去年、私が学生時代の集まりの幹事をしていた時期に、友人が「香月泰男と丸木位里・俊、そして川田喜久治」という平塚美術館の展覧会を見てきたからと、私にその画集を送ってくれました。なぜ、送ってくれたのか、実はその友人は会に来れなかったので、私としては送ってもらうようなことは何もできなかったのですが・・・・。
気になりながら丸木美術館を訪れる機会がなく、その作品に触れることのなかった私。
画集をもらって、特に丸木夫妻の絵から強烈な印象を受けました。
原爆の落とされる1瞬前までは、美しい精緻な人間の体が存在し輝いていたのに、それが瞬時に引き裂かれ奪い取られてしまった悲劇を描いていると感じた絵でした。衝撃的な美しさと惨状の光景に、心が揺さぶられました。
友達が私にこの画集をプレゼントしてくれたことに心から感謝しました。
そして、今年になって、お仕事の関係でお近づきになった写真家の方から、突然カレンダーを贈って頂きました。
お友達が作っているカレンダーだということで、月が大好きな私のことを思い出して送ろうと思ってくださったのか、これも私がお世話になりこそすれ、プレゼントを頂く立場にないのに、恐縮。
でも、あまりにも凝った美しいカレンダーに惚れ惚れ。旧暦で今日が何日になるか、ひと目で分かるように工夫され、月の満ち欠けと、灰色の波で大潮から潮の変化が高さで表現され、月の満ち欠けが満ち引きと連動して波打っている素晴らしさ。紙も、ヨシから作られていて、エコ。
この前お会いした自然保全活動をしている方が、「ヨシはしっかり刈らないといけないけれど、それが大変な作業で」と言っていらしたんですが、「ヨシは成長の過程で水を浄化する作用があります。ヨシ群の手入れをし、ヨシを使っていくことが水を綺麗にしていくことに繋がると感じ、この(びわ湖・淀川系の)ヨシを選び使用しています」の説明から、ヨシを刈るのは浄化してくれたものを刈ることで世代交代させてまた浄化を進めるということだったのか~と合点がいったり。いろいろな新しい情報があちこちに書き加えられていて・・・1年使っていくことがとても楽しみなカレンダーです。
申し訳ないけれど、とても嬉しいプレゼント。心から感謝して使わせて頂いています。
そして、そして、重なる時はこうやって喜びが重なるものなのでしょうか。
昨日は、こんなものが私に届きました。
これ、わが家の子供たちがまだ小さい頃、都心近くの公団に住んでいた時にとてもお世話になったJさん。若くて世間を知らなかった私に先輩主婦として、いろいろなことを教えてくれたJさんに、去年何十年ぶりに逢いに行きました。そのJさんの息子さんが陶芸を趣味として10年以上やっていて作ったという貴重な手作りの作品です。Jさんによると、息子さんが私に送ってあげようと言い出して、宅急便で発送してくれたとのこと。
私の息子と誕生日が同じで、7歳違いのお兄ちゃんだったT君。今は45歳になっているのかな?!
当時なぜか近所には男の子がたくさんいて、長女や赤ちゃんだった長男とよく遊んでくれました。
私も、よく外で子供を遊ばせながら、男の子たちに合図出しの役をして、団地の周りをかけっこさせたり、一緒にあそんだものです。
犬の名前に詳しくて、自立心もあって、息子もこんな風にしっかりした子に育ってほしい~と私に思わせたT君。私のことを覚えていてくれたことだけでも、本当に嬉しくて・・・プレゼントに感激。さっそく使わせてもらい始めました。
なんだか、去年から思いがけない贈り物が届いて、胸が熱くなる私。生きているってやっぱり楽しい!!!
そんな私を今日もお月様が空から優しい光を投げかけながら見守ってくれていました。
今日のお月様は、急にしっかりした大きさになった印象ですね。金星とは離れてしまいましたが、今日は金星と火星が昨日より近づいていました。
(すみません、写真はありません)
これから、金星はまた太陽に近い位置に地球に実は近づきながら移動してきます。
だんだん、星たちと同じように沈む時間を早めながら、でも明るさは2月17日に向けてどんどん明るさを増していきます。
お月様を見る時に8時前なら西空に金星を探して、明るさが変化するのを楽しんでみてくださいね。
金星の探し方ですか?簡単です。太陽が沈んだ後、西空をみて1番明るい星が見つかったら、それが金星「宵の明星」に間違いありませんよ。
今日もいい1日が過ごせました。
皆さんにもいいことがたくさん起こりますように!!!