城の記 2.0

気の向くままにふらふらと、
投稿日と記事との時系列は一致していません、あしからず。

道林の砦(長野県辰野町)

2015年11月19日 | 長野県辰野町の城址
所在地:長野県上伊那郡辰野町小野
現状:山林
遺構:
状態:
表示等:なし
駐車場:なし

「信濃の山城と館 5 上伊那編」(宮坂武男著 戎光祥出版刊)で触れられていたので訪ねてみる。
小西城の支城で狼煙台の伝承があるとのこと。

JR小野駅の所で国道から西側へ入り、小学校を過ぎた辺りで北に入ると小山が・・・。
堂林らしい。


南側下、墓地脇から登る。


林に入り数分、すぐに頂上が見える。


頂上すぐ下に一段の平地。


山頂は全周を囲っていたと思われる土塁跡がみられ北側には祠と碑が祀られています。


山頂北西側尾根。


特に何も無いようですが祠が祀られていました。


東側尾根。


南側に戻って、林が切れた辺から東側を見る。


墓地まで戻って小山を振り返って見る。


女沢峠から戸倉山

2015年11月11日 | 山行
女沢峠から。


ところどころ龍東遊歩道のプレートはあっても戸倉山登山道の表示はない。


東側(左手)にプレートが現れたら、本格的な登り。


枯れた沢、右側を登り詰まってきたら左側へ移って一段上の尾根へ這い上がる。


尾根はすぐに岩場へ突き当たる。


風神の風穴と書いてあったような。


岩場は右手から登る、以前は鎖だけだったがロープで補強されている。


西側山頂下から中央アルプス。ほとんど雲の中だ。


東側山頂から南アルプス、も雲の中。


北側も見えるのは近くの三界山まで。




メモ

2015.11.07

09:56 a.m. 女沢峠 発

10:36 a.m. 東側にプレート

10:50 a.m. 沢手前の肩

11:11 a.m. 風穴跡

11:22 a.m. 山頂北側の小ピーク

11:25 a.m. 西側山頂

11:30 a.m. 東側山頂

11:38 a.m. 発

11:43 a.m. 山頂北側の小ピーク

12:00 a.m. 発

01:00 p.m. 女沢峠 着


傘山 2015年11月(長野県飯島町)

2015年11月03日 | 山行
日曜日、御嶽山登山口から秋の傘山へ。

道すがら、駒ヶ根市側から見る傘山、形の良い山容はまさに傘。


駐車場に車を停めて登り始める。
前回は無かった傘山の案内板があります。


御嶽神社。
覆屋が新たに建てられています。


岩間山城跡を過ぎ少しきつくなった登山道を登り切ると入口屋の碑。
背後に傘山の案内板も立てられています。


しばらくは緩やかな登りが続き、1269m手前で北側が開けた展望所で休憩。

遠くに蓼科山も見える。

1269mのピークを巻いて窪地を過ぎ一旦下ってしばらくすると、色づくカラマツの林。


飲用には不向きな水場を過ぎる。


尾根に出ると大山祇命の碑。ここから最後の少し急な登り。


尾根がなだらかになると樹間に中央アルプスの山並みが見える。


登り始めて2時間少々で山頂に到着。


今回は天候に嫌われなかったようです。

東側に八ヶ岳から南アルプスまでを一望。




西側。


百間ナギ、崩れ続けてます。


駒峰ヒュッテも見えます。


山頂で1時間ほど過ごした後、秋を楽しみながら下山。











メモ
09:05 a.m. 登山口。

09:17 a.m. 御嶽神社。

09:43 a.m. 入口屋、碑。

10:17 a.m. 1269m付近。

10:34 a.m. 水場。

10:44 a.m. 大山祇命、碑。

11:15 a.m. 山頂、着。

12:05 a.m. 山頂、発。

01:06 p.m. 入口屋、碑。

01:42 p.m. 登山口。

岩間山城跡(長野県飯島町)

2015年11月03日 | Weblog
2年程前に、御嶽山狼煙台、として訪れた時と少し変わった様なので傘山へ登るついでに立ち寄る。

主郭跡に建てられた標柱に拠れば、
以前は狼煙台跡と考えられていたが強固な構えから岩間氏の非常時に立て籠もる為の
山城と考えられ、御嶽神社の付近は物見の出曲輪であった、
との事。

新たに、
主郭へ上がる部分に木の階段。


主郭の北側隅に「岩間山城跡」の標柱。


東側の木が伐採され眺めも良くなっていました。








西平城(長野県飯田市)

2015年11月01日 | 長野県飯田市の城址
現状:山林
遺構:曲輪、堀切
表示等:「西平城跡」の案内板
駐車場:なし

山本西平の浄玄寺北西側の山頂に遺構が残ります。
久米ヶ城を中心とした小笠原氏関連の城跡ではと考えられているようです。

遺構は、山頂に土塁の残る主郭を中心に、搦め手と思われる北側に続く尾根に二重の堀切、北東、南東、南側に下るそれぞれの尾根上に幾つもの曲輪と堀切、東側斜面上に複数の帯曲輪、等が残ります。


国道153号線「二ツ山」の交差点から西側へ入り、すぐ左折、500m程先の広域農道(西部山麓線)との丁字路を左折、しばらく走行すると右手に浄玄寺とその南側下に「西平城跡」の案内板が見つかりました。

案内の矢印に従って細道を上がり、浄玄寺西側の墓地脇の「西平城跡」の案内板に従って尾根を登ります。

尾根は細くなったり広くなったりしながら続く、途中堀切状の浅い窪みも見える。

登り始めて15分程、崩れた祠をみる。
この先からはっきりとした城跡の遺構が見られます。

堀切と少し急な尾根。

登ると北側に派生する尾根上にも曲輪の痕跡が。

見上げると曲輪と堀切、そして頂上が近い。

山頂の南東側下から見上げる。
右側に主郭、堀を挟んで左側が南の曲輪。

道にそってまず南の曲輪へ上がり北側を見る。
正面、堀とその奥が主郭。

南側の尾根を見下ろす。
画像では確認しづらいですが、下ってゆく尾根上に複数の曲輪が築かれています。
下ってみましたが倒木や下草で歩きづらく見辛いです。

主郭。
南北に長く、南 北 西の三方に僅かに土塁が残ります。
中央東側に石積みの残る窪みがありますが、後世の神社跡に思われます。

主郭から見下ろす搦め手、北側尾根上の二重の堀切。

この尾根上にはさらに北側にもう一条の堀切がみられます。

主郭から見下ろす北東側尾根。
こちらも複数の曲輪が続きます。

十数段の曲輪を見ながら下ると堀切があり段曲輪もここまでのようです。

北東側、南東側尾根に挟まれた東側斜面上にも複数の帯曲輪が残ります。

遺構がよく残り去り難い城跡でした。

(画像及び記事は2015年05月に訪れた時のものです。)