城の記 2.0

気の向くままにふらふらと、
投稿日と記事との時系列は一致していません、あしからず。

大城 付近(長野県駒ヶ根市)

2016年01月30日 | 長野県駒ヶ根市の城址
駒ヶ根市の南割地籍、上穂沢川北側の南割集会所から東側の辺りが地名の
大城林(おおしろばやし)と呼ばれることから城館があったのでは、と
考えられているようです。

上穂城の東側を通って南へと続く古くからの街道沿いで大北城、大城、射殿城
と続いています。

遺構等は無く、昭和47年に発掘調査が行われたようですが、南北に伸びる堀状の跡が一部見つかるものの、城館が存在したと推測出来るような中世の遺物は見つかってはいません。

南割集会所に車を停めて周辺を散策してみました。

北西側から北側、東側、南側へと歩く。
右に集会所。

東に進むほどに段差がはっきりとしてくる。

北側から歩いてきた北西方向を見る。

これから向かう東方向を見る。

東側から西方向。
城館を築くとすれば、この一段高い辺りか。

南東側から。

南側を上穂沢川が流れる。

南側から。

そして南西側から東方向を見る。

集会所に戻る。


現状:耕作地等
遺構:
状態:
表示等:なし
駐車場:なし

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大田切城(長野県駒ヶ根市)

2016年01月23日 | 長野県駒ヶ根市の城址

現状:山林、耕作地等
遺構:郭、堀跡
状態:一部遺構が残ります
表示等:大田切城址の標柱
駐車場:なし

大田切川の右岸の段丘上、広域農道の東側に遺構が僅かに残ります。

「吾妻鏡」の治承四年(1180)九月十日の項に登場する太田切城が此処では、と考えられているようです。

南東側から見る城跡。中央の林の中に遺構が見られます。

西側の空堀。奥が主郭。

南側の空堀。

東側の空堀。

東側からみる城跡。

北側と東側は大田切川による侵食で崩落が進んでいます。

北側。

東側。

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