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月の満ち欠けに時の流れを感じながら、皆でそれぞれの持ち時間を楽しく意味あるものにしていきたい。

ネジバナがねじれ観察! ねじれる前、右巻き、左巻き

2022-06-21 09:50:25 | 生きるものたち(鳥・昆虫・植物・他)

   昨日の朝、ゴミを捨てた帰りに、草むらにたくさんネジバナが咲いているのが目に入りました。ネジバナは右巻きと左巻きがあって、以前、どっちが多いかなぁ~とか摘んでは確かめて遊んだりしました。

   昨日の11本のネジバナに登場してもらいますよ。

   

    さあ、どうでしょう。なんと、昨日は引き分けでした。しかも、真ん中のネジバナに注目! やや、左巻き(時計と反対)になりそうな感じではありますが、かなり真っ直ぐですね。面白かったので、写真に撮って見ました。紛らわしいですが、右の5本が左巻き。左の5本が右巻きになっています。らせんの深さもいろいろですが、同じ植物で巻き方が違うのがとても不思議に思えました。

    でも、世の中にこういう揺らぎがあるから、物質から命が生まれたり、雄雌ができたりということが起こるのかしら?とか自然に教えられたように思えました。家族や友人たちにもラインで送ってみましたが、「不思議だぁ~」と、楽しい驚きを共有してくれる声に、楽しい朝を迎えられました。何気ない草から心を通い合わせられる人との交流がもてる。

    美しい自然の営みにも心動かされましたが、LINEという通信手段が気軽に使えるようにしてくれた人々にも心から感謝したい気持ちになりました。

    


生き物たち(朝の庭で)

2022-06-17 13:33:06 | 生きるものたち(鳥・昆虫・植物・他)

  teacupというブログに書いていた生き物や植物に関する記事が、teacupブログの閉鎖に伴い、こちらに書くことになった。最初に書いたアゲハの幼虫が消えてしまった3回にわたる話。  

アゲハチョウの幼虫の季節

アゲハチョウの幼虫の季節 2

アゲハチョウの幼虫の季節 3 最終章

   囲い込んで、蛹になり羽化するのを観察しようとしたのが、とうとう全員が蛹になる姿を私に見せずに消える、逃亡するという悲劇の結末を迎えて、消化不良のまま終了。さらに、謎を解いて下さる方を求めて、知恵袋に質問をだしましたが、なんと、こちらも無回答のまま明日期限切れになってしまいそうです。これまで、ほとんどの質問にあっという間にどなたかが回答をよこしてくださったのに・・・無念。

   宇宙にも身近な小さな生き物にも解けない謎はいっぱいということですね。さて、今日は、また蜘蛛の登場です。この前の蜘蛛はササグモで、大事な幼虫を食べられてしまったのですが、今回のは、初めてみる巣にバッテンXじるしを付けて獲物を待つ不思議な蜘蛛を見つけました。

   

   バッテン 蜘蛛の巣? 「おいおい、君、これじゃあ巣があるってばれて、だれも引っかかってくれないんじゃない?」と聞いて見たくなるように目立つ白い帯のバッテンX印。 さっそく、検索して探してみると、コガタコガネグモに目立つXの白帯も、2本ずつ足を揃えて中心にいるのも特徴が似ていました。

   そして、この白帯は、鳥とかに巣がここにあると知らせて巣を破られないように~という防止と同時に、獲物を捕まえるのにこの4本の帯が光を受けて虫を誘う?とか、自分の姿を隠すためとか諸説があるようでした。そして、面白い事には、この白い帯を作る蜘蛛は結構いるようで、「織物上手」と褒められた蜘蛛たちの作品が、ココで紹介されていて楽しかったです。

  そして、この写真には、もうひとつ気づいてほしい生き物がいますよ。蜘蛛の奥の葉の右上に、若いカマキリがいました。

     

     今年は、壁の塗り替えなどがあって、いつもカマキリが巣を作る植物を移動していました。そうしたら、今年は壁に卵を親が産んでいったようで、果たして、この卵から生まれたのかどうか。

                

     小さな庭でも、いろいろな命が息づいています。植物も、イチジクやブルーベリーが育っています。昨日は、梅が黄色く熟していたのを取って、梅ジャムを作ってみました。食いしん坊にも応えてくれる小さな庭が、朝の楽しみを与えてくれます。

   

   イチジクがだんだん大きくなってきました。去年初めて実をつけましたが、去年は食べられるように大きくなる前にアリたちが食べてしまいました。今年は、どうなるかな?

