城の記 2.0

気の向くままにふらふらと、
投稿日と記事との時系列は一致していません、あしからず。

原の城(長野県飯田市)

2012年07月15日 | 長野県飯田市の城址
現状:耕作地、住宅地、等
遺構:郭、空堀跡
状態:わずかに遺構が残る
表示等:なし
駐車場:なし

飯沼城跡の西、JR飯田線伊那上郷駅の北側の丘陵地が城跡となります。
宅地化が進んでいて遺構も消えつつあるようです。

丘陵東端の耕作地部分が主郭かと思われます。
北側に土塁らしき土盛が見られるはずですが、草に覆われていてはっきりしませんでした。

丘陵東端、見晴山。
主郭跡、この先にさらに出郭があったようです。

この正面辺りにも堀が奥へと築かれていたと思われます、右側は郭跡。

主郭400m程西側にははっきりした空堀跡が残ります。
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飯沼城(長野県飯田市)

2012年07月14日 | 長野県飯田市の城址
現状:神社地、学校、住宅地、等
遺構:郭、土塁、空堀
状態:一部遺構が残る
表示等:なし
駐車場:なし(近くに上郷体育館の駐車場があります)

飯田市上郷の段丘の東端部に位置し、主郭部分は現在飯沼諏訪神社となっており、南側から西側にかけて土塁が残っています。また主郭西側に一部空堀も残ります。
西側の住宅地と中学校部分には郭が築かれていたようですが、遺構は消滅しています。

今回は飯沼諏訪神社参道を登ってみるべく、国道153号線沿いの某家電量販店から向かいました。
正面の段丘上が目指す飯沼諏訪神社です。

参道の階段を登ると飯沼諏訪神社に到着です。飯沼城主郭跡です。

主郭西側に残る空堀。

高さ3m程の土塁が残ります。

西側住宅地部分、空堀があったと思われる道路部分。

JR飯田線の電車が主郭下に潜っていきました。
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鈴岡城(長野県飯田市)

2012年07月06日 | 長野県飯田市の城址
現状:城址公園、耕作地、等
遺構:郭、堀
状態:良
表示等: 説明板(長野県教育委員会、飯田市教育委員会)
駐車場:有り(公園駐車場)

南北朝期から戦国末期にかけての鈴岡小笠原家の居城跡です。
長野県史跡に指定されています。

国道151号線鈴岡公園入口交差点を西に入り1kmほど進み、段丘上へ上がる沢の途中の公園入口を右折すると鈴岡城址公園となります。

段丘上北東に主郭、空堀を挟んで囲むように南側から西側に二の郭、その西側に空堀と的場(外郭)が築かれており公園として整備されています。
また主郭北側には出郭が築かれ、谷の向こう側の松尾城を監視していたと思われます。

公園入口です。右側が二の郭となります。

二の郭、雨が降りそうな天候で人影もまばらでした。

主郭南側空堀、右手が二の郭。

主郭、藤棚は季節外れでした。

出郭より北側の松尾城を望む。
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松尾城(長野県飯田市)

2012年07月06日 | 長野県飯田市の城址
現状:城址公園、耕作地、宅地等
遺構:郭、堀
状態:不良
表示等: 説明板(長野県教育委員会、飯田市教育委員会)
駐車場:有り(公園駐車場)

南北朝期から戦国末期にかけての松尾小笠原家の居城跡です。
長野県史跡に指定されています。

国道151号線八幡公園入口交差点を西へ折れ、飯田女子短期大学の先200m程を左折して南に1km程進んだ道の終点が松尾城址公園となります。
南側には毛賀沢川の谷を挟んで鈴岡城址公園があり遊歩道で繋がっています。

公園駐車場付近は二の郭北側となります。東に主郭、西側に三の郭がそれぞれ空堀を挟んで続き、主郭と二の郭が公園として整備されています。

主郭南側に出郭が造られているのは鈴岡小笠原家の鈴岡城との間に長く争いがあった為と想像できます。


二の郭より、正面に主郭。

主郭(左側)と二の郭(右側)の間の空堀、下ると出郭が見られます。

主郭より、二の郭方面を見る。

主郭から南側を眺める、正面に対峙していた鈴岡城の出郭が見えます。

二の郭西側空堀跡。

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