連休に息子夫婦が長野からやってきた。お土産は北海道の旅行の帰りだったので北海道土産。そして、父の日のプレゼントの珈琲カップ。父の日？？？ そうなんです。我が息子は実にマイペース。父の日のプレゼントの受け取りが秋（笑）
でも、そのプレゼント、こんな素敵なカップだった上に、主人だけでなく私の分まで揃ってのプレゼントでした。兎年の私たちに合わせてうさぎの模様がなんともかわいいカップでした。
ためつすがめつ眺めていると、工夫と遊び心がいっぱい！！！
カップには各４匹のうさぎさんが描かれているのですが、それぞれが個性的。まずは、うさぎさんのファッションショーといきましょうか。
かわいいでしょ。同じうさぎはいないけれど、モデルには共通点もあるようで、でも自在な描きぶりが楽しい。
あなたは、注意深い方ですね。これじゃあ、各４匹と言って、３匹ずつしかいないではないか？ですよね。
分かりますか? ４匹目は取っ手の部分に体を丸めていたんです。しかも、２つのコップが向きが違っていて、こうやって、つきあわせると分かりますが、対になっていたんです。
印象がちょっと似ていても、それぞれ違うのが楽しい。
こんな風に、こちらを覗いてみているうさぎさんも。
「お～い、元気にしてるっ？ちょっと元気ないんじゃない？」って声をかけてくれているようです。
「心配ありがとう。元気でやっているよ」
最後の極めつけは・・・
まあまあ、底にも抜かりなく作家の方の愛情が込められているのを感じられました。
"ｍ.Yoshii"さんと読むのでよいでしょうか？ どんな作家の方でしょうか。若い方か、男性か、女性か。想像してみるのも楽しいですね。「いいお仕事していますねぇ！」 このカップを見ながら、これをプレゼントしてくれた息子夫妻とこの丁寧な仕事ぶりの作家さんから元気をもらいました。
仕事ぶりも振る舞いもおかしい人が世界のあれこれの国の長になっていると感じられるこの頃。不安とやるせなさを感じる日々の中で、自分の仕事に誠実に取り組んでいる多くの人と足並みをそろえて、社会をちゃんとした方向に向けていきたい。自分もそのひとりであり続けたい。
そんなシャンとした思いを朝に感じながらも、かわいくチャーミングな視線で私の肩の力も抜いて１日をスタートさせてくれる。このうさぎのカップは、そんな絶好のアイテムになってくれそうです。
＊ちなみに、他のブログですがこういう食器にちょっと凝ったものを使う生活が大好きな私。普段のものは非常に安上がりに手ごろな値段の店やoff houseで中古品の洋服や小物で過ごしているのですが、時に贅沢な１品ものの食器や箸なども買って大事に使っています。
その中で、最近長らく愛用していたのに割れてしまったモノを悼んで、昔のブログをリンクしてみました。ココをクリックして一緒にお別れに参加していただけると光栄です。５年間、私が毎日養命酒を飲むのに使っていた小さい硝子コップ、本当に素敵な器でした。
残念ですが、モノにはすべて終わりがある。これまで私の生活を彩り付き合ってくれてありがとう！！！！ うさぎカップとも、５年と言わず、もっと長く一緒に楽しく生活を共にしていきたいです。大事に使いますよ～～～～～。