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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

渡辺かづき先生とのピアノレッスン121

2018-09-08 20:01:07 | ピアノ

 まずは、練習曲のレオ・アルファッシー著の「ジャズ・ハノン」17番から。ちょっとまとまった曲らしい雰囲気の、でもちょっと不思議な曲。いい気持になるところもありぃ~で結構練習しました。 弾んで弾くか、譜面通りに弾くか先生に聞くと。まずは弾んで弾くことに。

 練習の時も譜面が変な♭がCについてBのことだったり、とっても読みづらいので、1回ではスッと弾けず、途中まで行ってはもどり、3回目に最後までやっと行きついた。「弾まないと、どうなるのかな」と先生が言うので、弾まないヴァージョンをやってみると、「こっちがいいかなぁ~」。弾まない方が、きれいで弾きやすい。youtube では、だれかが弾んで弾いていた(ココから)。次回は次へ行くことに。

 そして、まずは問題の多い「星に願いを」の3回目。4ビートをキープして弾く。ただし単調に左でカウントした弾き方はせずに・・・と注文をうけての3回目。練習しても、どうも気づくと6/8になってしまう。カウントを隠そうとすると、怪しげになる。最後の最後に何か、自分の思ったより意識してゆったりと3カウントを、慌てずに刻むと弾けるような気がしてきた。

  行きの電車の中で、そのリズムを頭の中で弾きながらレッスンにいったことで、たどたどしいながらも、リズムは外さないですんだ。

 でも、先生から「もう少し左の音を省いてみて」と言われ、慎重に2回目にチャレンジ。「これ以上速く弾くと、リズムが狂い始めるんです」と自己申告して、「自然に6/8に流れていく位なので、そちらの方が相性よく弾けると思います」と主張して、先生が「前半を4ビートで途中から6/8に替えていくというのもあるけれど~」との提案を「6/8のリズムをしっかり分かりたいので、是非6/8だけで」とお願いして先生の模範演奏へ。

 前回は、メモリーカードが入っていなかった不手際があって断念したのが実現。今日は万事問題なく録画もスタート。でも、先生の斜め後ろから撮影させて頂きながら、先生のライブのようなノリノリ演奏に(これは、弾けないぞぉ~~~~)と心配に。もうちょっとお手柔らかな演奏にしてほしかったかな? 途中、確かに6/8なのに、雰囲気がどんどん変わったりしているのはどうしてかとか、動画でしっかり確認してみないと・・・・。さあて、どうなりますか?

 次は、”Inside Story”。イマイチな感じながら、どうにか弾き終わると・・・出だしの音のとり方が「メロディーが頭で2つ叩いているのが、気になりました」というご指摘で、意外にも自分で頭に描いていたメロディーが思い込みで先生のメロディーを壊していたことが判明。「そこは、2つ音が重なる感じでなくて、静かにタララ~、タララ~と伸ばして弾いてほしい」。なるほど、勝手なことしてました。やり直して、とりあえず、この曲は「こんなところで~」終了へ。

 そして、最後に取り出したのが”Lunar Eclips"。先生は、前回でお終いにしたつもりだったようで、ちょっと「あれっ?」という表情でしたが、それなりに一生懸命練習してみたのでご披露。思ったほどの成果をお見せできなくてがっかりしていたら、「この曲はもっと暗い感じでゆっくり弾く感じで・・・。何か、元気になっちゃってますよね」「なるほど、確かに」一生懸命弾く余りに、勢い込んだ感じになっていました。弾き直すと確かに弾きやすくなりました。一番、難しいサビのところの4分休符が「十分な長さがなくて短い」とのご指摘も頂き修正。これも、そろそろ(これ以上は無理)という判断で終了に。

 そこで、実は密かに昔頂いた楽譜の”Circle on the Bridge"を弾いてきてみたんですが・・・と弾き始めてみると。「それは、僕でも一人じゃ難しいから、止めときましょう」と先生のひと言で断念(泣)

 それでは、ということで、スタンダードジャズ”Summer Time"の先生アレンジの楽譜を頂くことに。何と、たったの1枚。しかも、当然ながらのメロディーとコードのみ。そのメロディーもイントロや、アドリブにコードしか書いてないので、半分もない楽譜でした!

