夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

工房の掃除中に昔のコンデジ発見

2020-09-24 16:19:41 | Weblog
部屋の隅の捨てようと色々放り込んであったガラクタ箱を整理していたら古いデジカメが出てきました。
OLYMPUS CAMEDIA C-2 ZOOM です。


このカメラは使った記憶がない位印象の薄い代物です。
でももしかすると使えるんじゃないかと電池を入れて試してみました。OLYMPUS のデジカメは中古を何台も使いましたが、一部で言われる ”オリンパスカラー” の発色は好きです。

液晶モニターは写りました。


日付けを設定しろと指図するのでやりましたが当然すぐに初期値になっちゃいました。内臓の電池かスーパーコンデンサーがダメです。


でも何枚かは撮れました。一部は画像が欠けましたが。
これはうまく撮れていました。愛用のビデオ三脚のヘッド DAIWA H4000 です。


調子に乗って H4000 の整備過程を撮りましたが PC に読み込もうとすると

忌々しいメッセージ。さっき認識したとき保存しとけば良かったなあ。

どうもこのカードが駄目みたいです。一部接着した痕跡があります。やったのは私ですがなんと姑息な。


まともなカードがあれば使えそうです。そのうち適当な SM カードを見つけたらこのカメラは常時車に積んでおくとします。

H4000 ですが、以前からパンロックが弱い上ロックしてもレバーが戻っちゃう現象があって、具合が悪いんです。
夕べのうちに整備してかなり良くなったんですがもう一度過程を記録しておきます。
レバーを外して


部品はお皿に入れとくのが定石。


このネジの先端に油が付いていたので拭き取ってネジ部にモリブデングリスを塗りました。
こうするのがいいのか、そんなこと知るか。


ところでレバーの先に付いてるのは何だろう? ゴムらしいです。


組むときわかりました。レバーを緩めたときゴムがストッパーになるんです。芸が細かいし嬉しい配慮です。


勝手な判断ですがネジの先端に付着していた油が悪さをしていたようで今度はロックレバーが戻らなくなりました。
ついでにティルトロックも同じ手順で整備。レバーの位置はロックしたとき両方とも縦になるようにセット。これで手探りでもロックしてあるかどうかわかります。

そんなことも知らなかったのかと言われそうですが知りませんでした。百歩譲って忘れていました。
Ikegami HL-57 は正面に VTR START/STOP ボタンがあるんです。

このボタンは押し込むのではなく指先を触れる程度で動作してくれます。
先日戸隠で収録したときはこのボタンを認識していなくてレンズのボタンで START/STOP をしたので画面が微妙に動いちゃいました。

HL-57 は筋トレに使っている8キロの鉄アレイより重いしスイッチがたくさんあって大変そうに見えますが実は基本がわかれば操作は実に簡単です。
その前の世代の3管カメラはもっと簡単なんですよ。
民生用に毛が生えた程度の HDV カメラ HVR-Z5J はいまだに操作にまごつきます。
コメント
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