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少し前までは、義母も含めて、毎年、年末大みそかは神戸に繰り出していた。早めに正月準備を済ませ、中華で忘年会、兼、買い出し。子供たちが福岡、東京と離れていた時も、正月前にはそろって、皆で出かけていたもの。娘は近所に居を構えているとはいえ結婚、息子は中国で、帰ってくるのは旧正月、義母にいたっては亡くなってしまった。20年前に亡くなった義父が存命の時からの年末恒例行事だった。今年は30日だけど、主人と二人で出かけてみた。ものすごく久しぶりな感じ。そうそう、去年は息子のいる上海に娘も一緒に行っていたんだっけ。その前は温泉に行っていたり、京都に行っていたような？ とにかく、久しぶりの中華街は、人の流れも変わって、若い人も多い。って、昔はその若い夫婦だったんですけど（笑）。
まずは腹ごしらえ。いつもいっぱいで行列が出来ている「民生」、今日はすんなり入れた!? 関西に来て、中華街で初めて連れて行ってもらったのが、このお店。評判のお店だったけれど、関東からきたばかりのyumikongにしてみたら、お味が薄くて、なんだかなぁという感じだった。十数年ぶり。中華は二人だと品数も沢山頼めないし、効率が悪い。やはり、大勢でわいわい、色々な種類を注文したいもの。あれ～？、味は濃く感じるくらいになっていたが、コクが無くって、、。なんで人気なんだろう。とにかくお腹は満たして、お買いもの、お買いもの。
神戸に来るつもりがなかったので、正月用のお買い物は順次すませているのに、主人は色々買いたがる、、。きつく言い渡し（笑）定番のみに。だって、４日から東京だし、娘夫婦も、３日から自宅には居なくなっちゃうのだから。毎年、作り過ぎたり買いすぎた食品を、片づける（冷凍ならまだしも、お腹の中？）のが、一苦労なんだからぁ。
定番とは、益生号の焼き豚。これだけは外せません。ショーケースにぶら下げられた焼き豚の、大きさや焼き具合を吟味しながら並ぶのも楽しいもの。毎年長々と行列を作っているのに、今年はちょっと短い模様、ラッキー。並ぶ気満々で、ユニクロヒートテック御愛用のyumikong夫妻、拍子抜け。角のお店の方が人気になったとか、類似の品をぶら下げたお店が出来たとか。並びながら、お隣のエストロ‐ヤルの誘惑にも負ける。いつも家族と二手にわかれて並ぶのだけど、こちらも今日は行列ほとんどなし。ラッキー！
そして、ここが思案のしどころ、肉まんどうしましょう？ 老祥記で並ぶか、老祥紀まで歩いてすんなり買うか。主人曰く（信憑性に欠く）、記の方は弟で紀の方はお兄ちゃんだそう。遠い親戚であった事は間違えなさそう。南京町の広場のまん前で長い長い行列が出来ているのが老祥記で、元町通りにあるのが老祥紀。主人はいつも並ぶのが嫌で老祥紀派。yumikongは並ぶのも嫌だし、並ぶほどでもないと思っちゃう派。ましてや老祥紀の方は具が少なすぎて、yumikong的にはイマイチなんだ、これが。この違いが、圧倒的な人気の違いだと思うのに、違いのわからない男、我が主～人～。
途中、KALDIコーヒーファームでちょこちょこっとお買いもの。コーヒーは買わないんだけど。珍しい輸入調味料とか食材を見て歩くのは楽しいもの。主人もこういうお店は結構好きで、いらんものを買いたがり、ちょっと困る（笑）
毎年、一日がかりのような気がしたけれど、今年は３時には帰宅。シュークリームを頬張る。
いよいよ明日は大みそか～！
