ城跡付近(長野県飯田市)

2012年10月03日 | 長野県飯田市の城址
現状:三遠南信自動車道千代IC
遺構:消滅
状態:
表示等:なし
駐車場:なし

天竜峡から県道1号線を南下、椚平を過ぎ紅葉川を渡ると建設中の三遠南信自動車道の高架を潜りますが、その高架の取り付け部付近南側に主郭があったようです。
三遠南信自動車道の建設にあたり2006-2009年に発掘調査が行われています。

城跡は、開墾、宅地化と徐々に削られ自動車道の建設により最後を迎えたようです。

西側、県道脇より。
城跡の峰の残り部分が道路の土盛となって残ります。

東側より。

南西側から。

補足として、2020年11月 画像追加
城跡南側から見る、
中央から左側にかけてが城跡。

西側から、中央右側の少し高くみえる辺りが城跡。
その下に白く見える場所を含め下側に3段の平場があるのがわかるが、城のものとも耕作地として開墾されたものとも不明。

主郭跡と思われる付近から西側を見る。

同じく東側を見る。

2019年、三遠南信自動車道上から城跡方向を見る。
中央の人影から右側辺りが城跡と思われる。




高鳥谷山(長野県伊那市、駒ヶ根市)

2012年10月02日 | 長野県駒ヶ根市の城址
現状:高鳥谷神社奥社、山林
遺構:
状態:
表示等:なし
駐車場:あり

「長野県の中世城館跡」に記載は無く、伊那市誌、駒ヶ根市誌等にも何も触れ
られていません。
「図解山城探訪」では、史料・伝承等不明、ここに砦があったとは聞かないが
土塁、堀等からしてここに砦があったことは疑うべくもない(要約)、とあります。

遺構と思われる箇所は三角点のある山頂部分と高鳥谷神社奥社となります。


駒ヶ根市側、駒ヶ根カントリークラブの東を抜けて新山峠から尾根沿いに西陽射す林道を山頂へ向かいました。


奥社南側の土塁跡と思われる箇所。

三角点のある山頂の西側堀切。

三角点。

三角点のある山頂の東側堀切。

奥社から南に少し下ると東側に戸倉山が望めました。

北西、夕暮れの伊那市方面。

夕陽を眺めつつ帰路につきました。