    

        


キビタキとフクロウに出会えた

2022-06-09 09:40:26 | 生きるものたち(鳥・昆虫・植物・他)

   昨日は、久しぶりに近所の小さな神社の森に行ってみました。去年、フクロウが子育てをしているのを見られたので、今年はまだ1回も行くチャンスがなかったので、覗きに行きました。

   すると、去年は人がいても平日は多くて数人だったのが、どこかで情報がまわったのか、平日にもかかわらず10人以上?20人近くの人がいて、ビックリしました!

   みんなさんが長い望遠のカメラを三脚に据えて向いている方向には、こんなフクロウの姿が・・・。

   

  なんか、フクロウの身体はすっかり木に同化していて、教えてもらわなければきっと気づけなかったと思うほどでした。

  そして、こちらは、ちょっと目立つ白いホワホワした毛の巣立ったばかりの子どものようです。

    

    あっち向いたり、こっち向いたり、身体を掻いたり、可愛かったですよ。

    さらに、しばらくすると、素晴らしく美しい声が森に響き渡り、それに応えるようにカメラを撮っている中にひとり、凄く口笛の上手い方がいて、その方がキビタキの声を真似ると、キビタキがどんどん近づいてきたような感じで、かなり近くまでやってきました。凄い!

    とうとう、近くの地面に降りたり、そばの木の枝のほんとうに絶好の場所までやってきてくれました。お~~~~っ!!!

   

   胸の黄色が目立ち、首を傾げて、声がするのは仲間かな?と首を傾げて聞く姿も、とてもチャーミングでした。それぞれ、動画も録ることができました。

     

    画像をクリックすると、youtubeのオリジナルに飛べるようにしてあります。素人の動画ですので、不手際もご愛敬ということで、どうぞ楽しんでみて下さい。

   

 


アゲハチョウの幼虫の季節 3 最終章

2022-06-03 14:24:59 | 生きるものたち(鳥・昆虫・植物・他)

  アゲハチョウが、我が家のベランダの小さなプランターに卵を産んでいき、その幼虫が次々生まれたのを アゲハチョウの幼虫の季節

  アゲハチョウの幼虫の季節 2で報告してきました、今回が最終章です。でも、先に報告してしまうと終齢幼虫まで育ったのですが、最終的にはなぜか観察用に網の中にいれた幼虫も、蛹になるところは見られませんでした。その様子をここで書いて、これから知恵袋の方にどこに問題があったのか質問にして来年度に備えたいと思います。

  観察用のベランダの網の中に2匹、外のレモンの木に6匹の8匹が元気に外の1匹を除いて終齢に達して緑色になったところまで、前回書いていました。

  その後、黒かったのも無事に緑になって、元気に育っていました。   

     

   網をあけて写真を撮りましたが、いつもはちゃんと閉じておきました。なぜか、網の外側にカメムシがくっついて、栄養になるものもないのに、2日くらいウロウロしていました。

    <5月25日>

   食欲が旺盛なので、友人のところのレモンの葉を分けてもらってヤクルトのコップにさして、新鮮さを保つようにして工夫しました。

     <5月25日>

    なぜか、幼虫たちは仲良く並んだりするのもいました。上のも、何だか仲よさげですね。

    写真の中に実は4匹見えています。外のレモンの葉も、6匹の食事で心細くなってきたので、左のビニール袋の中にヨーグルト容器に水を入れてぶら下げ、そこに友人の木から分けてもらった枝をさして食べさせました。ちょっと萎れてますが、この幼虫たちが食べているのも、友人のレモンの葉です。

  

     ちょっと離れた元々の葉のところに孤独に居続けた幼虫もいました。幼虫の食欲は凄く、下の写真の手前の右にある棒2本は、その前に持ってきてあげた友人宅の枝の葉を食べ尽くされて、芯のみなった枝です。

    <5月27日>

    朝、幼虫の数を数えるのですが、外の幼虫は少しずつ姿を消し始めました。どこにいったのかは、蛹になったのか周囲を探してもみつかりませんでした。そして、驚いたことに、網の中の幼虫も1匹いなくなりました。ドッキリ。網があるし、上の写真は網越しに写真を撮るのにあけていますが、いつもは、プランターの端に洗濯ばさみでとめていたので、地面から抜け出すとは思えません。

    実は、その前にも「幼虫がいない」とびっくりしたら、網の内側を昇ったのか、網の高い所にいたりしたので、そろそろ蛹になるのかなと楽しみにしていました。網も、もちろんくまなく探しましたが、1匹いない!

