城の記 2.0

気の向くままにふらふらと、
投稿日と記事との時系列は一致していません、あしからず。

火灯山(長野県諏訪市北真志野)

2020年02月05日 | 山行

信濃毎日新聞に、

地元の森林組合などで「灯点山(ひとぼしやま)標高約1200メートル」に展望台と遊歩道を整備した、

という記事が載っていて、

そういえば「信濃の山城と館」(宮坂武男著 戎光祥出版刊)にも似たような山が載っていたことを思い出した。

「火灯山」と「灯点山」表記は違うがどちらも「ひとぼしやま」と読むらしい。

ただ「信濃の山城と館」の「火灯山」は標高1070m付近に図表で記されているが「信濃毎日新聞」の「灯点山」は標高1200m付近と書かれていて図表は無し。

これは実際に確かめるしかないよね、ということで行って見ることにした。

 

西山公園に駐車。北側の陸橋で中央道を越える。

 

案内板、左の権現沢城跡へ向かう。

 

すぐに中の沢川沿いを登る坂。川向に権現沢城跡、上流に火灯山と思われる山影を見る。

 

道なりに川を越え城跡へと登る。

畑地に作業中の方がいたので道筋を教えてもらう、

林道を進み、右側に鳥居が見える所から30メートルほど先に山側へ入る

道があるとの事、表示等は無いようである。

 

分岐、

まっすぐ進む道が峠に向かう本来の道のようであるが、砂防堤で行き止まる。

左へ折れる道が林の中に少し見えるガードレールのある所へと続いている林道である。

 

林道は未舗装ではあるが車でも問題なさそう。

途中、謎階段、下に碑が有るようなのだが柵で覆われ入り口は施錠されていた。

 

公園から30分ほど、右手の沢向い奥に御嶽神社の鳥居が見えたので少し寄り道。

 

御嶽神社から再び林道に戻り先へ、S字にカーブした先に山側に入る脇道が見つかる。

 

脇道、細いながらも轍がある。

 

10分ほどで広場らしき場所に着く。

 

まっすぐ登るか、

左側にも道がある、それにテープも。

 

どうやら整備した遊歩道はこの尾根に登る道のようだ。

 

広場から8分ほどで尾根上のベンチのある場所へ。

遠くに八ヶ岳を望む。

 

何も表示がないので、取り敢えず北側の尾根先端方向へ。

 

数分で「灯点山(1155m)」のプレートとその先に少し広めの場所が見つかった。

 

西山公園から歩くこと45分ほどで到着。

スマホのGPSと地図で場所を確認、

「信濃の山城と館」記載の「火灯山」と同じ場所であることを確認。

地元の方が名前や場所を間違えるとは思えないので、山名は「灯点山」、

標高は・・・勘違いかなと推察。

 

地理院地図で場所を確認。

西山公園

権現沢城跡

火灯山・灯点山

 

 

 

 


鬼ヶ城山(長野県喬木村)

