さあ週末を終り、また明日から新しい1週間のはじまりです。
「お月様が、この休みはどうだった?」といいつつ黄色い顔をして上ってきました。
「何だか、忙しかったような~、でも家で過ごしたけど本を通していろいろな人と話したような気分だったよ。最近、結構本を読むようになったんだ。それよりお月様、君はもっと黄身色なのに、白くなっちゃった。あと、今日はイチローが先発ではなかったけど、四球だった。
そうそう、それに、今、NHKスペシャルを見ていたら『沖縄と核』という番組だったのだけれど、日本の本土が密約の下でいかに沖縄を利用してきたかを知って愕然としたよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1961年11月4日、沖縄に核が持ち込まれているということが分かり世論に「核持ち込み反対」の声が高まる中で、池田政権の外相・小坂善太郎がラスク米国務長官に『沖縄にメースなどを持ち込む際、事前に発表されるため、論議が起きている。事前に発表しないことはできないか』というと、『何らかの発表を行うことは必要と思われるし、隠しおおせることはできない』とラスクが応えた。それで、小坂が『事後に判明する場合には、今更騒いでも仕方がないということで論議は割合に起きない。事前に発表されると、なぜ止めないのかといって日本政府が責められる結果となる』と訴えたという
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知らなかった。一昨年に米国防総省が『沖縄に核兵器を配備していた事実』を初めて公式に認めて、機密を解除したことをきっかけに、今『沖縄と核』に関する極秘文書の開示が相次いだことで、元兵士たちが語り始めたということで、元兵士のインタビューとかもあって、すごく胸に迫ってきた。沖縄のこと、しっかり同じ国民として自分のこととして考えなくちゃいけないと思えた。
一時期NHKは誰のお金で放送しているのだろう、国民ひとりひとりがお金を払っているからには、国民に必要な情報をもっと放送すべきだろうと思ったけど、頑張ってくれているなぁ~と感心した。『戦争はイヤ こどもと考える』も素晴らしかったけれどね。
アッ、長ばなしになっちゃったけど、こんな風に家にいても本を読んでも、教えてもらったり、共鳴したりできる人がいるということが分かると勇気をもらえるよね。だから、さっきの答えは『この休みはいい休みだったよ~』で~す」