ヴァンフォーレ甲府熱血サポーターへの道!!

山梨に住むユタカのブログ。地元ヴァンフォーレを応援してこのブログもなんと19年目を迎えました。ACL効果でJ1昇格だ!

ギラヴァンツ北九州を分析する

2012-09-22 | Weblog
16戦負けなしの状態が続いているヴァンフォーレ。このまま首位の座を不動のものにしたいところですが、明日の試合でその行く手に立ちはだかる難敵が現れます。その難敵とはギラヴァンツ北九州。北九州は10位(15勝7分12敗 勝ち点52)とそれほど順位的には上にいませんが、現在4連勝と好調をキープ。しかも8戦負けなしと効率よく勝ち点を稼ぐ方法を見つけたようですね。一時は下位にいましたが、現在はプレーオフ圏内を目指して怒涛の追い上げを見せています。


最近5試合の北九州の成績を見てみましょう。

◇北九州最近5試合の成績◇
第34節 対ジェフ千葉 アウェー 3-0 得点者:端戸2、キローラン木鈴

第33節 対FC岐阜 ホーム 2-1 得点者:池元、端戸

第32節 対ロアッソ熊本 ホーム 2-0 得点者:池元、端戸

第31節 対東京ヴェルディ アウェー 2-0 得点者:常盤、林

第30節 対ファジアーノ岡山 アウェー 1-1 得点者:新井

※4勝1分け→勝ち点13


ここ5戦の成績は4勝1分けという驚異の結果を残しています。中でも目を見張るのは千葉や東京Vなどの上位にいるクラブも撃破していること。北九州は若い選手が多いので、強豪クラブを倒すことにより自分たちはやれるんだという強い自信を得られていることが好調の要因の一つになっていると思いますね。

現在の北九州の好調を引っ張っている存在はFW端戸選手。J1横浜から新加入した22歳のストライカーは、今までくすぶっていた才能を北九州で一気に開花させました。174cmとそれほど背は高くないのですが、スピードと思い切りの良さで勝負するタイプで、これまで31試合に出場し12得点とゴールを量産しています。味方選手と連携を図りながら相手DFラインの裏に抜け出すプレーが得意なので、今回はそれに対応する守備が求められますね。

端戸仁 プレー&ゴール集


FW端戸選手プレー集。


それと最近の試合では5試合とも北九州が先制点を奪っているのが印象的ですね。それはチームの方針として立ち上がりから飛ばしていくということが決まっているようで、中盤で連動しながら相手選手に激しいプレスをかけにいってボールを奪い、素早い攻撃の流れから一気にゴールを陥れる戦術が浸透しているようですね。あと意外にも終盤に得点を決めるシーンも目立ちます。ということは北九州の戦術は、試合序盤に飛ばしていき中盤は力を抑えて体力を温存し、終盤に再び加速するバイオリズムが存在していることが分かりますね。スコアが動きやすいと言われているこの時間帯は、集中して臨まないといけないでしょう。

采配が評価されている三浦泰年監督率いる北九州をアウェーで撃破するためにはどのようなことが求められるのでしょうか?それは相手以上に動くことだと思いますね。まずは立ち上がりを集中すること。相手は試合の主導権を握ろうとガツガツとプレッシャーをかけてくると思います。そこで慌てず下手にDFラインが下がるのではなく、しっかりとボールを繋いで相手をいなし、中盤からサイドを中心にしてポゼッションを高めること。そして守備時には組織的に連動して動き、前目で奪取を試みること。ラインを上げることで相手にDFラインの裏を狙われやすくなりますが、そのデメリットを作ってでも各選手間の距離を短くラインを前目の位置で作ることで、守備から攻撃に素早く移りやすくすることが重要です。要は向こうのペースに合わせるのではなく、こちらから先にアクションすることで相手の長所を出させないやり方が今回の北九州には有効になると思いますね。結果チーム力で上回っているヴァンフォーレが試合の主導権を握り、ヴァンフォーレらしいサッカーが出来ると思います。

