城の記 2.0

気の向くままにふらふらと、
投稿日と記事との時系列は一致していません、あしからず。

原城(長野県駒ヶ根市中沢)

2012年02月28日 | 長野県駒ヶ根市の城址
別名:原の城
現状:山林、耕作地
遺構:郭、空堀跡
状態:良い
表示等:なし
駐車場:なし

駒ヶ根市内から県道49号線を東へ向かいます。
天竜川を渡り新宮川岸の信号機手前の新宮川沿いの小道を東へ進み、十字路
にぶつかった正面、段丘先端部分が城址となります。

城址は、段丘が西側に岬状に突き出した先端を堀で区切り主郭を築いてあります。
主郭の更に先端に一部に土塁を残した帯郭が見られます。

西側より。この段丘上が城址です。左側から回り込むかたちで登って行きます。

東側より段丘先端部を望む。
畑になっていますので立ち入りは出来ませんが、空堀跡とその向こうに主郭が望めます。

大北城(長野県駒ヶ根市)

2012年02月28日 | 長野県駒ヶ根市の城址
現状:山林
遺構:郭、土塁
状態:良い
表示等:私有地に付き立入禁止の表示あり
駐車場:なし

荒城の北側を流れる鼠川の下流、赤穂小学校西に位置します。
赤穂小学校の西側の長福寺裏手の森が城址となります。
城址と言うよりは城館跡といった感じの遺構です

岬状の丘の先端を堀で区切って郭としその周りを土塁で囲んだ簡単な構造です。
土塁は東西と南側に良好に残っていますが、北側は鼠川によって侵食されている為、土塁が築かれていたのかは不明です。
郭内は立入禁止となっていました。

南側より望む。

帯郭があったと思われます。

西側より。

北側は鼠川に侵食されています。

鼠川の上流には塩木城、荒城、古城がありますが残念ながら塩木城の遺構は
失われてしまったようです。

古城公園(長野県駒ヶ根市)

2012年02月20日 | Weblog
自動車であれば駒ヶ根高原から登ってくる道を辿るのですが今回は荒城から遊歩道で
向かいます。
荒城址から西へ鼠川沿いに登ると林道へ出ますので、北へ向かい鼠川を越えると古城公園
入り口に着きます。
公園内を一段上へ。磐田の森の先に展望台があり、東に駒ヶ根市内と南アルプスの山並が
一望できます。


古城公園駐車場、雪が降ってきました。
秋頃だと猿が屯しています。


斜面上に桜の木が植えられています。


城とは言っても遺構は特に無いようですが眺望は良いです。
古城跡はここから更に林道を登った所になります。


中央部、平坦に見える山林部分が荒城跡です。

荒城(長野県駒ヶ根市)

2012年02月20日 | 長野県駒ヶ根市の城址
駒ヶ根高原からは天候が良ければ駒ケ岳が望めるのですが、訪問した日は
生憎の天候でしたので、城址のみに向かいました。(天候が良ければこんな感じです)

現状:山林
遺構:郭、土塁、空堀
状態:良い
表示等:表示板
駐車場:あり(家族旅行村)

中央自動車道駒ヶ根インター南側の県道75号線を西へ、光前寺方面に向かう途中から南へ折れて家族旅行村へ向かいます。
家族旅行村「こぶしの湯」の西側の山中に城址があります。

北側の鼠川沿いの遊歩道にある「荒城跡」の道標にそって段丘を登ります。
土塁が築かれていたように思える道を登ると中央を割る形で郭内に入ります。
郭の西側と南側に土塁が良く残っており、西側土塁の外に空堀も見られます。
郭内は凹凸が多くどれが遺構なのか判然としません。

本郭内へ。

北側は鼠川に落ち込む急斜面です。

南側土塁。

箕輪城(長野県上伊那郡箕輪町)

2012年02月19日 | 長野県箕輪町の城址
現状:墓地
遺構:郭、土塁、空堀
状態:良い
表示等:表示板
駐車場:あり

JR飯田線木下駅の西側、養泰禅寺西側段丘上の墓地が城址となります。
土塁と空堀が非常に良い状態で残っていました。

北側道路沿いに腰郭と箕輪城案内板があります。

西側空堀。

土塁(画像は加工してあります)。

田中城(長野県上伊那郡箕輪町)

2012年02月13日 | 長野県箕輪町の城址
現状:工場等
遺構:なし
状態:消滅
表示等:標柱、石碑
駐車場:なし

国道153号線箕輪バイパスの田中城交差点南東、ホームセンター駐車場南側に
土塁の名残とともに「田中城址」の石碑があります。
湿地の中に郭を土塁で正八角形に囲んだ伊那谷には珍しい平城が築かれていた
そうです。


大出城(長野県上伊那郡箕輪町)

2012年02月13日 | 長野県箕輪町の城址
別名:里小屋城
現状:寺社地、公園等
遺構:主郭
状態:
表示等:標柱、説明板
駐車場:あり

国道153号線旧道を松島から北へ向かうと、深沢川を越えて段丘上に上がって
行きます。この段丘南東部が城址となります。
城域は広く北の大永寺の辺まで郭が設けられていたようです。
現在は南東端の郭のみ公園化されて残っています。

国道脇の小道を入ると駐車スペースがありましたので、ここより郭に登ります。


この城の北側に古城跡もあったようですが、消滅してしまったようです。

寺山砦(長野県上伊那郡箕輪町)

2012年02月11日 | 長野県箕輪町の城址
別名:寺山
築城:
現状:山林
遺構:堀切、郭
状態:不良
表示等:表示版、標柱

県道19号東西線入口を東に向い、山際に見える真新しい砂防堤を目指します。
砂防堤の上に出る道は積雪があったらとても登れそうも無い坂でしたが、雪も消えていたので無事到着です。目的地はこの北側の尾根上にあるはずです。
尾根下には五社権現社が祀られています。
堤から上は舗装は切れますが林道が続いています。

ここからは車は止めて林道をたどります。200m程でまた砂防堤があり林道は折れながら更に登っていきます。
このままたどれば山頂の小式部城跡に行ける筈ですが、今回は二つ目のカーブの所から尾根の先端を目指します。カーブの所に案内板がありましたので迷わず西側の笹薮の中へ。

どうにか辿れそうな道を20m程進むと堀切があり、その先が郭となっています。

郭は細長く中央辺に標柱も建てられていました。
更に西側へ進むと一段下がって堀切があり、尾根は急速に下って行きます。
左手下に神社が見えてきたのでそちら側に下りました。





荒城(長野県上伊那郡箕輪町)

2012年02月10日 | 長野県箕輪町の城址
現状:住宅地、耕作地、公園等
遺構:
状態:
表示等:標柱
文化財指定:なし
駐車場:なし

中込城の北800m程の場所になります。
県道19号線長岡入口の信号交差点を右折すると道は東から北へと向きを変え
段丘上に登って行きます。
段丘上の十沢地蔵尊の南から西にかけてが城址となるようです。
西側の町営住宅に向かって行くと荒城跡の標柱があり、その東側に空堀跡と
思われる凹地がありました。
南東部分、段状の平削地も郭跡と思われます。

「荒城跡」の標柱があります。

空堀跡と思われる凹。