    思い当たるのは、この前網くっついていたカメムシが、どこから入ったのか、中にいたのです。でも、幼虫より滅茶苦茶大きさが小さいカメムシが幼虫を食べたとは考えられないし、前のような蜘蛛も外敵も中にはいないように思えました。

 

 

     

   外の幼虫もすくすくと育っては消えていきますが、それは自由にしているので、いなくなっても仕方がないと思っていましたが・・・

          

   仕方なく、蛹になるところを見たかったので、外の幼虫をこちらに1匹移動してきました(枝に乗っていたのを、枝ごと切ってもってきました)。2匹いれば大丈夫かとおもったのです。

   ただ、心配なのは、残っていた幼虫もいなくなったと思って探したら、餌のレモンの葉には見向きもせず、隅っこの柵の上にのって動かなくなっていたのです。上の写真のですが、この幼虫も逃げたいと思って、こんなところにいるのかな? 逃げないで、この網の上とかレモンの枝の上の方で蛹になってくれないかな?

   でも、夢は叶いませんでした。外の幼虫はともかく、網の中にいれていた幼虫2匹、最初にいなくなった1匹も含めれば3匹が、どうやって消えたのか分からないまま、姿を忽然と跡形もなく消えてしまいました。 

    我が家に残ったのは、食べ尽くされたレモンの木だけ。アゲハの蛹はみることができませんでした。余りに謎すぎて、網の中からどう逃げたのかが分からなすぎます。ワープ???  これから知恵袋でどなたかが謎を解いてくださらないか、聞いてみるつもりです。

    と言うわけで、謎で終わったアゲハチョウの観察記録でした。


アゲハチョウの幼虫の季節 2

2022-05-23 09:40:13 | 生きるものたち(鳥・昆虫・植物・他)

  アゲハチョウの幼虫が、ベランダの小さなレモンの木に卵を産んでいき、幼虫になったこと。蜘蛛に1匹が襲われた話を前回このブログのココに書きました。これは、その続編です。

  さて、前回は、5月の中旬でしたが、順調に鳥の糞のような幼虫たちは、現在7匹*からが緑色の終齢期の姿に無事に変身を遂げたところです。     *前回の最後は8匹だったのですが、しらない間に1匹は行方不明になり7匹になりました。 

           

       上の写真で7匹確認できるかわかりませんが、21日にはまだ黒色と緑色(終齢)になったのが両方います。ご覧のように、以前は緑の葉が小さい木ながらもたくさんあったのが、かなり幼虫たちに食べられてハゲハゲになってしまいました。

       実は、我が家には庭のフェンス際にも、これより大きめのレモンの木があります。そちらは、実は見たら1匹だけ幼虫が育っていたのですが、まだ葉がたくさんあるので、そちらにお引っ越しさせようという訳です。まずは、昨日は先行隊員として、一番最初に緑色に成長した1匹を移動してみました。

           

       そして、大丈夫そうだったので、今日は、お引っ越し大作戦です!!! 

             

         牛乳のパックを差し出して、1匹ずつ誘導して移動させました。綿棒を使ってみたら、幼虫の足やお尻が何だか粘着性があって、くっついて離れなくなったり大変だったので、傷つかないように気を付けながら楊枝を使いました。考えたら重力に無関係なように葉や細いレモンの枝を行き来するのに粘着性の足は大切なのかもしれません。小さいことで重力より摩擦力が働くというスケール効果もあるだろうが・・・。

         何はともあれ、7匹中の5匹を移動させて、フェンス際のレモンの木育ちのまだ黒色の幼虫と併せて、こちらには現在6匹の幼虫がいる。うまいこと分散して住まわせているので、しばらくは食料に困らない生活を送らせられそうです。

         万が一には、友人の庭に大きなレモンの木があり、そちらから葉を分けてもらうこともできそうなので、彼らには飢え死にの心配はいらなそうです。ただ、薬を撒いているのか、友人の木には幼虫がいないのが気になります。まあ、幼少期の大事な時を無農薬で過ごせば、あとは、お腹を少し満たせればいいとしましょう。

         さてさて、そして、残りの2匹はどうしたかというと。

         いつもチョウの幼虫は蛹になる前に忽然と姿を消してしまうことが多いので、久しぶりに羽化するのを見届けて見たい気持ちになって、最後まで黒い姿だったのと、青の1匹と、あわせて2匹はそのままベランダのレモンの木に残して、洗濯用の袋を利用してカバーをしてみました。

