悪妻愚母&鬼嫁

専業主婦のバタバタ日常。ドラマ、本、P、菓子なども気分に任せて語っています。My Homepage悪妻愚母もよろしく。

映画「ワールドトレードセンター」

2006-11-13 09:47:16 | 映画
誰もが知るニューヨークの9.11テロ。避難する人々の流れに逆らって、救出に向かう警官達。これは警官とその家族の目線からみた9.11。

救出に向かったはずの有志達は、突然の崩壊により、逆に救出される側になる。他のものは多分圧死、瓦礫の中に取り残されるが生き残ることが出来た3人。一人は絶望のあまりピストル自殺。残された二人はお互い励ましあいながら耐える。気力と不屈の精神力、家族を思う気持ちが彼らを支えた。

一方の家族達は何の情報もない中でいらだちながらも無事を信じる。一度は無事との連絡を受け、喜びに浸るが、実際は、生死わける救出劇の最中。あらゆる偶然と努力により彼ら二人は奇跡的に助かり、家族の下に戻ることが出来たのだ。

感動しながらも考える。このような結果を得た家族はごくわずか。この救出劇の影にどれだけ救出されなかった人たちがいたか、どれだけ悲しみにくれた家族がいたかを。

最後にテロップで流れる。
2749名の死亡、その国籍は87の国、343名が消防士。港湾職員の犠牲者は84名、その内37名は警察官。ニューヨーク市警察の警察官は23名。救出させたものは僅かの20名。

事実の基づいた作品。テロを非難するでもなし、誰がやったか犯人探しをするでもなく、9.11を淡々と人間愛で描いている。

それより、デス・ノート見たいのだけど、誰も一緒に行ってくれないのよ。おばさん仲間は。

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