 不安がよぎる中での先生の模範演奏は、「星に願いを」の6/8拍子ヴァージョン以上にノリノリで、私も観客であれば大喝采のところだったのですが、この模範演奏のどこをどう自分が弾けるのか・・・「ここはリズムをとる感じで」と先生の言ったイントロ2の部分は、すごい難しそう。「私には、とても弾けないんじゃないでしょうか。”Circle on the Bridge”の方が簡単ってことないですか?」と聞くと。「全然、こっちの方が簡単ですよ」と先生。「基本的な感じで最初はやればいいですから。そう、リズムをとる所は楽譜に書きましょう」と言って、そこだけは楽譜にその場で起こして下さいました。

 さあ、楽しみだけれど、あまりの課題の重さに潰れないで前に進めるでしょうか。「難しいからレッスンの間をあけてもいいですよ」と先生が言うので、「間違って長い時間練習して、身体が慣れてしまうのも怖いし、途中のできるところまでで1回見て頂く、と言う感じで」と交渉して、次も2週間後にレッスンになりました。どこまでいけるかなぁ????

 

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未明の月が、神秘的

2018-09-08 11:25:23 | 惑星・天体ニュース

  今のお月様は、夜中の皆が寝静まった時間にそっと上ってきて、太陽が輝き細い月の光を覆ってしまう前の束の間にしか逢えない。昨日というより、今朝と言っていいほど遅くなった月の出は、3:07. 夜更かしの私でも、寝る前には逢えない。

  昨夜も1時過ぎにねた私を月が起こしてきたのは、4時半。でも、文句は言えない。なぜなら、こんな姿で迎えてくれたから。

       

   茜色に静かに明けて行く空に、きれいな地球照を見せながら上っていた三日月は息を呑む美しさ。右の小さい写真のような空だった。残念ながら、まだぼんやりした頭で撮った写真はピントが甘くて大きくできないが、そこに浮かんでいた月が左の月だが、これも残念ながらブレている。

            

     月から見える地球がきっと太陽を浴びて青く輝いているのだろう。地球の光を映して地球照が何の苦労もなく画像に写りこんでくる。空の色が天国のようだ。最初の小さな写真に写っている黒い雲がどんどん動いていく。

         

      ズームで大きくこの細い美しいお月様を撮ろうと工夫していると、同じ景色の中の月が、画像にはだんだん落ち着いた色に収まってきて、鮮明に捉えられるようになってきた。

              

  

       鮮明?とはいかなかったが、今朝の月が上ってくる太陽に「さあ、もう上ってくる時間よ」と手招きしているような気持ちが伝わってくる写真が1枚撮れた。

       夜更かしで、早起きの苦手な私だが、月のいる朝はこのような素晴らしい光景との出会いがあるから頑張れる。最近、立て続けに鎌田實さんの本を読んでいる。どの本を手にしても、涙が思わず流れてしまう感動を味わえる。その本の中の「こわせない壁はない」の3章「しなやかに生きる鎌田流8つの習慣」の1番目に「1日5分、心を揺さぶる」として、「早起きして朝日の昇る時間には手を止めて、窓の外を見、朝日に感動する」とあった。

       結局私は、この月が雲に隠れてしまい、また寝てしまい朝日は見なかった(笑)。でも、この文章を読んだ時、私にとって日々のお月見は「心を揺さぶる感動」になって私を豊かにし、癒し、支えてくれてきたことを実感した。

       太陽は毎日上るが、月は見えない時期もある。しかし、太陽と見つめ合うことはできないが、月はじっと見つめていられる。しかも、形を変化させながら、日々の移ろいで私の身体に時を刻みつけていく。

       鎌田さんのように4時半起きの方も、今の時期は月も楽しんでもらいたいし、早起きできない私のような人にはお月見がお薦めだ。

       今日の1日を迎えられたことに感謝して。 

  *鎌田さんの本については、すでにココでもより詳細な内容をコメント済みです。

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