チェルノブイリ&福島原発の写真を撮り続け、全国巡回写真展で巡りつづけている写真家中筋純さん。このブログでも「知ろう福島のこと」では、メイン登場しているので、もうお馴染みになっていますが、実は、福島でどでかいことを始めています。福島で、福島原発事故を伝え続けるための本拠地として「俺たちの伝承館」の建設を始めましたっ~~~!!!!!
最初に、伝承館の胎動がはじまり、動き出したのはこの今、建設が始っている物件との出会いから?
福島県小高の方の大きな協力から。 「おれたちの伝承館」 なんだか動きそうな気がしてきた の言葉。
(下記からは、みな中筋純さんのFaceBookからの転載なので、読める方は、直接ココでも、下の写真でもクリックして本人のサイトからみて下さいね。こちらは、そのFacebook
から、抜粋してお届けしています)
「久しぶりの おれたちの伝承館_15」 2023-3-16
箱をお借りしたのは、小高はもとより浪江、双葉でプロパンガス会社をやっていた浅野設備さん。
*復興、復興と言って、どんどん建物が増えているかと言って、逆に建物が今撤去するなら補助金が出るとか、いろいろな圧力あって?建物がなくなって、上の写真のように、スカスカになってしまっているところがあるのが復興だったりするようです。
例えば、これは余談ですが、中筋さんの写真展や写真集の浪江町のストリートビュー写真で、震災後の変化を経年で同じ場所で記録されたものを比べてみせることが多いのですが・・・
(続いている長い写真を2枚にして撮っているので、重なり部分が重複しています)
普通の「復興」では、どんどん建物やひとの動きが活気づいて賑やかになるのに、この商店街では、反対に櫛の歯が欠けていくように、家がなくなっているのがわかります。
「伝承館」も同じで、人の行き交う道にあって、トラックや家で見えなかった倉庫が、寂しくそびえ立つように見えるようになったのです。
さて、その倉庫を「俺たちの伝承館」にする作業がどんどん進んでいます。まずは、チラシができあがっていました。(ちょっと順番が、本来ならもう少し前ですが・・・)
この「おれたちの伝承館」の文字を書いたのは、福島出身の書家の方で、それについては、下記のような説明がありました。迫力ある素晴らしい字ですね。
ほんとうに、中筋さんの回りには、人がどんどん集まってきて、この上のチラシは「伝承館」への力添えをお願いしているチラシですが、募金先になっている「もやい展実行委員会」は・・・と、ここで説明を書こうと思ったら、こんな凄いサイトを立ち上げていました。
ココからみて下さい。こんどの「伝承館」についても、「もやい展」についても、すべて分かります。
せっかく、ここまで書いてきたので、facebookからの抜粋も、上にそのままに残しておきますが、ここまで読んで頂いて、もっと「俺たちの伝承館」のことを知りたいという方、「もやい展」とは何と疑問に思った方は、是非「もやい展」→「おれたちの伝承館」と新たな展開を見せている中筋さんの活躍を追って、是非応援して下さい。
オマケ) そして、うっかり中筋さんが「SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞」(SDGs岩佐賞)を受賞したのはFacebookで知っていたのですが、受賞について、朝日新聞が下記のように大きく新聞紙上ではなくて「SDGs ACTION」というサイトでこの受賞者について紹介しているのにも、今気づきました。
中筋さんが紹介されているのをみつけました!!!公的に、中筋さんの活動が評価されていること、ともてうれしいですね。
【芸術の部】福島原発事故の災禍をアートで伝える、問いかける もやい展実行委員会
↑ かっこいい、中筋さんの写真もでているので、是非こちらもみてあげて下さい。
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