そのためには先ほども言ったように相手よりも運動量を増やさないといけません。特にボランチに入る2人は、相手の司令塔MF安田選手にプレッシャーをかけ、スピードのある端戸選手や池元選手に渡る前のパス供給者にもプレスをかけてパス精度を落とす必要があります。中盤の底の位置を広範囲にフォローするスタミナが今回の試合でみせられるか、ボランチの働きが試合の行方を左右するポイントとなるでしょう。

現在勢いのある若手中心の北九州を倒すためには、試合終了後に各選手たちが力を出し切り倒れ込むような全力プレーが必要だと思います。首位にいるからと驕るのではなく、このように泥臭く一つの白星に向けて全力を出し尽くせるか、強い気持ちを見せられるかが勝利に近づく第一歩だと思います。戦い方が明確で勢いがあり、しかも結果を出している相手なので苦戦は予想できますが、貪欲に勝利を求めにくる相手を真正面から受け止めつつ自分たちのサッカーを出して力強く勝利をものにしてほしいですね。


◇予想スタメン◇
【ヴァンフォーレ甲府】
GK荻
DF佐々木、盛田、津田(冨田)、福田
MF山本、伊東、井澤、フェルナンジーニョ、柏
FWダヴィ

【ギラヴァンツ北九州】
GK佐藤
DF多田、キローラン木鈴、キム・ジョンピル、川鍋
MF新井、鈴木、安田、木村
FW池元、端戸


…最後に北九州の直近5試合の試合ハイライト動画を載せておきます。これを見て北九州の得点パターンと失点パターンを勉強しておきましょう!


2012 J2 34Sec 千葉 vs 北九州 ハイライト from MDJ



ジェフ千葉'12 vs北九州@フクアリ 1失点目~青木良太退場~2失点目 17,Sep,2012


千葉戦での怒涛の攻め。


2012J2第33節 北九州vs岐阜 ハイライト動画



J2第32節 ロアッソ熊本 VS ギラヴァンツ北九州



2012J2第31節 東京V vs 北九州 ハイライト動画



2012J2第30節 岡山vs北九州 ハイライト動画




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J2第34節試合結果&動画&順位表&得点ランキング&感想

2012-09-22 | Weblog
17日の敬老の日に行われたJ2第34節。夏のナイター期間が終わり、秋から冬にかけてデーゲームでの試合開催がこれから主になります。残り試合も少なくなり、毎試合がサバイバル。それでは試合結果からどうぞ。


◇J2第34節◇ ※動画再生時はパケット通信料にご注意ください。また埋め込みが拒否されている動画はYouTubeのサイトに移動してご覧ください。

ジェフ千葉0-3ギラヴァンツ北九州
得点者:(北)端戸2、キローラン木鈴
動画:2012 J2 34Sec 千葉 vs 北九州 ハイライト from MDJ



横浜FC1-1松本山雅
得点者:(横)森本 (松)木島徹
動画:J2リーグ 第34節 vs 横浜FC戦



モンテディオ山形1-2京都サンガ
得点者:(形)石川 (京)工藤、中村
動画:モンテディオ山形vs京都サンガFC  石川竜也フリーキック


山形DF石川選手のFKシーン。得点にはなりませんでしたが、キッカーとGK、相手選手の駆け引きが分かるとても良い動画だと思います。サッカーの奥深さが味わえますよ。


ファジアーノ岡山3-1湘南ベルマーレ
得点者:(岡)仙石、田所、川又 (湘)古橋
動画:J2#34 岡山vs湘南 201209017


岡山の試合ニュース動画詰め合わせ。


東京ヴェルディ3-0愛媛FC
得点者:(東)阿部、西、アレックス


ヴァンフォーレ甲府1-1ガイナーレ鳥取
得点者:(甲)山本 (鳥)小井手
動画:J2 第34節 ヴァンフォーレ甲府 vs ガイナーレ鳥取



ロアッソ熊本2-1大分トリニータ
得点者:(熊)吉井、齊藤 (分)西
動画:スカパー!ハイライト 2012/9/17J2第34節 熊本vs大分



徳島ヴォルティス1-2水戸ホーリーホック
得点者:(徳)濱田 (水)岡本、吉原
動画:2012 J2第34節(vs.水戸ホーリーホック)


試合ハイライト動画と後半は水戸FW吉原選手のインタビュー。


FC岐阜1-0栃木SC
得点者:(岐)関田
動画:2012.09.17 FC岐阜vs栃木SC 関田選手の決勝ゴール!