2016年05月30日 | 山行
鬼ヶ城山という地名が気になっていたので日曜日に出掛ける。

平岡の鬼ヶ城にはその昔、鬼(中央の権力に抵抗する人)が住んでいたという
伝承がある。

守屋山の立石コースの途中にも鬼ヶ城がある、こちらは巨石が積み上げっている
様子から呼ばれたものだろう。

さて喬木村鬼ヶ城はどちらであろうか?
それとも、付近には鉄鉱石の鉱床があると聞く、その昔たたらを操る人々でも
いたのであろうか。

小川川に沿って矢筈トンネルへ向かう途中、鬼ヶ城沢川を渡って直ぐの所に
「鬼ヶ城神社奥の院入り口」の小さな立て札をみて左折、鬼ヶ城沢川に沿って
林道を進む。

途中の防獣柵のゲートは手動開閉。


09:20 a.m. 林道工事の仮設小屋の手前の路側帯に駐車。


09:33 a.m. 奥の院入り口より入山、参道を登る。


入山口反対の林道下には鳥居と「十丁」と刻まれた丁石が見える。


09:36 a.m. 登り始めて間もなくの木製の祠に安全を祈願。


参道は細い尾根上を緩急をつけながら続く。




或いは巻いて登ってゆく。


10:13 a.m. 大山祇神の祠の前でしばし休憩。


木立の間に少しだけ望めるのは飯田の街か。


10:18 a.m. 再び登り始める、がここから一段と勾配が増す。


振り返れば結構な斜面。


途中に役行者の石像があるのを知ったのは帰宅後のWEBで。
代わりに見たのはギンリョウソウとキノコ。




急登を過ぎ傾斜も緩くなった頃、瓦葺の屋根を見つける。


11:04 a.m. 山頂の鬼ヶ城神社に到着。


奉納額には、文化、文政、元治等の元号がはっきりと残る。


神社南側に広場、ベンチで休憩。


石積みの痕跡があり、広場にも何か建てられていたのだろう。


広場南下は緩斜面。



11:40 a.m. 鬼ヶ城神社を後に帰路に着く。

12:03 a.m. 大山祇神祠前。

12:31 a.m. 駐車地着。


林道下、鳥居と丁石。






ミツバツツジの咲く戸倉山へ

2016年04月24日 | 山行
土曜日、桜も早かったのでそろそろミツバツツジも咲く頃かなと出掛ける。

道々の桜は既に葉桜、登山道入り口の桜だけは花を残していた。


林道の終点から少し登ると最初の群生地。

この辺りは見頃。

お湯立て場を過ぎるとまた群生地に出遭う。


そしてツツジのトンネル。ここは見頃には少し早い様子。






キャンプ場コースとの合流点から先は黙々と山頂を目指す。

そして、東峰山頂。


南アルプス方面。




西峰からの中央アルプス方面は雲の中でした。




女沢峠から戸倉山

2015年11月11日 | 山行
女沢峠から。


ところどころ龍東遊歩道のプレートはあっても戸倉山登山道の表示はない。


東側(左手)にプレートが現れたら、本格的な登り。


枯れた沢、右側を登り詰まってきたら左側へ移って一段上の尾根へ這い上がる。


尾根はすぐに岩場へ突き当たる。


風神の風穴と書いてあったような。


岩場は右手から登る、以前は鎖だけだったがロープで補強されている。


西側山頂下から中央アルプス。ほとんど雲の中だ。


東側山頂から南アルプス、も雲の中。


北側も見えるのは近くの三界山まで。




メモ

2015.11.07

09:56 a.m. 女沢峠 発

10:36 a.m. 東側にプレート

10:50 a.m. 沢手前の肩

11:11 a.m. 風穴跡

11:22 a.m. 山頂北側の小ピーク

11:25 a.m. 西側山頂

11:30 a.m. 東側山頂

11:38 a.m. 発

11:43 a.m. 山頂北側の小ピーク

12:00 a.m. 発

01:00 p.m. 女沢峠 着


傘山 2015年11月(長野県飯島町)

