城の記 2.0

気の向くままにふらふらと、
投稿日と記事との時系列は一致していません、あしからず。

小沢古城(伊那市)

2011年12月28日 | 長野県伊那市の城址
別名:
築城:戦国期
築城者:
現状:寺地、山林
遺構:土塁跡
状態:不良
表示等:なし
文化財指定:なし
駐車場:なし

伊那市内から国道361号線を権兵衛峠方面へ向かいます。中央自動車道を超えて直ぐに左折できる2車線の道があるので入って行きます。段丘下へ下って行く直前、正面に墓地があり、そこから東側が城址(館跡)となります。
墓地の辺に西側の土塁があったようですが造成の為埋められました。
東側の土塁は松月寺の東側、月見松遺跡の表示版が立てられた後ろ側の盛り上がった部分が土塁跡になるようです。(月見松遺跡緊急発掘調査-参照)

東側、土塁跡がかすかに残る。

村岡城(伊那市西春近)

2011年12月28日 | 長野県伊那市の城址
別名:
築城:鎌倉時代
築城者:小井弖氏
現状:耕作地、山林
遺構:なし
状態:
表示等:なし
文化財指定:なし
駐車場:なし

荒城址から北北東に道を辿ります。300m程進んだ東側の住宅奥の耕作地が城址と思われます。
こちらも小井弖氏関連の遺構のようです。
発掘調査により南北に走る空堀が確認されています。
(村岡北遺跡緊急発掘調査報告-1975年-参照)

何もありませんでした。この正面辺から空堀が見つかったようです。

荒城(伊那市西春近)

2011年12月25日 | 長野県伊那市の城址
別名:新城、あら城
築城:南北朝時代
築城者:小井弖氏
現状:耕作地、山林
遺構:帯郭、空堀跡
状態:不良
表示等:なし
文化財指定:なし
駐車場:なし

西春近北小学校の東側の道は南に向かうと直ぐに弧を描きながら戸沢川に下って行きます。
その下る直前の東側の耕作地部分が城址となります。
送電線の鉄塔から東側に土塁に囲まれた本郭があり、囲むように空堀を挟んで外郭、更にその外側に空堀が築かれていたようです。
(村岡南遺跡緊急発掘調査報告-1975年-参照)

北東より望む。鉄塔手前の枯れ残った作物が残っている部分が本郭跡です。

耕作地東側の山林下に帯郭と内堀が突き抜けたと思われる空堀跡が見られます。

右側の沢に外堀がつながっていたと思われます。

フブキ垣外城(伊那市)

2011年12月24日 | 長野県伊那市の城址
別名:
築城:室町時代
築城者:小井弖氏
現状:耕作地
遺構:なし
状態:なし
表示等:なし
文化財指定:なし
駐車場:なし

JR飯田線の下島駅から道を北へ向かいます。300m程進み小戸沢川を越えた所で左手に入り直ぐ右側の小道を辿って段丘上へ上がると耕作地が開けますがその東側の段丘先端方面が城址のようです。
現在は埋め戻されてしまって見ることは出来ませんが、発掘調査に拠って北東部分に薬研堀りの堀跡が見つかっています。(中村遺跡緊急発掘調査報告-1978年-参照)

奥の耕作地部分が主郭と思われます。
左側からの林が切れた部分から右側奥にかけて弧を描く様に掘られた堀跡が見つかっています。


薬師堂城(伊那市)

2011年12月24日 | 長野県伊那市の城址
別名:
築城:鎌倉時代
築城者:小井弖氏
現状:耕作地、山林
遺構:不明
状態:不良
表示等:なし
文化財指定:なし
駐車場:なし

JR飯田線下島駅より西へ向かいます。100m程の所で正面細い道に入り直ぐ右に入る道が有りますので入って行くとそこが城址です。
内城の東南、段丘下に位置します。こちらも小井弖氏関係の城址のようです。
南側に北からの空堀が突き抜けたと思われる跡が残っています。

堀跡かと思われる場所。

南東部にこんな地形が。

北西より望む。


丸山城(伊那市西春近)

