ヴァンフォーレ甲府本日試合があります。2024年明治安田J2リーグ第15節ホーム山梨県甲府市のJITリサイクルインクスタジアムにてジェフ千葉戦です（16時キックオフ）。
◇中継情報◇
DAZN
◇試合会場周辺の天気情報◇
tenki.jp 5月12日 6:00発表
JITリサイクルインクスタジアム（山梨県）
曇り☁
最高気温：24℃ 最低気温：13℃
降水確率
6時～12時：30％
12時～18時：20％
18時～24時：30％
◇ホームゲーム交通アクセス情報◇
ヴァンフォーレ甲府の試合を観に行こう〜スタジアム交通アクセス編2024年修正版〜
◇見どころ紹介◇
【ジェフ千葉】
☆今シーズンの成績：6勝2分け6敗（勝ち点20） 9位
☆ここ最近5試合の試合結果
→△✕○✕○
☆注目選手
ドゥドゥ選手∶2016〜2017年＆2019〜2020年の計4シーズンヴァンフォーレで印象的な活躍を残した ‘甲府の太陽’ 。
メンデス選手∶2020〜2021年の2シーズンヴァンフォーレでプレーした長身CB。セットプレー時に絶大な存在感を発揮する。
品田選手∶昨シーズンヴァンフォーレでプレーし20試合出場2得点を記録した技術力の高いボランチ。セットプレーのキッカーとして正確な右足を持つ。
☆予想布陣：4-2-3-1
☆予想スタメン
※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。
☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト：ジェフユナイテッド千葉vs横浜ＦＣ 明治安田Ｊ２リーグ 第14節 2024/5/6
【ヴァンフォーレ甲府】
☆今シーズンの成績：6勝3分け5敗（勝ち点21） 8位
☆ここ最近5試合の試合結果
→△○✕✕○
☆注目選手
ファビアン ゴンザレス選手∶前節移籍後初ゴールを含む2得点を決めたコロンビア人FW。今回はメンデス選手との制空権争いが見もの。
三沢選手∶尻上がりに調子を上げている技巧派ボランチ。レジスタとして攻撃センスを発揮できるか注目。
水野選手∶ここ数試合途中出場から出番を得ているサイドアタッカー。切れ味鋭い仕掛けを発揮して千葉守備陣を翻弄させたい。
☆予想布陣：4-2-3-1
☆予想スタメン
※選手とフォーメーションは実際と異なる可能性があります。
☆前節の試合ハイライト動画
【公式】ハイライト：ブラウブリッツ秋田vsヴァンフォーレ甲府 明治安田Ｊ２リーグ 第14節 2024/5/6
☆浮上のきっかけにしたい両チーム
前節秋田に勝利し今シーズン6勝目をマークしたヴァンフォーレ。GKコ・ボンジョ選手のリーグ戦デビューやファビアン ゴンザレス選手の移籍後初ゴール＆2点目など活躍してほしい選手が目立った試合だったと思います。ヴァンフォーレはこれから千葉→岡山→横浜FC、藤枝を挟んで仙台戦と強豪クラブの連戦が控えています。この秋田戦での白星が自信となりアグレッシブに試合を進めていくきっかけになれば良いですね。そして対戦相手の千葉は開幕前から前評判が高かったものの、現在は9位と思うような戦いができていないのが現実だと思います。ドゥドゥ選手＆メンデス選手＆品田選手の元ヴァンフォーレ選手を始め、磐田で活躍したエドゥアルド選手（ドゥドゥ選手）や大卒の久保庭選手など新加入選手＆今シーズン14試合6得点驚異の23歳FW小森選手がチームの戦力としてフィットし始めており、2年目の小林監督のもとでこれから調子が上がってくると思われます。お互いにこの一戦を上位浮上のきっかけにしたいと思っているはずなので、アグレッシブな姿勢で真正面からぶつかり合う白熱した戦いが期待できそうですね。
☆悩める外国籍選手枠
ヴァンフォーレにはコ・ボンジョ＆エドゥアルド マンシャ＆ヘナト アウグスト＆アダイウトン＆ファビアン ゴンザレス＆ピーター ウタカ選手の6人の外国籍選手が在籍しています。現在マンシャ選手はケガで戦線離脱中なので実質5人で4つの外国籍選手出場枠を争う構図となっており、GKの選手層の問題からコ・ボンジョ選手は試合メンバーに選ばなければならず、好調をキープしているアダイウトン選手も当確。あとは最近長期離脱から戦線復帰したヘナト選手と前節爆発したファビアン ゴンザレス選手＆実績十分のウタカ選手のなかから2人チョイスするわけですが、正直この3人から2人選ぶ選択が非常に悩ましいところ。通常ならファビアンゴンザレス選手とウタカ選手のFW2人という選択肢で落ち着きそうですが、現在ボランチは抜群の存在感をみせていた木村選手が負傷離脱し選手層が薄い状態。三沢選手が台頭し林田選手や佐藤選手がいますが、そこにヘナト選手のような高い守備力を持つ存在が加わるだけで中盤の安定感は格段に増すと思います。最近のファビアンゴンザレス選手の活躍によりウタカ選手の試合出場時間が減少している状態なので、チームプレーが不得意な大ベテランのウタカ選手をメンバーから外す決断を篠田監督が取れるか注目されます。それともウタカ選手の一発と今後のモチベーションを考えて試合メンバーに加えて引き続き切り札として使っていくのか、試合前のチーム編成にも注目したいですね。
