包丁研ぎ

包丁研ぎ依頼
３０年来のGuestさんから包丁研ぎの依頼が入った
「いつ持参すればエエですか？」「今からでもエエですよ」
仕上げは明日の朝になります
で、２本持参された
両方、刃が付いていない「切れないでしょ」「まーそこそこ使えますが」と言われるが
「とてもじゃないが、これではおいしい料理はできないよ！」とは言えなかった
「毛がそれるくらい仕上げますから、ご注意くださいね」と伝えておいた
そーおいらが研いだら鋼材にもよるが、マジで剃刀みたいに刃が付く鋼材がある
家庭で使用するなら、青紙２号の鋼材がおすすめ
包丁に青と書かれていたら買ったほうがエエ
西洋の包丁はSUSの鋼板を型抜きして形成するのが大半
和包丁は少ないけど鋼が入る
この鋼が青紙１号２号やスーパー青紙という鋼材なんだ
白紙にもある。
河豚などのテッサを造るときは剃刀みたいな薄刃で切れ味を求めるが、普段使うのはそこまで切れ味を求めたら
手入れが大変。
鋼材が硬ければ研いだら切れるが、家庭では研ぐことはできない
従って、青紙２号が研ぐことも簡単で錆びにくい鋼材
オイラがおすすめする包丁は３１００円だ
しかもおいらが仕上げをするから新品の刃より切れるんよ
研ぎを受けたときレンタルで貸し出すのがこの３１００円の包丁
もちろん無料で貸し出すのよ
すると必ず、レンタル包丁を使うと、「この包丁いくらですか？」と聞かれる
その時、込々で３１００円ですよと言うと、笑う！
ほとんどの家庭で使用されるのが、グロー００ルとかヘ０００ルと言われる包丁実に５０％近くが
この包丁なんだ
しかし、オイラが勧める土佐の包丁は３１００円で抜群の切れ味
もちろんおいらが研いでの話だけどね！
興味がある人はｆｆｆｎａｋａｍｕｒａ@ｓｉｌｖｅｒ.ｐｌａｌａ.ｏｒ.ｊｐまでメールください。
切れ味動画は中村　幸春ｆｂで