         

         そうこうする内に、黒かったのも青虫に変身。上の写真には2匹の幼虫がいますが、どこにいるか分かりますか? このあと、工夫して全面を覆うようにして、外敵から守り、どこかへ彼らが逃亡するのも防いでみました。

                

         ちょっと葉の量が許ないが、残りの葉で蛹になるまで頑張ってほしいですね。

         引っ越し後の幼虫も確かめてみました。一番最初に緑色になり引っ越し先行隊を務めた幼虫は、しっかり食べて急激に成長を遂げていましたよ。

                  

           右の葉にいるこの木の先住民の黒助君の大きさを比べると、その成長ぶりがわかりますね。

           

        さあ、現在8匹。外の6匹も、ベランダの2匹も、無事に蛹になれますように!!!


アゲハチョウの幼虫の季節

2022-05-14 15:23:57 | 生きるものたち(鳥・昆虫・植物・他)

   先週だったか、我が家のベランダの小さなレモンの木にアゲハチョウがやってきて、そばをウロウロ飛んでいました。実は、これは毎年のことなので、もしやと思っていましたら・・・やはり、アゲハのお母さんが、卵を産んでいったようでした。

 

       

     こんな姿を見ることができました。この幼虫と横に見えるものは何だと思いますか?

     孫に、LINEで写真を送ってクイズ風に聞いて見ると、「親子?糞?」と答えが返ってきました。残念、ハズレでしたっ。

     これは、大きく成長するために、脱皮をした服が並んで横に脱ぎ捨てられたものです。チョウは、5回脱皮をして最後は大変身。これまでの鳥の糞のような姿だったのが、最後にはきれいな青虫になります。

     以前、卵からふ化するところも見たことがありますが、殻を出てから食べていました。(下のは、以前の卵の殻を食べている写真です。可愛かったですよ)

             

     今回も、この幼虫たちも脱ぎ捨てた服をきれいに食べて片付けたようで、服はいつのまにかなくなっていました。      

     さて、それから2日後、小さなレモンの木のあちこちで成長していた幼虫の1匹の様子がおかしいことに気づきました。顔を近づけてみると・・・蜘蛛が食らいついて、幼虫を食べていました。キャーッ! でも、もう時すでに遅く、すっかり体液を吸い取られてしまった幼虫は動いていませんでした。

     

      こんなか細い感じの蜘蛛が、自分の身体より大きい幼虫を食べるとは予想もしていませんでした。何という蜘蛛なのだろう?分からず、知恵袋で尋ねてみたら、「ササグモ」との回答を寄せてくれた方がいました。でも、調べるともっと痩せたお腹をしていて・・・これは、食事後でお腹が膨らんでいるのかと、羊を食べた狼の話を思い出しました。

      

      しばらくしてから覗いてみると、さきほどの幼虫は影も形もなく、蜘蛛もいなくなった?と思ったのですが、葉陰に身を隠していました。他の幼虫がすぐそばにいましたが、でも、もう狙う様子はありませんでした。でも、お腹が空いたらわかりません。危険な蜘蛛は、葉っぱごと、よそへ引っ越ししてもらいました。

      ところで、今朝起きて、改めて幼虫の数を数えてみると、7匹だった幼虫が減るどころか8匹に増えていたのに驚きました。

      そうなんです。まだ他にも卵があったらしく、次々にまた幼虫が育っていて、残りの無事に大きくなった幼虫と一緒に静かに葉を食べていたのです。

      犠牲になることも見越して、アゲハチョウは子孫をたくさん産んでいくのですね。毎年、青虫まではたくさん見られますが、青虫になる頃には、このレモンの木では葉が足りなくなり、庭の背の高いレモンの木に移動させるのも習慣になっています。ただ、そんなに大事にしていても、蛹になる姿はなかなか見つけられません。今回のように、外敵の蜘蛛や鳥に食べられてしまったのかもしれません。もしくは、私にも見つけられない安全な場所で蛹になってチョウになれたのかもしれません。

      今年は、蛹になるのも見られるでしょうか? 大きい木には産んでいかずに毎年この小さいベランダのレモンに卵を産んでいくアゲハチョウ。何だか、不思議です。私を楽しませてくれるために、私が気が付きやすい、こんな小さなレモンの木に産んでいくのでしょうか?