先日新潟の上越市某地域の山奥へ息子と行った際、とんでもない事態に。
田圃の先、谷の向こうに見覚えのある見事な棚田が見えました。直線距離で数キロ、見ると田圃の間に軽トラが走った痕跡のある狭い道がありました。B型の特徴で、この道を行けばあの棚田への近道に違いない、行ってみようとソロソロと下りて行きました。
急な狭い道を数百メートル、途中山あいの見事な田圃があって素晴らしい景色でした。ところがなんと道は田圃の間で行き止まり。道幅は2メートル位で急な坂道。バックで戻るのは不可能です。困ってしまってワンワンワワン。
その後の運命を知らずにこの道を下へ
幸い田圃の脇に軽トラか農耕車を停める狭いスペースがありましたが、なにせこちらは2000ccのレガシィB4、あぜ道は車幅プラス左右20cm、左は谷です。間違って転落したら泥だらけになって這い上がって最寄の集落へ救援を求めに行くことになります。
焦ったの何の、息子の手前笑って誤魔化しましたが身につけた運転テクニックと4駆の力で脱出に成功、来た道を一気に駆け上がって事なきを得ました。
ま、その件は最悪の事態にならなかったのでさておくとして、実はこの日の朝途中で前から気になっていた田圃の風景を探しまわる途中、Uターンするために道路わきのスペースに車を入れたとき、フロントのエアロスプラッシュ(?)を段差に当ててしまったんです。降りて確かめれば良かったのですが大したことはないだろうとそのまま走り続けること数キロ、信号の手前でなにやら異音。変な音を出す車がいると人事と思っていたのですが、息子曰く「この車だよ」。
交差点脇のお店の駐車場に停めて降りてびっくり。右前のが外れてぶら下がっていました。レガシィはこれが低い位置にあるので段差でこするのは日常茶飯事で私の車の場合、傷だらけで前にも外して塗装したことがありますが外れたのは初めてです。応急処置で外し、気をとりなおして予定通り山の田圃へ向かったというわけです。
帰ってからこのままではみっともないので左側のエアロスプラッシュも外して一見誰も気がつかないようにしてから修理を考えました。ヤフオクで中古を当たってみましたが適当なモノが見つからず、現物をとりあえず修理することにしました。
パーツを外してあっても黙っていればわからないかも
幸い破損の程度は軽くてブラインドリベットが飛んだのと何箇所かヒビが入っただけ。なにはともあれブラインドリベットとM6のボルト、スバル用のプラスティリベット、ホルツのスバル用ピュアホワイトの缶スプレーを準備。ボディーへの取り付けはプラスチックのピンとM6のボルトですがボルトはナット締めではなく正規にはプラスチックにナットを埋め込んだ部品ですがこれはホームセンターには無いので単純にナットで締めます。この部品はナットが腐食していて前回外すのに苦労しました。
このエアロパーツは材質がPPEで接着性が悪いらしいのでヒビは半田鏝で溶かして適当にくっつけました。あとは耐水ペーパーで平らにしてバンパー用パテを塗って仕上げてブラインドリベットでステーを止めて、塗装するだけです。
11月下旬ということで寒いので缶スプレーはお湯で温めました
塗装完了 実際は塗料がたれてペーパーで削ったり塗ったりで大変
ブラインドリベットはφ4.0なので怪力を発揮してパチッ
ガスストーブで乾燥促進
裏はこんなに適当 別に力がかかるところじゃないし
ホームセンターは便利ですねえ
今日の昼前に完了 遠くから見れば修理したってわかりません
今回一番悩んだのはエアロスプラッシュ(正式にはなんていうパーツなんでしょう)とボディーの接触部の硬質ゴムみたいなやつの処理でした。粘着材で貼ってあるのですが、剥げかかっているし欠落もあります。むずかしく考えずに浮いた箇所は瞬間接着剤で止めて塗装はマスキングテープを貼って無塗装としましたがいつか機会があれば程度のいい中古を手に入れて交換、するまでもないか。
このパーツを半田鏝で補修しながら思ったのは、車って、どうしてこんな安直な作りになったのかということ。いまどきの車は軽から高級車まで作りは同じ。まるでプラモデルじゃないですか。計器盤なんて、ラジカセどころか安物の液晶テレビの出来損ない。バンパーは蹴飛ばせば割れるか変形します。安全性を考えているのはわかりますが品物としての価値はまるでありません。そのうちプラスチック製の家なんてのが出るのかな。
それにしてもあの田圃で完全にスタックしていたらと思うとぞっとします。あの田圃の主が悪戦苦闘した轍を見たらさぞかし驚くでしょうね。
