所在地:長野県伊那市西箕輪羽広
現状:山林等
遺構:郭、土塁跡
状態:わずかに遺構が残っています
表示等:なし
駐車場:羽広公民館駐車場利用
羽広にある仲仙寺の北西の山中に、遺構が残ります。
尾根上に郭が築かれ、郭南東側には土塁跡と思われるわずかな土盛を
見ることが出来ました。
武田氏に利用された、城跡というより狼煙台跡、のようです。
仲仙寺の参道から経ヶ岳への登山道を進みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/4c/36f02ff98fb735733be221e9a8bc9eb8.jpg)
右側へ。
GPSを頼りに、登山道から尾根が一番近づいた辺りで尾根の鞍部に上がり城跡へ。
程なく、尾根上に一段高く切岸に加工された郭が見えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/f1/df656469fec5b300445fc2780b6a7688.jpg)
郭内は熊笹、雑木で覆われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/56/0ad0fd5e4a0bfa27b2919d4a918db7a0.jpg)
僅かな踏み跡を辿ると雨量計の設置されている広場に出ます。
郭南東側。
写真では全く判りませんが、わずかに土盛が郭を囲むように残っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/ef/aa818b1728f219ec89c03af079b98563.jpg)
南東下側、熊笹で平場ともなんともわかりませんでした。
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さて帰路です。
登山道は熊笹が一面を覆う中を抜ける道でしたので、何か出そう、という訳
ではないですが別の道を下ることにしました。
雨量計まで来る正規?の道と思われる踏み跡が南側斜面に有りましたので下って
みます。
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熊笹もほとんど無く見通しは利きますが勾配は急です、しかも一気に下って
行きます。登って来るのはかなりキツそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/7b/9639554b2f2e74f327a8c5ec6722dc84.jpg)
自然観察園の遊歩道まで下ると遠回りになりそうでしたので、途中から林道を
辿って、登山道との分岐点に戻ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/31/096be627d5ffdfa6d90c826707cd8d6e.jpg)
右側が登山道、左側が下って来た林道。
登山道脇にはまだカタクリの花が咲いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/ae/d7622b523dccba5b919142135abbff4a.jpg)