今朝満月を迎えた月が、雲があると思ったのに上ってきた時から見えました。
上ったと言っても、１７：３８の月の出に対して、私が見たのは７時近くだったので１時間は経っていましたが・・・
少し憂いを帯びたように滲んだ月が、それでも雲を何だか神秘的に照らし出していて、神々しく感じられました。
ちょうど、明日娘の家に行くのに何かお惣菜でも作ってもっていくのにと買い物に行くところでした。
いつ消えてしまうかもしれないと、カメラでお月様の写真をとっていたら時間が経ってしまい、慌てて買い物へ。
どうにか閉める前のお店に駆け込むことができました。大きなイチゴがちょうど箱売りされていたので、これもお土産に～と買ってきました。
店を出て東の空を見ると、なんださっきよりもうスッキリ顔になったお月様が「雲はどこへやら」と澄まして私を待っていました。
「あらあら、慌てなくて大丈夫だったのね。こんばんは～」
「そうだよ、慌てなくてもよかったんだよ。イチゴでも置いて、しっかり写真撮って」とお月様が言うので、お月様のアップを撮ることに。
「おや？あれれ？？？お月様のそばに誰かがいるみたい。写真を大写しにしようとすると、誰か明るい星がいるみたい」
「ああ、しし座のレグルスがそばに見えるんじゃないかな」
「でも、一緒に撮ろうと思うと、うまく行かずに消えちゃう。
一緒に撮れると、お月様がハレーションを起こしてピカピカの変な顔になっちゃう」
分かります?このお月様の左下の明るいのがレグルスのようです。
レグルスと一緒を諦めてお月様の大写しにすると・・・
ちょっと見にくいですが、もう右上が少し欠け始めているのがわかります。時間が刻々と動いているのを、お月様が顔で示してくれているんですね。
今日も１日を無事に過ごせたことに感謝して。
明日もいい１日になりますように！
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