悪妻愚母&鬼嫁

専業主婦のバタバタ日常。ドラマ、本、P、菓子なども気分に任せて語っています。My Homepage悪妻愚母もよろしく。

病院です

2009-07-15 21:10:05 | Weblog
付き添いで義母のベッド脇で横になっている。9時で消灯、眠れなくて、ポツポツ携帯をうつ。昨晩は娘が泊まり込んでくれた。今朝からいよいよ痛みが出だし、先程まで痛がったり、気持ち悪がったりしていたが、お薬も効いて来て、寝つけた様子。一安心。

坂道を転げるように弱ってしまった義母だが、もっともっと弱って行く姿を見るのが一番辛い。気力も失って来ているのも、気になるところ。七月の連休に東京から帰る息子と娘夫婦(彼女の孫)をお寿司に連れて行くのが楽しみ。それが、外泊無理かな、外出もできるか不安になる。行けるように頑張るから、もう会えるだけでいい。もう声聞けばいい。しんどい、死にたい。何でまだ死なないんだろう、、。と、エスカレートしてくる。
このごろの会話から、彼女の原点は戦争なんだと感じる。一番多感な女学校の時に終戦を迎え、沢山の兵隊さんを送り、大勢の同級生を亡くしてしまった。夜中にせん妄がでると、戦争中を思い出して、とても怖がっているのだ。
鎮静剤を点滴しているので、今は安らかな寝息をたてている。延命処置をしないのが本人の希望。痛みや苦しみは極力押さえて欲しいと言うのも、一人息子である主人や家族の思い。でも、この鎮静剤が確実に彼女を弱らせているのも事実なのだろう。

なんやかんや言いながらも、喘ぎながらも、金曜日はまだ?、後何日?と何回も尋ねる義母。孫の帰りを毎日待っている。書いていたら、泣けてきた。意識のある内に逢わせてあげたい。今はもうそれだけ、、。