ガザへの非人道的なイスラエルの攻撃が止りません。
それに対しNHKのニュースでも流れたでしょうか? アメリカのユダヤ系団体が、停戦を求めて米議会周辺でデモをして、抗議活動が禁じられているキャノン下院議員会館に立ち入ったため、逮捕者が300人出たそうです。また、日本でも渋谷で停戦を求める大規模な集会があったようです(KYODO NEWSの動画ココ)。
一般市民が病院などで多くの子どもまでイスラエルの空爆で犠牲になる報道には、ジッとしていられない気持ちになります。それは、ウクライナの一般市民の住宅がロシアの空爆破壊も同様です。
人が人を殺す行為が正当化されるのは、個人の場合は、わずかに正当防衛の時だけなはず。どんなに大事な人を殺されても、仇討ちが許されたのははるか過去の話なはずなのに、国家同士だとそれが許される不条理に、私は耐えられません。
デモをすることでネタニヤフ首相やプーチン大統領が戦争を止めることに繋がるかは分かりませんが、ただ、黙っているわけにはいかないと感じています。ただ、家の事情で私はデモには参加できないので、いま反戦デモに参加している人がいることを多くの人に知ってもらいたいし、ニュースでもっと大きく取り上げてほしいので、ここにも書きました。
そして、他に自分にできることはないだろうか?と思い、署名活動を調べてみました。
国境なき医師団が署名活動をしていましたが、残念ながら気づかない内に10万人の署名を集めて終了していました。
上の国境なき医師団のサイトに、残されていたメッセージ。心に響きます。そのガザから引揚げてきた国境なき医師団の白根さんも、これからは皆さんにガザの現状を日本の方に伝えるのが私の仕事と言っていました。クリックすると、彼女の話が聞けます。
まだ、署名を受け付けているサイトをChange.org で見つけました。署名は下の画像クリックかココから行えます。
#CeasefireNow: 今起きている人道危機と罪のない人々のさらなる犠牲を防ぐため、ガザ地区とイスラエルにおける即時停戦を求めます!
いま、私たちは、ガザ地区とイスラエルにおける、耐え難い多くの死と破壊を目の当たりにしています。数千人が殺害され、負傷し、避難し、子どもや高齢者を含む200人近くが人質となっています。
国連によると、ガザ地区では水、食料、燃料、医薬品、さらには遺体袋までもがイスラエルによる包囲のために不足している状態です。また、ガザ地区の人々、特に幼い子どもたちが、まもなく深刻な脱水症状で死に追いやられるだろうと警告もしています。街は破壊され瓦礫の山と化し、安全を求めるガザ地区のパレスチナ人は行き場を失っています。イスラエル軍による避難命令の後、ガザ北部から南部に移動したパレスチナ人の多くは、ガザ南部に到着したとたんに爆撃を受けたとも伝えられています。
このような非人道的な危機を前にして、世界はこれ以上何も行動しないわけにはいきません。この衝突を止めることは、世界全体の責任なのです。
10月15日(日)、国連パレスチナ占領地人道調整官は、すべての紛争当事者と影響力を持つ加盟国に対し、人道的停戦に緊急に合意するよう訴えました。
いまこそ、私たちは声を合わせ「何よりも人命の保護を優先するよう」すべての首脳、国連安全保障理事会、そして戦地にいる責任者に対し呼びかけます。停戦中には、該当するすべての責任者に無条件で次のことを求めます:(さらに、この下に具体的な要求が掲載されています)
< 署名及び詳細は、ココから >
こちらの署名は,目標を100万人としていて、現在もう少しで89万人に到達しそうなところです。発信主はアメリカの ”Ceasefire Now” となっていました。詳細を読んで、私は納得して署名しました。
他にもアムネスティ日本も「ガザでは、日を追うごとに多くの命が失われ、深刻な人道危機にあります。これ以上の市民の犠牲を食い止め、ガザへの人道支援を確保するため、すべての紛争当事者に対して即時停戦を要請するよう求めます」という岸田首相宛の署名を集めていました。これも、リンクしておいたので、サイトをみて納得し署名しました。
そして、デモについては、東京新聞のココに、最初のデモとは別の、1946年に日本国憲法が公布されて77年の11月3日、東京・永田町の国会前の歩道に約200人が集まったデモについて書いてありました。その悪政に抗議を込めたカードを一斉に掲げたデモの中にいた、澤地久枝さんについての記事でした。
日本が米国の戦争に巻き込まれるリスクを高める集団的自衛権の行使を可能にした安全保障関連法が2015年9月に成立した後、澤地さんは廃止を求めてデモを呼びかけ、11月3日から毎月3日には、雨でも炎天下でも必ず国会前に立ってきたのだそうだ。
われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
という、現在の日本国憲法の、まさに今の世界が目指すSDGsの考え方に通じる美しい一文が、自民党案ではどうなっているか、「教育勅語にもいいところがある」と歴代文科大臣が就任時に言うような古くさい自民党の本質がみえるような前文をよく読んで、比較してみて下さい。前文の違いにもがっかりしますが、第一条で天皇を「天皇は、日本国の元首であり、~」の出だしで、みんな眼が点になって違和感を感じるはずですよ。