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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

昨朝の月と今朝の月(便利な「月の見え方の変化のイメージ図」付き)

2023-11-05 15:26:41 | 惑星・天体ニュース

   昨夜、月を見ることができたら、今朝アップするつもりでしたが、昨夜は月が雲のせいか見られず、木星はみられたのに~残念に思いつつ諦めてねてしまいました。

   こうして連続ダブルお月見は中断してしまいました。

   そして、今夜も22:58の月の出で、ぎりぎり日付が変わる前に昇ってきた月をみられたら、ダブルお月見となりますが、わが家では北東の地平線低くが見られないので、難しそうです。

   ということで、今回の「ダブルお月見」も終わりのようです。夜更かししてのお月見の時期が過ぎ、朝のお月見の時期となります。

   と言うわけで、すでに始っている朝のお月見の昨日、今日の様子をお見せしましょう。

   

   

     寝坊をした私を月が待ってくれていました。

     そして、今朝は・・・

    

    もうすっかり、半月になっているように見えるお月様が、空高く、天頂近くに見えました。

    でも、これはまだ完全な半月ではなく、今日12:49に西の地平線に沈み、17:37に、日本からは見られませんが、地球の反対側の人々の空で上弦の月となります。 そして、今夜遅くには、たぶん少し半月より膨らみのある半月になって、再び日本の空に昇ってきます。

    まずは、昨朝も今朝もお月様に出会えたことに感謝します。

 

  

     上の図は、月がどのように形が変化し、昇る時間が約50分ずつ遅くなることによって、見え方がどう変化するかを、わかりやすいように表わした図です。(白い月の昇っている時間の内の、黄色い色のところの時だけ月が見られる~)というのを分かりやすく理解できるように作られた図になっています。

     下弦の月の右へ新月に向かう時期は、だんだん月が欠けていくこと。

     細くなると、昼間も空に月はいるのに、早朝にしかみられなくなってくること。

     などが、上の図を見ながら、いつお月見ができるか、覚えておきませんか。お月見がしやすくなりますよ。見る方向は、太陽と同じで月も東から出て西に沈むので、月の出と入りの時間から位置を考えてみつけてみましょう。

     これからは、どんどん月の出る時間が遅くなるので、下弦の月の後は、月を見つけられるのはだんだん早朝、未明に限られてきます。そして、見るのは昇ってくる東に限られてきます。そして、11月13日には、新月となり太陽と月が同じ方向になるので、月はみられなくなります(1番右の月が昇り、沈んでも、月が見られる黄色がまったくないところです)。

     さあ、下の図のように、新月の前の11月9日・10日には、細くなった月が未明に金星と近づきますよ。

      月が金星に接近。2023年11月9、10日、日の出1時間前の東京の星空

      この時は、少し無理してでも未明に起きて楽しみたいですね。

   

コメント
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