決勝点となった岐阜関田選手のヘディングゴールシーン。


アビスパ福岡1-1町田ゼルビア
得点者:(福)オズマール (町)ディミッチ
動画:【試合ハイライト】 2012.9.17 福岡 vs.町田(2012J2 第34節)



ザスパ草津0-1カターレ富山
得点者:(富)木村
動画:2012 J2第34節 ザスパ草津×カターレ富山


試合の様子とコメントが載った動画。個人的にこの方の動画は好きです。第27節のヴァンフォーレ戦で動画を紹介したところコメントが帰ってきました。とても律儀な方です。


◇順位表◇
1.ヴァンフォーレ甲府(68)
2.湘南ベルマーレ(63)
3.大分トリニータ(58)
4.京都サンガ(58)
5.ジェフ千葉(57)
6.東京ヴェルディ(57)
7.モンテディオ山形(56)
8.横浜FC(54)
9.栃木SC(53)
10.ギラヴァンツ北九州(52)
11.ファジアーノ岡山(51)
12.水戸ホーリーホック(49)
13.松本山雅(45)
14.徳島ヴォルティス(43)
15.ザスパ草津(40)
16.ロアッソ熊本(40)
17.アビスパ福岡(39)
18.愛媛FC(34)
19.FC岐阜(29)
20.カターレ富山(28)
21.ガイナーレ鳥取(28)
22.町田ゼルビア(24)
※()内は勝ち点


◇得点ランキング◇
1.ダヴィ(ヴァンフォーレ甲府) 25点
2.阿部(東京ヴェルディ) 16点
3.三平(大分トリニータ) 14点
4.藤田(ジェフ千葉) 13点
5.端戸(ギラヴァンツ北九州) 12点
5.川又(ファジアーノ岡山) 12点
5.大久保(横浜FC) 12点
8.中村(京都サンガ) 11点
8.武富(ロアッソ熊本) 11点
8.城後(アビスパ福岡) 11点


ヴァンフォーレはホームでガイナーレ鳥取と対戦。試合はヴァンフォーレがボールを保持して優位に展開していくものの、決定機に決めきれずに苦しみます。対する鳥取は気持ちのこもった守備と鋭いカウンターアタックで幾度も好機を作り出します。前半25分DF冨田選手のパスミスを奪ったFW小井手選手がフリーで抜け出しそのままゴールを決めます。追いかける展開となったヴァンフォーレは前半43分、FWダヴィ選手とのワンツーからMF山本選手が右足を振り抜きゴール。後半も同じような展開が続きますが、両チーム得点までは結びつかず1対1の引き分けに終わっています。16戦負けなしのヴァンフォーレは勝ち点を68に伸ばし首位をキープしています。

その他の試合では、山形対京都の上位同士の対戦は京都が勝利。千葉は序盤の退場&連続失点が響き、北九州相手に0対3の大敗。川勝監督が辞任した東京Vは愛媛FCに勝利し、リーグ戦で6試合ぶりに白星を挙げています。

ヴァンフォーレの次節の対戦相手はギラヴァンツ北九州。北九州は順位こそ10位ですが千葉&東京Vを撃破しての現在4連勝と絶好調で、しかも8試合負けなしの状態で勢いに乗っています。ヴァンフォーレが今シーズン記録した4敗の内の1つが第6節の北九州戦なので、ぜひとも今回リベンジを果たしたいところ。相手の敵地に乗り込む厳しい条件ですが、力強く戦って勝利を収めてほしいですね。



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