☆注意すべきはサイド攻撃＆得点へのポイントもサイド攻撃
今シーズンの千葉はサイドからの攻勢を積極的に仕掛けており、そこからの突破で得点に結びつける場面が目立っています。なのでヴァンフォーレの守備陣は相手のサイドアタックに最大限の警戒をしなければならず、そこを抑えることでこちらの脅威を半減させることができると思います。試合出場が濃厚な関口選手と飯田選手は相手のサイドハーフの対応やオーバーラップしてくるサイドバックの攻め上がりもケアしつつ、機を見計らって積極的に攻撃参加することで相手の攻撃の圧力を抑える効果も出てきます。個人的には守備以上に攻撃参加を頑張ることで相手の攻撃機会を封じ込め、相手が攻撃よりもサイドの守備をしなければいけない状況を作り出したいですね。それにはサイドハーフのアダイウトン選手や鳥海選手、ボランチの三沢選手や林田選手の献身的なフォローが必要になってくると思います。そのサイドへの気配りが試合中に継続的にかつタイミング良くできるかが試合のペースを握れるキーポイントとなるでしょう。サイドのエリアがお互いに攻めと攻めの構図だとその後ろのスペースが空く機会が多くなりますが、ヴァンフォーレは千葉のサイド奥のスペースを効果的に突いていくことで得点機が生まれると思います。そこを攻撃能力の高いアダイウトン選手や鳥海選手＆宮崎選手らが侵入していき、そこからのチャンスメークで最終的にファビアンゴンザレス選手が決めるシーンを今回見たいですね。
☆目指せ無失点
ヴァンフォーレは最近の試合で失点するケースが目立っており、6試合連続で相手に得点を許しています。1点取られてしまうと勝つためには2点を取らなければならず、その分労力もいつもの倍はかかります。相手の攻撃を無失点で抑えられたら必然的に引き分けか勝ちに持っていけるので、効率性を考えるならばやはり無失点はマストと言えます。最近の試合の失点シーンではこちらの守備陣が引いていた状態が多くあり、守備人数が揃っていながら適切な相手へのアプローチができないままやられてしまう場面が目立っていたので、ここの意識を後ろ向きではなく前向きに変えるだけで状況は格段に改善していくと個人的には思います。引かず前向きなディフェンスをするためのキープレーヤーとして神谷選手の存在を挙げます。彼は競り合いやスピードなど秀でた能力は見当たりませんが、タイミングの良い飛び出しとカバーリングで粘り強くディフェンスできるタイプの選手だと思います。ACLでも印象的な活躍をしていたように、競り合い担当の今津選手をサポートするような前向きのディフェンスが確立できれば守備のバランスは飛躍的に向上すると思います。この試合では後ろに重心をかけすぎないディフェンスが無失点試合に繋がっていくと思いますね。
☆元ヴァンフォーレの3選手の印象
試合内容以外に注目したいのが千葉の元ヴァンフォーレの3選手。先発出場が濃厚なメンデス選手は2020年と2021年の2シーズン在籍した選手で、ヴァンフォーレでの活躍が認められてJ1に昇格した京都に移籍した経緯があります。昨シーズン途中に千葉に加入した彼は188cm・86kgの体格を活かしたパワフルなディフェンスが得意なCBで、通常の守備はもちろん在籍時はセットプレーの機会で攻守ともにターゲット役として絶大な存在感を示していました。ドゥドゥ選手は2016年から2017年、2019年から2020年までの計4シーズンヴァンフォーレに在籍。アグレッシブに仕掛ける攻撃的なプレーと果敢に狙うミドルシュートでスタジアムを沸かすシーンが多く、人柄の良さも手伝ってサポーターのなかでも人気があった選手と言えます。2021年に町田に移籍してからは苦労することの方が多かったようですが、千葉で再び日の目が見える機会がやってきました。ドゥドゥ選手はヴァンフォーレを離れてから敵チームの一員として小瀬のピッチに立つのは意外にも今回が初めて。ヴァンフォーレサポーターにとってエモさはありますが、試合では彼に活躍されないように祈りたいですね。そして品田選手。ヴァンフォーレ在籍は期限付きで加入した昨シーズンのみでしたが、リーグ戦でのセットプレーのシーンやACLの舞台にも2試合出場するなどチームに貢献する活躍をみせました。今回はメンデス選手が先発出場でドゥドゥ選手と品田選手は途中からの出場が濃厚となっていますが、ヴァンフォーレのクラブの発展に貢献した3人が目の前で躍動する姿を見たいですね。
…お互いにJ1昇格を狙うチーム同士の対決なので激しい戦いになることは間違いありません。しかしヴァンフォーレは今回ホームゲームなので大勢のサポーターが応援するその後押しを受けて力強く戦い、サポーターに勝利を届けるシーンが見たいですね。今シーズンはなかなかホームで勝てず約1万4000人が集まった富士山ダービーの清水戦＆ゴールデンウィークに1万1000人以上が集まった先日の大分戦とサポーターの大きな期待に応えられていない結果となっているので、今度こそホームゲームで勝利しサポーターとともに歓喜の輪が作れるように頑張ってほしいと思います。
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