2011年12月24日 | 長野県伊那市の城址
別名:中山城
築城:鎌倉時代
築城者:小井弖氏
現状:住宅地、耕作地、山林、墓所
遺構:堀
状態:不良
表示等:なし
文化財指定:なし
駐車場:なし

JR飯田線下島駅より西へ向かいます。100m程の所で正面細い道には入らずに左手へと曲って段丘上を目指しますがその途中右側山林が城址です。
内城の南200m程に位置します。

坂の途中、左手に工場入口付近を過ぎた所で右手山林に空堀が見えます。
堀(内堀)を挟んで東側が内郭、西側が中郭となります。
中郭は現在墓所で立入禁止となっています。
道が段丘上に上がる所で右側に墓所へ通じる道がありますがその辺が中堀跡と思われます。
発掘調査に拠れば更に西側にも外堀があったようです。
(丸山城跡緊急発掘調査報告-1980年-参照)

内堀、南側より。

中郭から西側を望む。
手前の道が中掘跡と思われます。この先に外郭と外堀があったようです。

内城(伊那市西春近)

2011年12月22日 | 長野県伊那市の城址
別名:
築城:鎌倉時代
築城者:小井弖氏(工藤氏)
現状:住宅地、耕作地、山林
遺構:堀
状態:不良
表示等:なし
文化財指定:なし
駐車場:なし

JRの飯田線下島駅から西へ細い坂道を登ります。600m程進むと南北に通る道があるので右折し120m先を又右折して東側段丘先端へ向かいます。
道が行き止まりになった所が城址(中郭)です。
東端の耕作地の更に東側に空堀を挟んで本郭があります。
耕作地を挟んで西側に用水路がありますが、こちらも堀跡となります。
この堀は道の部分で東側に向かい、50m先で南に曲って沢筋まで続いていたようです。
また更に西側にもう一本空堀があったようです。
(カンバ垣外遺跡緊急発掘調査報告-1979年-参照)

本郭東から西側を見る。
東側先端下側に平削地が見られます。

本郭より、空堀と向こう側に中郭を見る。
空堀は深く見応えがあります。

中郭西側空堀跡。

中郭南側方面。


中村城(伊那市)

2011年12月21日 | 長野県伊那市の城址
別名:安岡城、諏訪形中村の城
築城:室町時代
現状:住宅地、耕作地
遺構:なし
状態:
表示等:なし
文化財指定:なし
駐車場:あり

西春近小学校の南の丁字路を西へ向かいます。坂を登った辺で左側林の手前に
小さな公園がありますが、その南西部の突き出た段丘上が城址です。
一枚の田圃になっている部分が本郭です。形はほぼそのままではないかと思われます。
近くの方のお話に拠れば昭和61年頃までは北側に土塁が残っていたとの事、虎口は西側にあったそうです。
遺構はほとんど無くなってしまったと思いますが雰囲気は良く残っているように感じます。

本郭を北西より望む。

西側、堀割か。

竹松城(伊那市)

2011年12月20日 | 長野県伊那市の城址
別名:宮下の城
築城:室町初期
現状:住宅地、山林、耕作地、神社
遺構:堀
状態:良
表示等:なし
文化財指定:なし
駐車場:なし

西側より望む。

富県小学校から県道18号線を南に進みます。900mほど先、段丘を下りた辺に簡易郵便局がありますのでその先のY字路を右に進みます。左前方に見えるちょっとした丘が城址です。

空堀が4条東西に掘られています。

中島城(伊那市)

2011年12月18日 | 長野県伊那市の城址
別名:
築城:
現状:住宅地
遺構:土塁
状態:良
表示等:なし
文化財指定:なし
駐車場:なし

あら城集会所から南へ500mほどの所に長野県史跡の御殿場遺跡があります。
その北東、住宅地の奥に小山が見えます。そこが城址となります。
東側道路から望むと立派な土塁が残っているようでした。
立地、形状が個人的にちょっとワクワクする感じです。

西側より。中央のビニールハウスの後ろの少し盛り上がった小山が城址。