田圃の先、谷の向こうに見覚えのある見事な棚田が見えました。直線距離で数キロ、見ると田圃の間に軽トラが走った痕跡のある狭い道がありました。B型の特徴で、この道を行けばあの棚田への近道に違いない、行ってみようとソロソロと下りて行きました。
急な狭い道を数百メートル、途中山あいの見事な田圃があって素晴らしい景色でした。ところがなんと道は田圃の間で行き止まり。道幅は2メートル位で急な坂道。バックで戻るのは不可能です。困ってしまってワンワンワワン。
その後の運命を知らずにこの道を下へ
幸い田圃の脇に軽トラか農耕車を停める狭いスペースがありましたが、なにせこちらは2000ccのレガシィB4、あぜ道は車幅プラス左右20cm、左は谷です。間違って転落したら泥だらけになって這い上がって最寄の集落へ救援を求めに行くことになります。
焦ったの何の、息子の手前笑って誤魔化しましたが身につけた運転テクニックと4駆の力で脱出に成功、来た道を一気に駆け上がって事なきを得ました。
ま、その件は最悪の事態にならなかったのでさておくとして、実はこの日の朝途中で前から気になっていた田圃の風景を探しまわる途中、Uターンするために道路わきのスペースに車を入れたとき、フロントのエアロスプラッシュ(?)を段差に当ててしまったんです。降りて確かめれば良かったのですが大したことはないだろうとそのまま走り続けること数キロ、信号の手前でなにやら異音。変な音を出す車がいると人事と思っていたのですが、息子曰く「この車だよ」。
交差点脇のお店の駐車場に停めて降りてびっくり。右前のが外れてぶら下がっていました。レガシィはこれが低い位置にあるので段差でこするのは日常茶飯事で私の車の場合、傷だらけで前にも外して塗装したことがありますが外れたのは初めてです。応急処置で外し、気をとりなおして予定通り山の田圃へ向かったというわけです。
帰ってからこのままではみっともないので左側のエアロスプラッシュも外して一見誰も気がつかないようにしてから修理を考えました。ヤフオクで中古を当たってみましたが適当なモノが見つからず、現物をとりあえず修理することにしました。
パーツを外してあっても黙っていればわからないかも
幸い破損の程度は軽くてブラインドリベットが飛んだのと何箇所かヒビが入っただけ。なにはともあれブラインドリベットとM6のボルト、スバル用のプラスティリベット、ホルツのスバル用ピュアホワイトの缶スプレーを準備。ボディーへの取り付けはプラスチックのピンとM6のボルトですがボルトはナット締めではなく正規にはプラスチックにナットを埋め込んだ部品ですがこれはホームセンターには無いので単純にナットで締めます。この部品はナットが腐食していて前回外すのに苦労しました。
このエアロパーツは材質がPPEで接着性が悪いらしいのでヒビは半田鏝で溶かして適当にくっつけました。あとは耐水ペーパーで平らにしてバンパー用パテを塗って仕上げてブラインドリベットでステーを止めて、塗装するだけです。
11月下旬ということで寒いので缶スプレーはお湯で温めました
塗装完了 実際は塗料がたれてペーパーで削ったり塗ったりで大変
ブラインドリベットはφ4.0なので怪力を発揮してパチッ
ガスストーブで乾燥促進
裏はこんなに適当 別に力がかかるところじゃないし
ホームセンターは便利ですねえ
今日の昼前に完了 遠くから見れば修理したってわかりません
今回一番悩んだのはエアロスプラッシュ(正式にはなんていうパーツなんでしょう)とボディーの接触部の硬質ゴムみたいなやつの処理でした。粘着材で貼ってあるのですが、剥げかかっているし欠落もあります。むずかしく考えずに浮いた箇所は瞬間接着剤で止めて塗装はマスキングテープを貼って無塗装としましたがいつか機会があれば程度のいい中古を手に入れて交換、するまでもないか。
このパーツを半田鏝で補修しながら思ったのは、車って、どうしてこんな安直な作りになったのかということ。いまどきの車は軽から高級車まで作りは同じ。まるでプラモデルじゃないですか。計器盤なんて、ラジカセどころか安物の液晶テレビの出来損ない。バンパーは蹴飛ばせば割れるか変形します。安全性を考えているのはわかりますが品物としての価値はまるでありません。そのうちプラスチック製の家なんてのが出るのかな。
それにしてもあの田圃で完全にスタックしていたらと思うとぞっとします。あの田圃の主が悪戦苦闘した轍を見たらさぞかし驚くでしょうね。