2015年11月03日 | 山行
日曜日、御嶽山登山口から秋の傘山へ。

道すがら、駒ヶ根市側から見る傘山、形の良い山容はまさに傘。


駐車場に車を停めて登り始める。
前回は無かった傘山の案内板があります。


御嶽神社。
覆屋が新たに建てられています。


岩間山城跡を過ぎ少しきつくなった登山道を登り切ると入口屋の碑。
背後に傘山の案内板も立てられています。


しばらくは緩やかな登りが続き、1269m手前で北側が開けた展望所で休憩。

遠くに蓼科山も見える。

1269mのピークを巻いて窪地を過ぎ一旦下ってしばらくすると、色づくカラマツの林。


飲用には不向きな水場を過ぎる。


尾根に出ると大山祇命の碑。ここから最後の少し急な登り。


尾根がなだらかになると樹間に中央アルプスの山並みが見える。


登り始めて2時間少々で山頂に到着。


今回は天候に嫌われなかったようです。

東側に八ヶ岳から南アルプスまでを一望。




西側。


百間ナギ、崩れ続けてます。


駒峰ヒュッテも見えます。


山頂で1時間ほど過ごした後、秋を楽しみながら下山。











メモ
09:05 a.m. 登山口。

09:17 a.m. 御嶽神社。

09:43 a.m. 入口屋、碑。

10:17 a.m. 1269m付近。

10:34 a.m. 水場。

10:44 a.m. 大山祇命、碑。

11:15 a.m. 山頂、着。

12:05 a.m. 山頂、発。

01:06 p.m. 入口屋、碑。

01:42 p.m. 登山口。

駒ヶ根市 戸倉山 2015年09月

2015年09月05日 | 山行
久しぶりにキャンプ場登山口から。

急登を過ぎ尾根まで来ると、秋の気配。


怪しいキノコを見ながら登る。


40分ほどで上の森からの道と合流、さらに怪しいキノコを見ながら登る。


七合目下展望台のベンチが崩落しています。


1時間半ほどで西峰到着、中央アルプスには雲がかかって今ひとつ。


東峰へ向かう途中、この銭形は危険なヤツか。


東峰は標識が倒壊していました。


東峰より南アルプス方向。


権現山から辻山へ、権現づるねを歩く 後編

2015年08月17日 | 山行
権現社を後に、西側へ。

9:03 am 権現山山頂の三角点。


この先は、笹が刈られてから数年経つようで登山道が所々笹で覆われている。
尾根上を多少登り下りしながら少しずつ高度を稼ぐ。


オクモミジハグマがちらほら。


9:30 am 1851mの表示。


赤い実をつけたゴゼンタチバナがいっぱい。


傾斜が少し増してきた。


アキノキリンソウが路を覆う。


10:00 am 2015mの表示。笹は胸辺りと高い。


10:07 am 板沢の頭。


10:17 am 目的地の辻山(駒ケ岳登山道五合目)到着。


展望を楽しみながら、一時間程を過ごす。


11:20 am 下山開始。

1:10 pm スキー場ゲレンデ着。

権現山への途中で一組の登山者に出会ったのみで、静かな山歩きが出来ました。



権現山から辻山へ、権現づるねを歩く 前編

2015年08月16日 | 山行
近場でそこそこ標高があってそれでいて人の来ない静かは山はないかな、と調べると
権現山から駒ケ岳へ登る登山道、権現づるね、の五合目に見晴らし台があり、そこが
辻山と言うらしい。
と云うことで、早速出かける。

7:00 am 伊那スキーリゾートゲレンデ上。


ヤマジノホトトギスの咲く登山道を登る。


7:40 am 土俵跡。


ツルリンドウ。


8:37 am 常輪寺登山口との分岐。


8:41 am 西山権現社鳥居跡


ヤマオダマキが一輪


ヤマトリカブトが一株


8:57 am 権現山到着


少しガスがかかる伊那市を一望。


しばし休憩後、さらに西へ登山道を辿る、後編へ。







駒ヶ根市 戸倉山 2015年05月

2015年05月12日 | 山行


久しぶりの戸倉山。

新緑の中を歩いてきました。






落ち葉の中にたくさんのフデリンドウ。




一本だけ、緑の中で目立っていました。




西峰より、空木岳から越百山。


ミツバツツジの花も終わり、連休明けで静かな山歩きをと思ったのですが、結構な人出でした。



駒ヶ根市 戸倉山 2014年12月

2014年12月15日 | 山行
衆院選の投票がてら師走の戸倉山へ。

御湯立場跡。

日差しが少し暖かい。

展望ベンチ。

こちらは日差しも無く寒々としています。

猿の松付近。

山頂が見えてきました。

金明水。

今年は枯れることもなかったと思います。

西峰から中ア方面。


東峰山頂。


山頂付近は寒く、枝の着雪は日差しに当たっても溶けそうにありません。


南ア方面、地蔵岳辺りまでは見えますが仙丈ヶ岳は雲の中でした。